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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 52

『武将ジャパン』大河コラムへの疑問点です。

鎌倉殿の13人感想あらすじレビュー第22回「義時の生きる道」 - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)

1.亀騒動のとき怒って伊豆に引っ込んだのは時政でした。今度は義時が引っ込んでしまい、それを頼朝自ら引っ張り出しに来ています。
重要性が上がったのか、それとも義弟への愛ゆえか。

2.この流れは実に日本史らしい、独自で特有な会話です。
どのあたりが?というと、主に以下のような部分。
(注・中国の諸王朝には易姓革命があり、外戚排除があるという記述。長くなるのでここでは省略)

3.兼実は有能で、策略もあり、そして人間らしいと思える。
麻呂眉に白塗りで高笑いをする。そんな『柳生一族の陰謀』に出てきた烏丸少将文麿のようなテンプレ公家描写ではありません。

4.ちょっと違和感があるのは、大江広元もその場にいたことでしょう。義盛に「田舎者と飲んで楽しいのか」と聞かれると、珍しく心底嬉しそうに語り始めます。頭の固い都の連中を見限って鎌倉に来た。それがこうしてリベンジを果たすように上洛できた。坂東の勇者のおかげだとホクホク顔です。
広元は学業が優秀でしたが、身分が悲しいことに低かった。

5.そして義盛は、小四郎の再婚相手を勝手に探しているときた。なんなんだよ……。
いや、それよりツッコミたいのは義村のこのセリフでしょう。
「女子を失った深い穴を埋めるのは、女子しかない」
おいおーい。川に入って鶴丸だけ助けて、八重を忘れて一息ついていた義村。
考えようによっては、義村の迂闊さが八重の死に繋がったと言える。この人は用意周到なようで雑なところもありますから。

1、亀騒動の時と八重の死ではそもそもの意味が違いますね。あの時は時政が御家人との橋渡し役をしていたのにいなくなり、頼朝も困ったわけですが、今回はその必然性があまりない。結局法皇との会話にあるように、大軍を引き連れて行くという目的で、義時にも白羽の矢が立ったと思われます。
あと「重要性が上がった」とありますが、重要性なら「増した」ではないでしょうか。

2、法皇と頼朝の会話ですが、この会話そのものに秘められた双方の駆け引きについて、特に「武士どもはおとなしくさせなければならない」と言う頼朝の言葉について、もう少し言及してほしいものです。それから朝廷が与える誉れと、大姫の入内はセットになっているはずなのですが、それには触れず、中国諸王朝との違いばかり書かれているのはどうかと。結局中国関連のことを書きたかったのでしょうか。

3、「麻呂眉に白塗りで高笑い」は、後世の武士が主力になった時代の、無力だがプライドは高い公家のステレオタイプでしょう。この時代まだそういうものはないはずです。ただし『平清盛』で、お歯黒をつけた、如何にもなお公家さんはいたかと思います。

4、確かに下級貴族である広元は、鎌倉に来て本領発揮をしていますが、坂東武者への挨拶は、あらすじと感想でも書いたように、広元なりの処世術であるかと思われます。

5、義盛はああいう性格で、しかも酒が入っていること、八重がいなくなって義時が浮かぬ表情でいることなどから、義時にいい女がいないかとなるのも無理からぬことです。そして三浦義村。このことは小檜山氏のツイートにもありましたが
「おいおーい。川に入って鶴丸だけ助けて、八重を忘れて一息ついていた義村」
ここのシーン、まず鶴丸を連れて岸に戻り、様子を見ていたところで(当然八重も後から来ていると思っていた)、金剛が母を呼ぶ声に気づき、振り向いたら八重がいなくなっていたわけです。義村が意図的に殺したわけでもなく、事故であったとしか考えようがないのですが。
(尚この『女子を失った深い穴』のセリフ、やはり『きのう何食べた?』を思い出します。第14巻で、タブチくんと彼女が、パウンド型でフィナンシェを作る回の冒頭に登場します)

6.確かに、御家人って危ういですよね。不満があるからって、すぐに謀反だの何だの、そんなに目立つ不穏な動きは控えればいいのに。
「鎌倉殿に不満がある会」には三浦義澄、千葉常胤、土肥実平、岡崎義実……という上の世代が集まっていました。
上洛は金がかかるし、メリットもわからん!

