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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『鎌倉殿の13人』第25回「天が望んだ男」あらすじと感想-1

第25回前半部分です。

眠っていた頼朝は読経の声で目を覚ます。声の方向に向かって行った先には、誰かの遺体が安置されており、経を上げている全也や政子、義時といった身内の人々がそこにいた。頼朝は遺体を覆っていた布団を剥ぐが、そこにあったのは自分の遺体だったのである。しかしそれは夢であり、うなされる頼朝に政子が心配そうに声をかける。

建久9(1198)年12月27日。頼朝は毎晩のように同じ夢を見ると全成に打ち明け、まだ死にたくない、どうすればよいと尋ねる。全成は、陰陽五行による相性のよくない色、頼朝の場合は平家の赤を遠ざけるように言う。他には久方ぶりの者が尋ねてくるのは凶兆、恨みを持つ者の縁者には気を付けること、昔を振り返ること、人に先を託すこともよくない、仏事神事は欠かさぬこと、赤子を抱くと命を吸い取られるなどと並べ上げるが、頼朝は尚も不吉とされることを尋ねたがった。

実はこれらのことは、口から出まかせだったのである。実衣は驚くが、何か言わないと頼朝は引き下がらないことを全成は知っていた。赤はよくないため、実衣も着物を着替えることになる。そして義時は相模川の供養に行く予定だったが、御所に立ち寄るため、泰時に先に行くように命じる。

義時の身嗜みを整える比奈に頼時(後の泰時)は、義母(はは)上はすっかり北条の人ですねと話しかけるが、義母上でなく姫と呼んでくれと比奈は言い、それが自分でもおかしいようで泰時共々笑う。しかし頼朝は供養に乗り気ではなかった。元々これは、義時の妹で稲毛重成の妻あきの追善供養のため、相模川に橋を架けたものだった。しかし全成の言葉を思い出した頼朝は、仏事をおろそかにするべきではないと思い直す。

頼朝が何かを気にしていると思った義時は、そのことについて尋ねる。頼朝は北条は信じてよいのかと尋ね、曾我兄弟の件は時政も関与していたと言うが、義時はそれについては説明済みだった。頼朝は誰も信じられなくなっており、範頼のことも比企が焚きつけていたという噂を聞いたと言い出す。そこへ盛長が、千葉常胤と土肥実平が目通りを願っていると言うが、またも全成の言葉を思い出した頼朝は2人を返そうとする。そして比企能員は、頼家に長子一幡が生まれたことを受け、次の鎌倉殿は頼家、次は一幡であると頼朝の側近たちに念を押す。

ところが三善康信が、政は唐(から)の尭瞬のように、徳の高い人物が行ってこそ、その都度十分に吟味を重ねたうえで気寝た方がいいと言い出したため、能員を怒らせてしまう。康信は慌てて、鎌倉殿はまだまだお元気だから時間をかけてと言うが、能員はお元気なうちに決めておいた方がいいと不満げだった。そこへ頼朝が入って来て何の話かと尋ね、鎌倉殿を先々どなたが継いでいかれるかと康信が答えたため、わしに早くあの世へ行けと申すかと頼朝は不機嫌になる。能員が、確かに今決めることではござらんぞ、かようなことは十分に吟味を重ねるべきと言ったため康信は戸惑う。

時政は御所にも行かず、家で双六に興じていた。呼ばれていないというのがその理由だtが、比企に警戒心を燃やすりくは、このままでは比企一族に鎌倉が乗っ取られると言う。それでも時政は鎌倉殿は北条の婿、急に亡くなりでもしない限り北条は安泰じゃと平然としていた。りくはそれがもどかしかった。

時連が伊豆から届いたと、この季節にしては珍しく、駕籠何杯分ものほおずきを持って現れる。政子は頼朝の部屋が暗いから、飾ってくれと頼む。その頼朝は廊下を歩いていて、実平と常胤が控えているのに出くわす。先日の裁きで我らの訴えを認めてくれたお礼にと、ひどく嬉しそうだったが、頼朝はこの2人を避けたかった。さらに部屋に戻って来ると、時連が御台所から言いつかったと、部屋中をほおずきで飾り立てていたが、赤はいかんと頼朝は外させようとする。その時鈴(りん)の音が聞こえるが、頼朝の空耳のようだった。

そこへ若君がお見えですと盛長がやって来る。頼朝は追い返せと言うが、頼家であることがわかったため会おうとする。義時はそんな頼朝の言動が気になっていた。しかし頼家は一幡を連れて来ており、乳母の道が誇らしげに一幡の話をしていた。そして一幡の母、せつが抱いていた赤ん坊を頼朝に抱かせようとし、頼朝はまたも全成の言葉を思い出してあわてふためく。一方義時と時連は、ほおずきを片付けていた。そこへりくに追い出されたと言って時政がやってくる。

比企のやつうまくやりやがったと時政は言うが、義時は頼朝が比企を警戒していることを父に知らせ、時連は、蒲殿の件に比企が絡んでいるのは本当か、皆そう言っていると尋ねてくる。あくまでも噂だと義時は言うが、時政は自分がその噂を流したとばらしてしまう。そのようないきさつもあり、頼朝は比企の出身であるせつを、息子の正式な妻と認めたがらなかった。しかしそこへ頼家が現れ、義時を呼び出す。

実は頼家はせつではなく、つつじという別の女性を妻に迎えたがっていた。義時はそれを聞きながら、その場に三浦義村がいることに驚く。このつつじは、三河武士の賀茂重長の娘であり、重長が戦死した後は三浦に預けられていた。実際義村が間を取り持っており、つつじの母は、頼朝に取っては叔父にあたる源為朝の娘だった。

