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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 50

『武将ジャパン』大河コラム、後半部分での疑問点です。

鎌倉殿の13人感想あらすじレビュー第21回「仏の眼差し」 - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)
https://bushoojapan.com/taiga/kamakura13/2022/05/30/168582


1.和やかな雰囲気の中で、時政に向かって「八重が渡したいものがある」と義時が告げます。
子供たちと編んだ草履です。

2.というのも時連は、りくから生まれてきた男児の異母兄にあたります。それでも母の身分が低いから、北条の跡取りになれません。

3.そんな時連が大姫に頼まれて手にしているものはイワシの頭でした。

4.矛先がぶつけられたのは畠山重忠でした。

5.なんでも最近は比企が目立っているし、梶原景時が奥州合戦では兵を任されるし、どういうことか?と。万寿を擁する比企への対抗意識が見て取れます。梶原景時も万寿側とされているようです。

1.和やかな雰囲気と言うよりは、兄弟姉妹たちの挨拶が一通り済んで、タイミング的にもいいと思ったからではないでしょうか。あと義時は「八重が渡したいものがある」と言ったのではなく、「八重が自分で編んだのです」と言っていますね。

ところで「金剛草履」というものがあります。実はこの草履が安価で売られたことから、「二束三文」の語源となっています。

2.「りくから生まれてきた男児」とありますが、「時政とりくの長男(後の北条政範)」とでも書いてほしいですね。この人は時連のみならず、義時よりも上に見られていたと言われています。無論これはどの家でもそう違いはありませんでした。

3.時連はイワシの頭でなく、イワシそのものを何匹かザルに盛ったのを大姫に渡しています。その頭を大姫が取っていたわけですね。

ちなみにこのコラムの後の方で、【神道】なる見出しがあり、土肥実平の土を掘り返すなというセリフや、畠山重忠の神罰関連の記述があって、さらにその後で「大姫のイワシの頭もこの類でしょう」とあります。ただ節分の際に、ヒイラギの枝にイワシの頭を飾る習慣に言及されていません。イワシ=魔除けといえば、これをまず書いてほしいですね。

それから皆が一堂に会している場所で、大姫が呪文を書いてあげますと言って文机に向かうシーンがありますが、ここの箇所がほぼ無視されています。マイペースであると書かれているにはいますが、彼女がこれを書き上げたことで、政子と八重の会話が一旦途切れるわけですし、「レビュー」ならもうその点も詳しく書いて貰いたいです。

4.些細なことかとは思いますが、矛先は「向ける」ものでしょう。「怒り」または「怒りの矛先」をぶつけるという表現はあるかと思います。

5.ここの部分ですが、録画を観ても梶原景時の名前は登場しません。というか景時は関係ないかと思います。りくがここで言いたいのは、比企能員が奥州合戦で兵を率いた上に、万寿の乳母でもあり、さらに蒲冠者の妻も比企の出身でもあるため、源氏とのつながりが深くなっている、北条もうかうかしていられないといったことでしょう。


6.義高の死により、大姫が鬱状態になったとは史実でも指摘されるところです。それが劇中でこのような方向に向かうとは……妙に生々しい壊れ方を感じます。

7.ここで、当時の伊豆について想像してみますと、当時の遺跡として竪穴式住居も見つかる状態です。当時の日本全国が『枕草子』や『源氏物語』のように綺羅びやかな生活を送っていたわけがない。国語の授業で古典を習い、歴史の時間でも京都周辺を習うからわかりにくいですが、関東地方ともなれば素朴です。
そういう地域に寺社ができる――なんだか凄いことだ……と現地の人は驚いたことでしょう。

8.展示会で見る仏像は確かに素晴らしいですが、果たして観賞として正しいのか。
照明を落としてあるとはいえ、実際に寺の中で置かれている状況とは違うのではないか。
そんな仏像と向き合う姿勢を考えさせられる場面です。

