ラグビー関連情報です。記事は、いずれもラグビーリパブリックのものです。
まず先週末のスコットランド戦、日本は29-20で惜敗です。とはいえ、トライを1本しか取れておらず、後は松田力也選手の足で稼いだようなものではありますが。試合そのものは豪州戦といくらか共通するものがあり、アイルランド戦のように畳みかけられるものではなかったけれど、結局強豪相手に、アウェイでは勝てなかったと結論づけられるでしょう。
日本代表、マレーフィールドで惜敗。スコットランド代表がW杯の雪辱を果たす。
敵将も認めた日本代表の奮闘 マレーフィールドで学びはあった
そして日本代表の中から、
中村亮土
垣永真之介
堀越康介
小瀧尚弘
の4選手がバーバリアンズに選ばれ、今週末ロンドン・トゥイッケナムで行われる、サモアとの試合に出場することになりました。従ってこの4選手は、今もヨーロッパに留まっています。
このバーバリアンズは「クラブハウスを持たないチーム」で、これに選ばれるのは、名誉なこととされています。その時々で各国代表の中からメンバーが選ばれますが、代表キャップを持たない選手を1人加える習慣があります。國代表あるいは選抜のチームと試合をすることが多く、白黒の段柄ジャージーをまとい、ソックスは、所属チームのものを履くことになっています。
伝統あるバーバリアンズに中村亮土、垣永真之介、堀越康介、小瀧尚弘が選出!
さてリーグワンの開幕まで、あと1か月ちょっととなりました。しかし日本代表のディレクター、藤井雄一郎氏は、リーグワン以外でも選手たちに経験を積ませたいと発言しています。
スーパーラグビーでのプレイの機会がなくなり、今後どのような形で、海外勢との試合経験を積ませるかが、まだはっきりしていません。2022年の夏は、強豪の来日の可能性が高いのですが、藤井氏はそれとは別に、若手中心でティア2やアジアのチームとの試合も考えているようです。
日本代表の藤井ディレクターは選手層に危機感 「リーグワン以外でも経験させてやる場が必要」
それから少し前になりますが、ワールドカップ予選も各地で行われています。アメリカ地区では、南米のチームが北米チームを「食う」波乱が続いており、日本同様、非強豪国で第1回から出場を続けていたカナダはチリに負け、今回初めてワールドカップへの道を断たれました。このカナダ、1991年大会ではベスト8に進んでいますし、何と言っても、台風で試合が中止になった一昨年のワールドカップで、釜石の人々のボランティアをしていた様子が忘れられません。また戻って来てほしいものです。
そしてアメリカも、ウルグアイに黒星を喫して、チリとアメリカ2位の座をかけて争うことになります。勝敗の行方は何ともいえませんが、これでアメリカが負けるようだと、2027年のワールドカップ開催の可能性は遠のくでしょう。実際、2027年は豪州が名乗りを上げているようです。
ウルグアイがアメリカを下し2023W杯出場権獲得 カナダはチリに屈し史上初の予選敗退
スポンサーサイト