先日の大河関連投稿-一部文章におかしなところがありました、修正しています-でも書いていますが、1年というのはやはりちょっと長くないかと思います。それこそ家族みんなでTVを観ていた時代、TVが娯楽の中心だった頃は、それでもよかったのでしょう。
大河もそれなりに努力しているかとは思いますが、そして今年のは、令和に入ってからは一番面白いとは思いますが、やはり今現在、1年の大河より1クールの日曜劇場の方が面白く感じられるのも確かです。検討するべきか思われますが、NHKはやはりスポンサーがつかない分、この手の変化に疎いように見えます。
それと、昔の大河だから必ずしも面白いとはいえないというのも、今回の『黄金の日日』を観て改めて思いました。別に『黄金の日日』が面白くないとは言いませんが、今まで書いているように、場合によっては如何にも創作だなと思われたり、いくら何でも戦国時代に、これはないだろうと思われる部分もあるわけです。無論当時としては、そこまで違和感はなかったのかも知れません。
また今観ている限りでは、近年のいくつかの大河にあるような、いささか創作が行き過ぎたシーンに、いくらか似たものも感じられます。『真田丸』の創作シーンともつながるものがありますし、それを考えれば、三谷さんがこの大河に影響を受けたというのも納得です。
昔のものだからいいというのは、それこそ過去美化バイアスに他ならないのではないかと思います。実際ネット上でも、昔の作品だから素晴らしいとか、脚本がしっかりしているといった声があります。私も、そのすべてを観ていないので何ともいえませんが、少なくともこの大河のアンコールを観ている限り、やはりちょっとおかしな部分もあるにはあるし、脚本家も試行錯誤しながら書いているのだなとは思います。
ところで前出の1年が長すぎる件、昔は現代ドラマなども放送期間が長かったでしょうし、そういった視聴環境下での1年物であれば、さほど抵抗もなく受け入れられたと思われます、カレンダー代わりというメリットもあったでしょう。
しかし今は1クールがほぼ当たり前で、2クールだと長いなと思われる時代です。1年物をそのまま維持する必要はあるのでしょうか。NHKが「大河新時代」で何かを変えたいのなら、こういう部分をまず変えてしかるべきでしょう。
ところでここだけラグビーですが、フランスプロリーグ、松島選手が所属するクレルモンとペルピニャンの試合は、クレルモンが2点差で敗れました(実は観ながら書いておりました)。
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