9.「千鶴!」
思わずそう叫んでしまう八重。川に流され命を落とした一人目の我が子を思い出してしまいます。

10.日本ではかなり甘いですが、仏教徒は飲酒もよろしくありません。
タイの仏教研究者に「ビールでも飲みながら仏の教えを語ろうか」と語りかけ、怪訝な顔をされたという日本人の先生もいたなんて話もありますね。
酒に強いと義時が感心していると、彼は飲んでいませんでした。御仏の前だからですって。うん、それが正しい。

6.この回のシーンでは、鬱というよりは躁状態であるように思えます。何らかの精神疾患であり、義高を殺されたトラウマが引き金になっているのは確かでしょう。ただ何度も書きますが、そこまで義高を慕っていたことを裏付けるシーンがあまり出てこなかったのが残念です。

7.元々これは奥州合戦の勝利祈願のために、時政が建てたものです。実質北条氏の氏寺とされたようですが、その後義時、泰時によって伽藍が拡張され、大寺院となって行きました。しかし、なぜそういった記述がなされないのでしょうね。

8.どのような展示会であるかは不明ですが、全く寺院の中で見るのと同じとはならないでしょう。そういう場所でないとなかなか見られないこともあるでしょうし。なお照明を落とすのは、仏像そのものに与えるダメージが大きくならないためでもあります。

9.ここは「川に流されて命を落とした」と言うよりは、「善児に殺されて川に沈められた」のではないでしょうか。そして先日の投稿で触れていますが、八重が鶴丸に千鶴丸をダブらせたとはっきりわかるのが、正にこのシーンでした。無論冒頭で鶴丸が名乗った時、千鶴丸のことが頭をよぎったかのような演出になってはいましたが。

10.タイは上座部仏教で戒律も厳しく、日本のように寺院に入らずに(在家で)僧になれるわけではありません。その意味で両者には大きな違いがあるでしょう。尚日本の仏教が飲酒に対して寛容なのは、神仏習合の影響という見方もあるようです。


11.注目したいのは、義村と実衣の反応ですね。
希望を断ち切るように現実的なことをいい、真っ先にその後のフォローを考え始める。
冷酷にも思える現実主義をどう隠せるかがポイント。義村はある程度できています。二人は思考回路が似ていて、もしかしたら伊東祐親あたりからの遺伝の影響かもしれません。

12.八重は巧みな造形をした人物で、偏見を露わにする役割を果たします。
三谷さんの描く女性キャラクターでも、技巧の極みを凝らされていて、ものすごいことだと思えるのです。
八重はジェンダー規範を破っている。
女は男を忘れられず、死を選んででも愛を貫く――そんなものは伝説だとキッパリと言い切り、頼朝を拒みました。

11.ここのシーン、義村は確かに現実的かつ冷静ですが、実衣は頼朝批判にとどまっているように取れます。それと
「冷酷にも思える現実主義をどう隠せるかがポイント」
とありますが、義村も足立遠元に対しては本音を述べていると思いますが。

12.八重を評価しているとは思いますが
「八重は巧みな造形をした人物で、偏見を露わにする役割を果たします」
「技巧の極みを凝らされていて、ものすごいことだと思えるのです」
とは、具体的にどういうことでしょうか。何だかこなれていない翻訳文のように見えます。
「八重のキャラは綿密に設定されていて、従来の女性観を破っている。これはすばらしい」
とでも言いたいのでしょうか。でもすぐジェンダー論に持って行くのもどうかと思いますね。

あと「死を選んででも愛を貫く」は、『平清盛』の八重だったかと思いますが、それぞれの作品でそれぞれの八重の描き方はあるでしょう。無論それをどう思うかはその人次第ですが、レビューであるのなら、もう少し書き方を考えてほしいです。

それと「頼朝を拒みました」とありますが、頼朝は彼女をからかっているものの、この時は既に手出しをしているわけでもありません。第一この大河で「女は男を忘れられず、死を選んででも愛を貫く」を身をもって示した人はいませんね。それともこの八重は『平清盛』を観て、自分はああではないとでも言ったのでしょうか。

あとはまた日を改めて。

飲み物-冷えたビール2杯
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[ 2022/06/02 01:00 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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