先日の投稿、ラグビーを観ながら書いておりましたので、いささか内容がとりとめもなくなってしまってすみません。
それにしても、今年の大河も残すところあと4回となりました。コロナ禍のため『麒麟がくる』の収録が休止となり、結局年を跨いで2月に最終回となったため、その後インターバルもなく次の作品の放送が始まるという、かなり異例の放送スケジュールでした。
無論70年代後半頃までは、年末のかなりぎりぎりまで放送が行われ、年の瀬も押し詰まって総集編、そして年明け早々に次の作品の第1回と、今となってはかなり慌ただしい放送日程が組まれてもいました。今年から来年にかけての日程はそれに似たものを感じさせますが、ただし『鎌倉殿の13人』は流石に1月3日は休みで、放送開始は10日からととなっています。
しかし吉沢亮さん、娘を嫁にやる父親の役を演じているわけですが、かなり老けメークをしているとはいえ、どうも若さが出てしまっている感じです。あれではお父さんというよりお兄さんでしょう。同じものを、『平清盛』で後白河法皇を演じた松田翔太さんにも感じました。尤も来年の後白河法皇はそれとは反対に、ちょっとえぐい感じになりそうです。
主演を決める時は、特にその人の生涯の大部分を描く場合は、やはりある程度老け役ができる人をキャスティングしておくべきかと思われます。松本潤さんも、70過ぎの家康を演じられるのかなとは思いますし。特に今年の家康を見ていると、余計そう思いたくもなります。制作発表時に言われていましたが、主演が佐藤健さんだとまた違ったかも知れません。
それと過去2年間の例に則れば、あとひと月ほどで、2024年放送の大河が発表されるわけです。実際、NHK内部ではスタッフや主演もほぼ固まっているのではないでしょうか。しかし時代設定はいつになるのでしょう。
尚2019年以降の大河の場合、
近代から現代
↓
戦国
↓
幕末から近代
↓
平安から鎌倉
↓
戦国
となっています。
これに近い例としては、2000年代初頭の大河があります。近現代物は流石にありませんが、2003年の『武蔵 MUSAHI』から、2006年までを見ると
武蔵 MUSAHI(戦国~江戸初期)
↓
新選組!(幕末)
↓
義経(平安末期)
↓
功名が辻(戦国~江戸初期)
で、かなり似通っています。
ただこの頃は、2002年と2003年、そして2006年と2007年に、戦国大河が2年連続で放送されています。無論時代背景もいくらか異なりますし、主人公の立ち位置、男性か女性かなどなどかなりの違いがあるにはありますが、それだけ戦国物が求められたということなのでしょうか。無論、今それが受け入れられるかどうかは何とも言えません。
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