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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『黄金の日日』「激流」

第49回「激流」です。


助左衛門が日本に戻って来た。堺では納屋衆がこのことを祝って、禁令となっていた鐘をついていた。堺を訪れていた石田三成の兄、正澄は、助左衛門の名は近江佐和山にまで知られていると弟に言う。徳川の伏見、前田の大坂そして三成の堺からは目を離せないと正澄。助左衛門と小太郎はもみくちゃにされながら家に入るが、そこへ今井宗薫が現れ、小太郎を連れ去ろうとする。助左衛門は小太郎を説得して一緒に帰らせる。

助左衛門は三成に会い、堺を元の元気な姿に戻したいと言う。すなわち、堀に水を入れて元通りにしたいということだった。それは三成も堺の外に出ることを意味するが、自分がいなくなると徳川が入って来ると三成は言う。しかし助左衛門は堺の人々と共に中立を守ろうと決意する。そんな助左衛門に三成は、徳川家康が、禁止されている大名間の婚姻の掟を破ったため、詰問することになると話す。

この婚姻、家康の六男忠輝と伊達家の姫の婚姻は、宗薫が仲立ちをしていた。もし家康に異心あらば、宗薫も連座することになると三成。それは会合衆の崩壊をも意味していた。そして宗薫はすべて自分だけでやったこと、また自分は商人ゆえ、武家の法度など知らないと言い、また家康は、これを以て逆心ありとは誰を証人としての断行かと問いただす。家康は、自分を除くということは、秀頼を補佐すべしという秀吉の遺命にも背くと言い、奉行たちはこの家康の言を受け入れるが、三成だけは腑に落ちなかった。

南蛮墓地。助左衛門は宗薫の助命嘆願書を美緒に見せる。美緒は、助左衛門が徳川に鞍替えしたと取られかねないと懸念するが、助左衛門に取っては徳川も豊臣もなく、堀に水を戻すには宗薫の力が必要であることを感じていた。嘆願書に目を通した三成は、天下を狙う者はすべて堺を欲した、そして今家康も堺の富と鉄砲を欲しがっているが、堀を巡らせば徳川の介入を防げるかと尋ねる。助左衛門は堺を犯す者は対抗するが、もし三成が家康と対抗する時は、堺から出て行ってほしい、堺はどちらにも与しないと答える。

三成はこれを認め、宗薫の引き渡しは受け入れられた。助左衛門は戻る途中お仙の船に立ち寄る。お仙はすっかり変わり果てていた。堀に水が戻ってくると言う助左衛門に彼女は、戻って来るのは水でなく血だ、善住坊や五右衛門、桔梗やモニカたち死んで行った者たちの血だと、何かに取りつかれたかのように言い、助左衛門が水だと言っても聞き入れなかった。そして慶長4(1599)年早春、堺に堀が戻って来た。

しかし当の宗薫は、三成や助左衛門と手を組むことに乗り気ではなかった。そこで美緒が宗薫を説得し、離縁まで持ち出したため宗薫は重い腰を上げ、美緒を始め女たちは炊き出しをした。この堀の復活は家康も知るところとなっていたが、家康は堺の自治をよく思っていなかった。宗薫は、会合衆の間で徳川との鉄砲の取引の中止が決まり、これが自治の条件になったと言う。堀が戻った暁には、宗薫は三成と刺し違える覚悟だった。そして家康も、三成を亡き者にしようと企んでいた。

この年3月3日、大老前田利家が世を去る。これによって十人衆の力関係が崩れ、家康の力が大きくなって行った。そしてこの年、堺では禁令が出て以来、15年ぶりとなる復活祭のミサが行われ、細川忠興の妻たま(ガラシャ)も出席した。禁教令のもとでミサを催せるとは思わなかった、これでこそ堺だと小西行長も口にする。これで奉行所が去り、堀に水が戻れば信長以前の堺に戻ると感慨深げだったが、たまは行長と助左衛門に、奉行所に夜討ちがかけられることを明かす。