7.下の世代は上洛のメリットを理解していて頼朝の飲み会不在を愚痴っているけれども、上の世代はそうでもない。その辺、頼朝がきっちり説明すべきでしょう。

8.このドラマは時代考証がシッカリと練り込まれていますが、創作ですので表現上の強調はあります。
上の世代が、史実よりも教養が低く、荒っぽくされているのもその一例。
実際には、ここまで上洛が理解できていなかったとは言い切れません。ドラマはあくまでドラマです。

9.特に本作は【東と西】あるいは【武家と朝廷】という対立の構図が強調されます。
序盤における北条宗時の台詞や、オープニングで武士と天皇(朝廷)が対峙するようなイメージからも見て取れますね。
華夷変態――朝廷と武家の力が入れ替わる――そんなテーマが根底にあると思えます。

10.赤ん坊を抱く阿野全成。隣には妻の実衣(阿波局)が居て、兄の義時がまだ引きずっていると話しています。義時は育児に追われて大変。

6、ここで法皇との会話の中での頼朝の
「武士どもは別、あの者どもをおとなしくさせねばなりませぬ」
という言葉が生きて来るのではないでしょうか。特に年配の世代は、昔の平家支配の頃は坂東の豪族であったことから、こういう都との付き合いその他に馴染めず、頼朝との関係に齟齬が生じているかと思われます。

7、「下の世代は上洛のメリットを理解していて頼朝の飲み会不在を愚痴っているけれども、上の世代はそうでもない」
ただこの上の世代は、それを受け入れるには年を取り過ぎた感もありますね。

8、「このドラマは時代考証がシッカリと練り込まれていますが」
どこにどのように練り込まれているのか、それをまず具体的に書いてほしいです。
「創作ですので表現上の強調はあります」
「ドラマはあくまでドラマです」
何だか武者さん、はじめの頃は坂東武者は荒っぽくて野蛮などと書いていたと思いますが、ここに来て多少変わって来たように思います。そして上の世代が教養が低く荒っぽいという点、上の方で書いていますが、彼らは若い時に坂東の一武者として過ごし、幕府というシステムに組み込まれにくい、あるいは組み込まれるには年齢を重ね過ぎてもいるとは思われますが、そういう点をいくらか誇張している感はあります。

9、これ、OPの最後の部分だけを見て判断していないでしょうか。
このタイトルバックに関しては、ニッコームックのガイドブック後編、40ページから41ページにかけて、制作担当の高野善政氏による「タイトルバックの世界観」という解説記事がありますが、それによると承久の乱だけでなく、13人の合議衆や壇ノ浦の戦い、鎌倉の街並み、蹴鞠なども盛り込まれているわけで、実際に見てみると確かにそうなっています。ですから単に朝廷と武家との対立だけがテーマではないし、蹴鞠には公家だけでなく、頼家や実朝も参加しているという設定です。
ちなみに壇ノ浦のイルカや八艘飛び、義時を救ったとされる白い犬も隠しアイテムとして登場します。

10、京から戻って来ているというのを明記してほしいなと思います。実衣のセリフに
「京から戻っても、結局御所には行かずじまいですって」
とあります。義時は京で畠山重忠から、年配の御家人たちが頼朝をよく思っていないというのを聞かされ、あるいはそれも浮かない表情の一因となっているのではないでしょうか。無論実衣はそれを知らないから、兄上はやはり八重のことが忘れられないと言い、全成も、忙しくすることで気を紛らわせていると考えているようですが。

11.五郎の田邊和也さん、十郎の田中俊介さん。
どちらも精悍で、声もしっかりしていて、古いタイプの坂東武者感があります。これからが生きづらくなる性質に思えるのです。

12.ここで忠常がやっぱり無理だと脱落してゆきました。金剛は餅をつまむなと叱られつつ、食べています。

11、ここは逆ですね、十郎が田邊さんで、五郎が田中さんです。公式サイトにアップされているのですから、チェックしてほしいです。

12、このシーン、金剛は餅を食べていません。つまむな、持って行って食べなさいと義時に叱られた後、持って行ったかも知れませんが、食べるシーンは出て来ません。寧ろ食べているのは義時と政子ですね。

飲み物-レッドビール2

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[ 2022/06/08 01:30 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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