第6回です。エピソードは「生真面目な証人の冒険」、ロイロット先生からホームズとワトソンは散々叱られますが、それは、2人が立ち入り禁止区域の沼に行ったのを見た誰かが、レストレードにそれを話し、レストレードがロイロット先生に報告したためでした。尤も彼らにしてみれば、その辺融通利かせてくれよといいたかったのでしょうが、それができないのがレストレードの、また長所でもあるわけです。しかし生活委員なのに、レストレードがロイロット先生と一緒にいるところ、1度しか見たことありませんね(「失礼な似顔絵の冒険」のみ)。
このためレストレードは、ホームズに解決してほしいと思って持ってきた、2人の生徒の失踪の相談をつっぱねられます。最終的に話は聞いてくれましたが、そこにべインズが入って来て、レストレードは2人の生徒とぐるになってパン泥棒をしていたなどといい始め、彼をモリアーティ教頭の元に引っ張って行き、挙句の果てはホームズに対して勝負を挑むのですが、これにはある理由がありました。しかしこの回のホームズ、「ガリレオ」ぽいです…。
それでは「ワトソンからの挑戦状」です。
1.アルファベットの最初の文字はA、では最後の文字は何?
2.懐中時計と鎖の値段が1ポンド10ペンスで、懐中時計本体は鎖よりも1ポンド高いです。ではそれぞれの値段はいくらでしょう。
3.A君の目の前に、イチゴ、オレンジ、メロン、チェリー、そしてパインの5種類のゼリーがあります。でもA君が一番最初に手に取る物は、いつも決まっているそうです。それは何でしょう。
4.ある寮でボードゲームをしていた生徒たちが、ゲーム盤の裏から1枚の紙を見つけました。以前これで遊んだ人のメモのようですが、表にはこのように書かれています。
S B A N A
Z Y Z N Z
N N A L N
Z J Z Z A
U I C E G
また、3番目の文字列のそばには別に
Z の文字があります。
そして、裏には"prize"、つまり賞品と書かれています。どうやらゲームで勝ちあがったら、その賞品をもらえるらしいのですが、表に書かれた文字列にその賞品が隠されているようです。それは一体何でしょう。3列目の文字横の
Z は大きなヒントとなりそうです。
では1から3の答えです。
1はALPHABETですから、最後の文字はTです。
2はまず1ポンド10ペンスから1ポンドを引きます。すると10ペンスが残ります。それを2で割ると5になります。つまり鎖の値段が5ペンス、時計本体がそれより1ポンド高くて、1ポンド5ペンス、合わせて1ポンド10ペンスになるわけです。
3、ゼリーを手づかみで食べる人はまずいません。つまり、A君がまず手に取るのはスプーンです。
そして4の答えは次回にて。
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