『ちむどんどん』、先日も投稿していますが、何とも不可解なシーンが多いですね。今日の気づいた点と疑問点です。
頼まれもしないのに、重子に弁当を作って持って行く暢子 重子の許可を得ずに弁当を食べる家政婦の波子 母親の喫茶店行きを知っているのに教えない和彦 母親に一言謝りもしない和彦 父親も女性軽視だった? あまゆに重子を一方的に招待する暢子 なぜフォンターナにまず招待しない? そのフォンターナの厨房が最近少しも描かれない
まず暢子。弁当を作って持って行くと言っても、相手に取ってはいい迷惑でしょう。無駄にやる気があるとしか見えませんね。第一フォンターナでは、スタッフが足りない中仕込みもしなければならないのに、なぜ弁当を作り、持って行くだけの時間があるのか不思議です。
しかも「絶対においしいと思います」て…そういう時はせめて「お口に合えば」とか「お口汚し」とかいう言葉を使うものでしょう-まあそういう言葉が使えるような人であれば、こういう強引なことはやらないと思いますが。それと波子さん、いくら奥様が食べないからと言って、黙って2人分食べるのもどうかと思います。
そして和彦ですが、喫茶店に入ってきているのだから、重子が朝外食しているのを知らないわけはないでしょう。ただそれを暢子に教えると、あの店に弁当を持って入って来て押し付けることになりそうだから、敢えて黙っていたのでしょうか。確かにああいう店でそのようなことをされると、店側も迷惑でしょう。
また和彦が重子と言い合いのようになっていますが、あのような会話も、雰囲気重視の店ならあまりやらない方がいいでしょうね。それと、母さんの子供に生まれたことを後悔しているという和彦のセリフ、あれは一言詫びるべきかと思います。
あと和彦のお父さんも、お母さんとはしっくり行っていなかったようですね。どちらにもそれぞれ問題はあったかも知れません。しかしそれをきちんと話し合ったようには見えないし、お父さんもちょっと身勝手だったかと思います。和彦は、そういうお父さんを反面教師にできているのでしょうか。また母さんと話したいと言いつつ、あまゆに来てくれと言うのはちょっと疑問です。
なぜ疑問なのか。重子は夫との確執もあって、沖縄にいい思いを抱いていないのに、沖縄料理というのはやはり気が進まないでしょう。暢子にしてみれば、みんなで美味しいものを食べようと考えているのでしょうが、それは暢子個人の考えであり、寧ろ重子は1人で外で朝食をするところから見ても、知らない人たちと群れるのを好まないタイプのようです。こういうのも、和彦が本来忠告するべきでしょう。
重子が承諾してもいないのに、なぜ暢子が意気揚々としているのか不明です。今までもそうですが、暢子はいつも相手の立場に立たず、自分の要求を飲ませることこそが「幸せ」だと思っているふしがあります。あるいはこれは、比嘉家の人すべてに言えるのかも知れません。
どなたかのツイにありましたが、なぜここでフォンターナに招待しないのでしょう。フォンターナならイタリア料理(創作イタリアン?)だし、一応は高級レストランだし、暢子が自分で作った料理を提供できるのですが。しかし最近フォンターナの厨房のシーンが出て来ませんね。本来は主人公がフォンターナで仕事に打ち込みつつ、結婚へむけて着々と準備を重ねているのを描くべきであって、弁当の押しかけ宅配?などは要らないとは思います。
それと最後の不審な音ですが、あれはやはりニーニーです。先週金曜日の予告で、料理をつまみ食いし、暢子が慌てて走り寄るシーンがありましたので。
しかし暢子、あまり料理が上手になっているようにも見えません、残念ながら。この回でも、実際に料理するシーンが殆どありません。『天皇の料理番』の佐藤健さんは、料理学校に通っていたからプロレベルのうまさで、如何にも料理人を演じるにふさわしかったですし、『きのう何食べた?』の史朗も暢子よりはよほど手際がよく、包丁の使い方も自然です。別にこの史朗はプロの料理人ではなく、同居している賢二と2人分の食事を毎日作る弁護士ですが、史朗を演じる西島秀俊さんは、このドラマを機会に料理を始めたとのこと(きのう何食べた?シロさんの簡単レシピP29)。
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