fc2ブログ

ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  大河ドラマ  >  鎌倉殿の13人 >  『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 38

『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 38

『武将ジャパン』大河コラムで疑問に思った点について。まず前半部分です。

鎌倉殿の13人感想あらすじレビュー第16回「伝説の幕開け」 - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)
1.あけっぴろげな室内がいかにも寒そうで、この子が冬の生まれだとも示している。

2.頼朝を頂点とする殺伐とした世界……と、ここで確認したいことがあります。頼朝嫌い! ムカつく! 腹立つ!そんなネットの声を集めた記事が盛り上がっていました。しかし(中略)番宣資料で本作のコンセプトを再確認したところ、主人公の北条義時について(中略)「源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男 二代執権・北条義時」(中略)我々も、がんばってこの謀略まみれの世界を呑み込んで参りましょう。

3.(りくは)御家人の面倒を見る暇があるなら、京都で平家のように大きな力を持つ方策を考えるようにと答えます。それにはともかく子を作ること。男なら後継ぎ。女なら公家相手に政略結婚。平家はそうして力をつけました。(中略)
りく自身も北条の後継を産むため頑張ると笑顔になります。(中略)この場面だけでも本作は腹が据わっていると思えます。

4.この発言は「女は産む機械」と同様。まさしく子どもを産むことだけに価値があるとした、一歩間違えれば炎上ものの発言です。しかし、それは言葉尻を捉えて妙な解釈をするからそうなる。こういう考え方がたとえ当時は当然だとしても、どれだけ女性を苦しめたか描けばよい。

5.それに、この会話に参加している女性全員が、そう単純ではない結末を迎えます。子を産んでも簡単に死ぬ仕組みならば、意味がないということでもあるのです。この場面は政子とりくの違いがハッキリと見え、結果的に平家システムは失敗し、北条システムが成功します。りくは古く、政子は一歩先を行くビジョンがあったとわかるのです。

まず1です。あけっぴろげも何も、この当時の館はそういう作りなのですが。

そして2、頼朝嫌い云々は第15回の、上総広常謀殺に対する反応と思われます。確かにこれはあくどいとも思われますが、そのことと、義時が頼朝の背中を追いながら成長するのとはまた違うのではないでしょうか。

3、恐らく嫌いな大河であれば、女性蔑視だ何だのと、武者さん自らが炎上させたのではないか、そう思えてしまいます。

4、これも3と同様です。「しかし、それは言葉尻を捉えて妙な解釈をするからそうなる」とは、具体的にどのようなことでしょうか。その後の「どれだけ女性を苦しめたか描けばよい」もそうですが、本来武者さん的にこういうシーンは受け入れられないにも関わらず、一応好きな(評価している)大河ということで、何か無理している感があります。

5、「結果的に平家システムは失敗し、北条システムが成功します」、これも具体的に何を言いたいのでしょう。実は北条家はかなり多くの子孫を残しており、後に足利尊氏の正室となる赤橋登子も、義時の三男である重時の子孫に当たります。

6.それでも義経は無反省で、あちらが挑発したと答えれば、範頼も「鎌倉殿には私が命じたことにする」とフォローしている。そして景時がやんわりと嗜める。
義経:暴走する
範頼:暴走する奴をかばう
景時:庇うことを嗜める
三者三様の性格が浮かんできますね。
こんなとき、兄の義円ならこう言えたでしょう。
将、外にあっては、君命も奉ぜざるあり――。
『孫子』の引用で「前線の将軍は君命であっても受け入れられないことはある」という意味ですね。
利発な義円ならそうしてことをスムーズに運べたはず。

7.こういう人物には、何らかの戦略を駆使する暇つぶしがあればよいのです。
現代ならばスポーツ、あるいはテレビゲームやスマホでも。せいせいガチャに金をぶち込むくらいで済んだかもしれないのに、乱世に生まれたからこそ義経は“伝説”となります。
今週の義経を「バーサーカー」と呼ぶトレンドや記事も見かけますが、わざわざ北欧神話由来の単語を持って来なくてもよいのではありませんか。そもそも狂戦士とは、和田義盛のように矢に向かって馬を走らせるような武士でしょう。義経はもっと精密です。(中略)東洋の言葉で表すなら、奸雄とか梟雄、はたまた豺狼(さいろう)でもよろしいかと存じます。

