先日も書きましたが、再来年の大河のキャスト発表に関して、まだ公式サイトで関連情報は見つかりません。昨年が11月だったから今年もそろそろ…とはならないようですね。
で、この大河も朝ドラも今まで散々書いて来ましたが、改善策のひとつとして、放送期間とか放送時間を少しずつ変えて行けばいいのです。一気に変えるとどこかにしわ寄せがくるし、NHKとしてもそれが嫌なのだろうとは思いますが、但し、今のNHKは放送時間を思い切って変更して、多少ダメージを受けるくらいの方が、組織自体の改善にもつながるのではないかと思います。
これはNHKのみならず、あるいは大河朝ドラのみならず、すべての局の番組にいえるかと思います。いくら人気があっても数字を取れても、長期間続くことによるデメリット、あるいはどこかマンネリ化するというのは、最近は『相棒』関連でも書いていますが、いくらそれが面白くて数字が取れても、また多少はキャストの変更があっても、似たような顔ぶれがあまりにも多いとなると、視聴者からの批判も出て来るかと思われます。やはり新陳代謝は必要ですし、マイナーチェンジが難しいなら、いっそのことリセットする方法もあるでしょう。
無論民放の場合、仮にマンネリであろうとも、長年観ていた視聴者が離れることで、数字が下がる、スポンサー離れにつながるというデメリットも考えられます。それを考えると、やはりなかなか思い切れないという事情もあるでしょう。片やNHKはスポンサーがないし、もっと言えば視聴者がスポンサーであり、その視聴者からNHKの変化を望む声も多い(たとえばスクランブル化など)以上、思い切って変えてもおかしくはないはずです-無論、方向性を誤るとまた批判となってしまいますし、高齢の視聴者からは反対されるのでしょうが。
しかし動画やツイッターでキャスト発表というのは、なかなか面白いやり方であり、だからこそ今年も期待したのですが…こういう方法を採ること自体、前例がないということで、局内で問題となったのでしょうか。仮にそうだとしたら、NHKはやはり今後も変われないし、先日も書いたように、攻めた番組がバラエティなど、ごく一部に限られるわけだなと思ってしまいます。本当は予算がかかる番組にこそ、メスを入れてしかるべきなのでしょうけどね。
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