能員夫妻やせつにせがまれて、不承不承赤子の一幡を抱く頼朝は、やはりその場にいた比企尼が、身じろぎもせず座っているのを目にする。頼朝が先日の無礼を謝り、まだ怒っているかを尋ねるも全くの無表情であるため、頼朝はこう問いかける。
「何です。その、まるで永遠(とわ)のお別れのようなお顔は」
それでも尼は無表情で、何も話そうとしなかった。頼朝は仕事に戻り、その後能員が声をかけて、尼は我に返ったように眠っていたと言う。

最近はどこででも眠ってしまうと言われた尼は、佐殿はどこにと尋ね、行ってしまったと聞かされて、話したかったのにと悔やむ。そして頼朝は義時に呼ばれ、つつじのことを知らされる。もっと早く言えと頼朝は頼家を叱り、夫婦の契りを交わしていることもわかる。盛長は比企が黙っていないと言うが、頼朝はつつじが為朝の孫であるかどうかを調べさせ、それが事実なら好都合であると言う。そのつつじを正室、比企のせつを側目にするつもりだったのである。源氏の血筋の前には、比企も文句は言えないはずであり、頼朝は頼家に言う。
「女子好きは我が嫡男の証しだ。頼もしいぞ」

この追善供養では、やはり時政の婿である畠山重忠も場を仕切っていた。その重忠に頼時が、御家人の中で一番は誰なのだろうと話しかけてくる。腕っぷしの強さでは和田義盛、知恵が回るのは梶原景時、人と人を繋ぐのは自分の父親(つまり義時)だとしながらも、すべてを兼ね備えているのは畠山殿だと思うと頼時。しかし重忠は、くだらないことを考えるのはやめるようにと諭し、そこへ北条家の人々がやって来る。

比奈は義母上もとりくを呼ぶが、比企嫌いのりくはそれが気に入らなかった。時連はりくを窘め、政子は、比奈は北条と比企を結ぶ懸け橋であると言う。しかし時政が、比奈をうっかり八重と呼んでしまったことから、その場に気まずい空気が流れるが、比奈は雛遊びの雛のようにかわいい比奈であると言い、その空気をかき消す。

頼朝は御所を景時に任せ、何かあったら頼家を頼むと言う。そして自分は縁起を担ぎ、直接相模川へは行かず、方違えをして北へ行こうとする。北に立ち寄るべき場所があるかと尋ねられ、景時は六国見山の手前に、和田義盛の別邸があると答える。実は義盛は、その家に巴を住まわせていた。


頼朝の死へのカウントダウンが始まっています。しかしその割にコミカルなのが、三谷さんらしいと言うべきでしょうか。まず夢の話を聞かされた全成が、あれもいけないこれもダメとかなりいい加減なことを言い、頼朝はそれを信じ込んでしまって、日常の業務や私生活にも支障が出かねない有様となります。義時は、そんな頼朝を訝しく思います。

そもそも頼朝がこうなったのは、ここのところ自分や身内に降りかかる災厄がもとでした。しかも範頼の件では比企が絡んでいたと言われ、頼家の乳母で、その長子である一幡をも我がものにしたい比企一族を、疎ましく思うようになります。まして全成から、赤子を抱くと命を吸い取られるなどと言われているのですから、尚更です。そして、先日の非礼の詫びもあり、この時一番話をしたかったはずの比企尼は眠ってしまっており、話の機会は巡って来ないままでした。

しかも比企が範頼を焚き付けたという噂を流したは時政で、息子たちの前でしれっとそのことを口にします。これこそ、比企を不利にする最上の策だったのですが、りくには黙っていたのですね。その時政も、曾我兄弟の件では関与してやしないかと言われたりもしたのですが、そこは義時がもみ消してくれましたし。

もうしばらく時政と能員のバトルは続くわけですが、ここに来て頼家の比企離れが進みつつあります。正室候補は源氏の血を引く女性とのことですが、この2人の間を取り持ったのが三浦義村というのが、当のつつじなる女性を預かっていたせいもあるにせよ、この人らしい抜け目のなさです。

比企が焚き付けた件で、もう1人関係者がいます。三善康信です。この人は範頼の時も頼りなかったのですが、今回もまだ鎌倉殿はお元気だから、次の後継者は時間をかけてと言ったところで、なぜか尭瞬(古代中国の伝説上の王)のような人物などと、いささか場違いなことを述べてしまいます。しかも頼朝の前では発言を撤回せざるを得ず、あまつさえ自分が発言した「時間をかけて吟味」を、逆に能員に言われてしまい、立つ瀬がありません。

そして頼時。御家人の中で誰が一番などと重忠に言い出す辺り、まだ若いと言ったところでしょうか。そしてこの供養の場で時政が、比奈をうっかりしてなのか意図的なのか、八重と呼んでしまい、しかもりくに至っては、比企の者とは顔も合わせたくないようです。この辺りも、今後の北条と比企の争いの伏線となっているように見えます。

頼朝。己が身を案ずるあまり何かに囚われているように見えますが、ともかくこの人は、自分を襲う災厄から逃れたいと必死なようです。方違えなどもその一例ですが、これはある意味都風の習慣ともいえます。しかし方違えをした方向にあるのが和田義盛の館であり、そこに巴がいるとなっては、ここでまた何か起こりそうです。

飲み物-黄金色のビール
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[ 2022/06/27 01:45 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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