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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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大河ドラマ雑考-54 続き

先日投稿の「大河ドラマ雑考」で、三谷さんの大河にまたしても触れています。この人の大河は、確かにいくつか疑問に思う点がある一方で、特に『真田丸』などでは、あたかも発表会の如く新説が登場し、恐らくは考証にも時間をかけていたと思われます。これは、来年の『鎌倉殿の13人』でも同じでしょう。

しかしながら、その時々の最新の説を盛り込むのと、ドラマとしての面白さはまた別のものではないでしょうか。戦国らしさを盛り込むという意味では、『おんな城主 直虎』の逃散などもそうでしたし、昨年の『麒麟がくる』の、たとえば女性の座り方などもそうであったといえるでしょう。しかしぞれにも関わらず、この2つはやはりドラマとして馴染めないものもあったし、『真田丸』は、昌幸登場回は面白かったものの、時折窺える最新の説に、時に違和感を覚えることもあるにはありました。

これがなぜかというと、最新の説、あるいは今まで登場しなかったものを盛り込んでいるにもかかわらず、「時代劇」としての面白さがやはり感じられなかったこともあります。逆の見方をすれば、時代劇、少なくとも特定の過去の時代を舞台にした映像作品というのは、ただそれまでの路線を変えるとか、あるいは最新の説を取り入れれば、それでいいというものではないということでしょう。

私自身、2000年以降の戦国大河の総合的な面白さは、『真田丸』よりも『風林火山』の方が上だと思っています。人の心の機微の描写に関しては、こちらの方が優っていると思えるからです。無論これも元は小説で、それにかなり手を加えて脚本ができ上っていますし、特に最初の10回分は全くのオリジナルであるものの、軍師山本勘助の原点ともいえる状況が描かれていて、後々の伏線になっています。

時代劇は史実の裏付けももちろん必要ですが、ストーリー性も負けず劣らずでしょう。前出の直虎、そして麒麟がくるの場合は、ストーリーの部分にいくらか物足りなさを覚えたため、馴染めなかったともいえます。ストーリー自体がありきたり、あるいはその当時ちょっとありえない設定で、なのに大河ということを意識してか、取りあえず戦国的な要素を付け足したような格好になってしまう。『真田丸』は昌幸の登場回は面白かったのですが、それは戦国の世を生き抜くための知恵を身に着けた男が、移りゆく時代のなかで、どのように身を処して来たかの面白さがあったからと思います。

来年がどうなるかは未だ不明ですが、そしてこう言うのは何ですが、新説がやけに目立つ舞台劇のようにならないことを期待しています。

飲み物-白いカップの紅茶

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[ 2021/12/02 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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