『ちむどんどん』7月18日放送の第71回と、19日放送の第72回について。週の始めは話題が多いため、大河関連投稿がなかった先週ほどではないにせよ、今回も一応火曜と金曜とに投稿したいと思います。
では今回気になった点です。
第71回
ニーニーの飛行機代を出してあげる暢子 復職を認めて貰いたがる割には石川家に出向かない良子 上司から仕事の話をされるのに(プライベートな理由で)時間をくれと言う和彦 田良島デスク「お前の煮え切らない態度と余計な優しさのせいで、大野も暢子ちゃんも傷ついた」→余計な優しさというよりは自己保身、暢子は愛ほど傷ついていないはず。ちなみに田良島デスクの言葉は最もだが、今ではあれはパワハラでしょう 出社して来てその日の内に沖縄で取材しろと言うデスクと、なぜかそこに現れる房子 「結婚は当人だけの問題じゃない」なぜ良子がそれを言う? 子供でもないのに善一に事情を聞くべく休業中の店に乗り込む兄妹、そして暢子「そんなことより」いや、色々世話になっているのだから挨拶くらいするべきでしょう 店に来るまで母親が休みなのを知らなかった比嘉家 遺骨収集の場に平気で入って行く和彦 初対面でマスコミ嫌いの相手にいきなり「お気持ちを伺いたい」と言う和彦
まあ暢子が飛行機代を出してあげるのは予想通りではあります。というかニーニー、養豚場にはちゃんと断ってから来たのでしょうか。他にも和彦の姿勢はやはりどうかと思います。気持の整理がつかないと和彦は言いますが、そうなったのは本人のせいでもありますし。そもそもこれは出張のはずですが、フォンターナのオーナーの房子に頼まれたから行ってように見えてしまいます。
あとやんばるでのシーン。良子が復職を認めて貰いたがるのなら、まず石川家に行くべきでしょうし、「結婚は当人だけの問題」であるのなら、なおさらのこと向こうのお父さんと話し合いをしてしかるべきでしょう。そもそもお盆なのに、婚家には行かなくていいのでしょうか。
それから4人で村の売店に押しかけるシーン、これもどうかと思います。まだ小学生か中学生ならこれもありでしょう。しかしニーニーも含め、皆既に大人の年齢なのに、そしてニーニーと暢子は久々に帰って来ているのに、善一にろくに挨拶もせず、暢子に至っては「そんなことより」と相手の話を遮るのは腑に落ちません。それでなくてもこの人は母優子の雇い主であり、今までも色々お世話になっているはずなのですが。あと優子が休みなのを皆が知らなかったと言うのも、ちょっと不思議です。
それからまた和彦ですが、羽田から那覇までは3時間くらいかかったのではないでしょうか。しかも空港までの時間、待ち時間などを考えれば、午前中に発ってもそう早い時間には着かないでしょう。さらに遺骨収集の場についたのはいいものの、ろくに手を合わすこともなく入って行き、しかもマスコミ嫌いの嘉手刈という人物に、単刀直入に「お話を伺いたい」もどんなものでしょうか。一応記者歴6年のはずなのですが。
あと、お盆なのに何もお供えされていないのも変な感じです。子供たちが誰一人準備をしないのでしょうか。それとも母親の優子の役目だから、帰って来るまで待つしかないのでしょうか。しかしあのお母さんは、洞窟の中の人物が即座に和彦だとわかるのですね。
第72回
今までも年に1回か2回家を空けていた優子 昔の記事を書いたのが田良島だったことを知らない和彦 どうやったら正しく伝えられるか考えてくれるかと言われて、一生かけてと言う和彦だがどうも当てにならない 嘉手刈家と比嘉家の御三味が全く同じに見える。あまゆのもそっくりだが、但し重箱が違う 仕事はどうかと訊かれて、また「そんなことより」と言う暢子。この比嘉兄妹は挨拶とかぬきにすぐ本題に、しかもひとを問い詰めるような格好になるが、それは如何なものだろうか 「うちたちはもう子供じゃないんだよ」←暢子がそれを言うだろうか 毎年同じだろうに、なぜかここでウークイを二ツ橋に説明する 房子「いろんなことが動き出した気がする」3人が辞めたのは事実
今までに優子が家を空けていたなどと言いつつ、ここまで全くそれが描かれていません。ところでその優子が帰宅した時、お帰りも言わずに、4人で母親を問い詰めるような姿勢を取っているように見えるのも気になります。
そしてここでも「そんなことより」、暢子がこれを言うと何だかいらっとします。仕事はどうかと訊かれているのだから、それにまず答えてもいいのではないでしょうか。そして「うちたちはもう子供じゃないんだよ」と言っているのですが、やっていることがどうも子供じみているように見えて仕方ありません。特に暢子は料理人としての経験を積んだ割には、高校生の頃からあまり成長しているように見えないのです。
しかしあの記事を書いたのが田良島と言うのも、何だか出来過ぎた話に見えます。嘉手刈家のシーンは流石に重みがありましたが、和彦が「一生かけて」と言うのは、正直言ってあまり当てにできません。と言うか、愛とのことがなければもう少し本気にできたとは思いますが。ただ座布団に勝手に座らなかったのだけは評価しておきます。
それと御三味ですが、同じ物を使い回しているように見えてしまいます。
それから房子がウークイについて説明していますが、二ツ橋は何年もいるのだから知っているのではないでしょうか。あと「臨時休業」の張り紙がありますが、既にいつがウークイかわかっていたわけですから、何も「臨時」ではなく、この日は休業と予め知らせておけばいいのでは。
その房子が、暢子が来てからいろんなことが動き出したと言っていますが、暢子が来て起こったことと言えば、矢作たちが辞職したことくらいでしょうか。あと何かのクレームがあったかと思います。
そして真夏にも関わらず、嘉手刈家の扇風機が動かないのが気になります。それとやんばるは、自然が多い場所のはずですが、ハブなどは出てこないのかどうか気になります。
また暢子の帰省ですが、当初緊急の電話が来て、母親が再婚すると聞いてすぐ帰ると言っていたようですが、これではお盆で帰省するかのような設定になっており、その辺もどこかはっきりしませんね。ウークイもすぐだし急いで帰るとか、そういうセリフは入れられなかったものでしょうか。
参考までに、沖縄のお盆関係のサイトです。URLだけ置いておきます。
https://www.surairu-okinawa.com/kyuubon
(〈 2022年(令和4年)〉 沖縄の『旧盆』はいつ?)
スポンサーサイト