助左衛門は奉行所へ急ぐが、応対したのは正澄だった。正澄は実物の助左衛門に会いたがっており、西の丸の呂宋壺のことなどを聞きたいなどど話すが、三成の不在を知った助左衛門はそれどころではなかった。正澄の言葉通り、堀の工事現場に向かった助左衛門は、たまの言葉を伝える。三成は、武断派は愚か者であると腹を立てていた。朝鮮の役の際に、尾張でなく近江の出の三成が彼らを秀吉から遠ざけたため、彼らの怒りを買っていたのである。

三成は彼らと一戦交えようとするが、それで堺に迷惑がかかるため、佐和山へ退散することにする。それを聞いた助左衛門は、陸路でなく船を使うように勧める。その夜奉行所を襲った武断派の大名たちを迎えたのは正澄で、彼らに対して白を切り通す。その頃三成は助左衛門と共にいた。三成は今後の堺は、お前と会合衆で取り仕切るように言い、今一度、堺を家康に渡さぬと誓ってくれと助左衛門に頼む。

舟に乗り込もうとした三成の前に、いきなりお仙が現れ、舟に油をまき始めて火をつけようとする。
「鬼だけ残してぬしはどこへ消える気だ
ぬしが消えたら鬼が怒る
町の隅々に置き去りにされた鬼どもが堺の赤子を食い散らして回った
赤子を食われた女どもが、今度はぬしの肝を食らいに行くよ」
お仙はこう言い、取るだけ取って逃げるのか、死んだ者たちを返せと三成に食いかかる。そんなお仙に助左衛門は、死者の血が水になって帰って来ると占ったのはぬしだと言い、お仙はすべてを悟って、舟を燃やすのを断念した。

自分の退陣にふさわしいはなむけだと三成は言って舟に乗り込む。三成と助左衛門は互いに別れの言葉を述べる。そしてその後堀に水が戻り、小太郎は父宗薫に礼を述べる。そしてお仙も、美緒も戻って来た水の感触を楽しんでいた。


まず、前回三成と武断派の対立が登場したのに、前田利家の死が描かれていないと書いていましたが、利家の死、そしてそれに続く三成と武断派の対立は今回登場しました。失礼いたしました。要はこの奉行所への襲撃が、両者の対立ということになるのですがを、無論今では、三成が伏見城に立てこもったことになっています。

それから宗薫が根回しをした忠輝と五郎八姫の婚姻ですが、この大河では、三成と家康の対立はそこまで描かれてはいません。ただ三成が納得していなかったのは事実です。そして武断派の襲撃ですが、これもまた、復活祭のミサに現れた、細川夫人たまが教えたことになっています-なぜそこまで知ることができたのでしょうね。それはともかく、小西行長が復活祭を祝うことに感慨深げです。この人も束の間ながら、禁令以降の面従腹背から解放されたのでしょう。

堺に堀が戻ってくることになります。さぞかしお仙は嬉しがるだろうと思った助左衛門は、奉行所からの帰りに、彼女にこのことを教えようとしますが、お仙は水ではなくて血だと、意外なことを口にします。彼女の場合、助左衛門のように日本と呂宋を行き来しているわけでもなく、あの舟で長い間生活をし、しかも善住坊や五右衛門の処刑を目の当たりにしているだけに、彼らの恨みが我がことのように感じられるのでしょう。オリキャラの中では、独自の存在感を持った人物です。

そして三成の兄正澄が登場します。とはいえ、この回では三成の身代わりというか、客人ゆえ、三成のことは何も知らぬと言う役どころではありますが。

ところでこの中で、徳川か豊臣かといったセリフが出て来ます。ただこの時点では、家康も三成も豊臣の家臣であり、ただ家康がを持ち始めており、三成がそれを警戒していたと考えるべきかと思われます。徳川と豊臣が対立するのは、大坂の陣であると言うべきでしょう。

そして次の放送ですが、第50回と最終回が2つ続けて放送される予定です。


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[ 2022/03/21 01:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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