8.一方、義経サイドでは、軍議が開かれ、京を攻めるなら勢多と宇治だと言い切ります。作戦は無事に進むようでいて、義盛が景時の指示を聞きたがらずに止まってしまう。(中略)
それを諌める義時は、今週も苦労が尽きません。景時は、あくまで頼朝の命令で上総広常を斬ったことを再確認。恨むのならば鎌倉殿を恨むのが筋! と叫ぶのですが、ここで景時が止めに入ります。(中略)
そして和田義盛に斬首を命じます。この義経の人選センスもいいですね。この場にいる中で、何の疑問やわだかまりもなく出来るのは義盛ぐらいのものでしょう。邪悪という意味ではなく単純ですので。

9.畠山重忠が「あれほど生き生きとした九郎殿は初めて見ます」と少し驚いていると、土肥実平も「引き絞られた矢だ」と返す。
しかし、この場面のこの策、『麒麟がくる』ならば通じないでしょう。
使者殺害は最悪の行為で、こじれにこじれるため、戦場では絶対的な禁忌です。戦国時代になると、家中の掟で禁じられたことも多い。ところが鎌倉時代は徹底されていません。

10.そんな昔のコト……と思うかもしれませんが、モンゴル出身の大相撲力士たちは、しばしば神奈川県藤沢市にある常立寺(じょうりゅうじ)を訪れます。ここに「元使五人塚」があるのです。これまた、後世であれば起こりにくい事態といえます。(中略)
しかし橋を外すことは、義経には予想済みでした。その上で畠山重忠に先手を率いて川を渡れと命じます。敵の矢に狙われ、格好の的になると躊躇する重忠。彼は自軍の損耗を嫌う言動が多く、兵を愛する将ですね。
義経は次のもう一手を明かします。強者を二人選び、川岸で先陣争いをさせる。そこに敵の目が注がれている隙に、畠山が川を渡るのだ。先陣争いも兵を乱す原因であり、戦国時代では禁止している家もあるほどでした。

11.「義だのなんだの……手前勝手は平家と変わらんわ」
そう吐き捨てる後白河法皇。
本作は、義を理解しない人間が、どれだけ浅ましく醜いのかを描いてくる。主人公周辺がやたらと「義だ!」と叫ぶのではなく、それを捨てた人間の醜さを描くことで浮かび上がらせる。結局のところ、後白河法皇に政治のビジョンなどありません。彼の人生ははこれでしょう。
遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん。
『梁塵秘抄』(中略)
そういう仁義のなさ、薄っぺらさが持ち味でしょう。

6、性格というより、このままでは鎌倉に言い訳が立たないから、自分がやったことにしておくと範頼は言ったのではないでしょうか。恐らくこの中では、一番の常識人とでも言うべきこの人物らしく、うまく取り計らっています。それとなぜここで、思い出したように義円が出て来るのでしょうか。単に『孫子』を出したいのでしょうか。

7、何も現代を持ち出さなくても、戦がなかったら義経はどのような生涯を送ったか、それで十分だと思います。そしてバーサーカー、ベルセルクはそもそもオーディンの神通力を受けたとされており、義経も景時が「八幡大菩薩」と呼んでいる以上、こう呼ばれても不思議ではないと思います。言っては何ですが、アニメの影響もあり、あまり馴染みのない「豺狼」などよりも、より親しみのある表現かも知れません。

8、まずここの部分、
「景時は、あくまで頼朝の命令で上総広常を斬ったことを再確認。恨むのならば鎌倉殿を恨むのが筋! と叫ぶのですが」
とありますが、これは景時ではなく義時ですね。そして和田義盛に使者の斬首を命じるシーン、
「この場にいる中で、何の疑問やわだかまりもなく出来るのは義盛ぐらいのものでしょう」
いや、義盛は俺がやるのかと不満そうな顔をしていますが。

9、そしてここでまた『麒麟がくる』。一度くらい『麒麟がくる』も、「戦国時代では…」もないレビューを見てみたいものです。あと
「使者殺害は最悪の行為で、こじれにこじれるため、戦場では絶対的な禁忌です」
なのですが、『真田丸』第10回「妙手」で、矢沢の叔父上が北条(後北条氏)の使者を殺したことをちょっと思い出しました。

10、モンゴル出身力士が元使五人塚に行くのは、かなり前にネット記事で知ったことがあります。そしてせっかくの先陣争いなら、生月と磨墨、そして佐々木と梶原にも少し触れてほしいです。

11、これはまた後白河法皇に対して随分な言い方ですね。今様好きではありましたが、決してそれにのめり込んでいたわけではなく、様々な策を弄して武士たちをうまく動かした人物で、決して「薄っぺらい」存在ではないのですが。寧ろこの法皇を、このような人物としてしか見られない方が、正直言って「薄っぺらい」のではないでしょうか。

飲み物-バーのラテフロート
スポンサーサイト



[ 2022/04/28 01:45 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

TopNTagCloud