まず先日分の投稿、ちょっとわかりづらいと思われる箇所を直しています。
『鎌倉殿の13人』がお休みということもあり、久々に録画していた『麒麟がくる』の未視聴分を観てみました。しかしやはり、実際に視聴した分と大差はありませんでした。この大河、明智光秀が主人公のため、信長に仕えるよりも前から描かれていて、その意味では期待していたのですが、やはり
衣装の色遣い
和歌や漢籍がやけに出て来る
駒がいつもどこかのシーンに登場する
こういう点に加え、演出や殺陣、ストーリーの展開なども今一つ馴染めませんでした。
あと片岡鶴太郎さんの摂津晴門を見ると、やはり『ちむどんどん』の平良三郎がダブりますし、滝藤賢一さんの足利義昭に、今年の『鎌倉殿の13人』の、大泉洋さん演じる源頼朝が重なってしまいます-ちょっと雰囲気が似ていますので。
『麒麟がくる』に関しては、また機会があったら書きたいと思います。
ところで『ちむどんどん』と言えば、いくら話題の多い月曜日とはいえ、今回も疑問に思う点、これは如何かと思う点がいくつかありました。
晴海が保育園に行くようになり、歌子がまた病気をするようになる 沖縄角力大会のポスターを見て、和彦が、智が過去に優勝したと言い出す。しかし角力で優勝したのであれば、今まで1度くらいはあまゆで話題になるのではないだろうか フォンターナで、年に1度のお客の来店と、必ず出す料理のことを誰も暢子に伝えていないため、暢子が別の料理を作っている。また暢子も、毎年来ている客であるはずなのに、全然知らない様子である お客がそこそこ入っているのに、また料理人が3人も辞めたのに、フォンターナの厨房があまり忙しそうでなく、二ツ橋は暢子と立ち話をしている 暢子が作っているケーキが、どう見ても素人、それもお菓子作りの初心者レベル 年に1度のお客、西郷家の父と娘が食事をするのはいいが、ケーキを持って来た時点で父親が娘に再婚話を持ち出す。娘は受け入れられずに店を出て行き、父親が後を追いかける 暢子がそのことを、あまゆで和彦、愛、そして智に話す 和彦と愛が結婚式場の下見に行くと言うが、愛の父親が既に予約していたのではないだろうか
特にフォンターナのシーンですが、なぜ年に1度のお客のことを、ストーブ前を任されている暢子に言わないのかが不思議です。そして暢子も、毎年来ているお客ならいくらか知っているはずなのに、たまたまその日が休みとかでずっといなかったのでしょうか。
このためせっかく作っていた料理が、無駄になってしまったと思われます。他の作品をそう観ているわけではありませんが、この朝ドラはやけに食材を無駄にするシーンが多いような気がします。そう言えば脚本担当の羽原氏、『マッサン』の脚本も手掛けていたようですが、この両者はあまりにも違いすぎますね。
それとあのケーキ、高級レストランのケーキにしては、はっきり言って安っぽいですし、このレストランの料理も、正直今一つな感があります。あれなら『きのう何食べた?』で、史朗が作る夕食の方がおいしそうです。
そして父と娘が、再婚を巡って対立するシーンですが、娘のめぐみはぱっと見中学生くらいですから、まだ再婚をすんなり受け入れられる年齢ではないでしょう。大学生くらいになればまた別ですが。
しかしこのお父さんも、わざわざ誕生日を祝っているレストランで、このような話題を切り出さなくてもいいでしょう。家で、機会を見て話せば済むことではないのでしょうか。それとこういうお客のプライベートなことを、あまゆで喋ってしまう暢子も、ちょっとどうかとは思います。
ところでこのめぐみを演じている新井美羽さん、『おんな城主 直虎』で少女時代のおとわ/次郎法師を演じていましたね。
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