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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『黄金の日日』に対する疑問点 続き

先日書いた『黄金の日日』関連の続きです。武将でなく商人が主人公であるため、商いが中心になり、それがある意味血生臭さもある戦国大河とは一線を画していますが、しかしこの大河も部分的には結構生臭くはあります。これは単に戦闘シーンではなく、人間関係の生臭さをも含んでいます。

またこの商いが中心というのは、『青天を衝け』とも共通しており、だから今年のアンコール放送となったのかとも思いますが、ただ時代背景が大いに異なっており、それぞれの商いの意味、規模の大きさもまた一概に比較はできません。それに渋沢栄一は一度は武士となっており、海外を見ては来たものの、海外に新天地を求めたわけでもなく、その点でも必ずしも同じ立場の人間とはいえないところがあります。

商い中心といえば、『峠の群像』があります。こちらは主人公は武士ではありますが、製塩を通じての大坂との結びつきが強く、また町人の登場が多い点などでは、やはりどこか似通ったものがあります。
さらに、拠って立つべき藩が存亡の危機にあり、藩士たちの落ち着きどころをどのようにすべきか、主人公が責任者として悩む部分にスポットライトを当てているところなどは、この大河の面白さに一役買っているといえるでしょう。

この『黄金の日日』の2年後に、オリキャラを主人公とした幕末維新大河『獅子の時代』が作られ、その2年後に『峠の群像』、またその2年後に近代3部作の最初の作品である『山河燃ゆ』と、それまで前例のない時代背景や、主人公のあり方を採り入れた作品が隔年で作られているのは、何らかの変化を求める声がNHKにもあったと思われます。
その嚆矢ともいうべき『黄金の日日』ですが、しかし今の視点でこの大河を観てる限り、商人という「新しさ」のメリットという一方で、それに伴う創作の多さというデメリットもあるわけで、何かを新しくする、殻を破るということは、それなりのリスクを伴うものでもあるといえそうです。

今後大河を作り続けるのであれば、徒に「新しさ」のみを追い求めるだけではなく、それが視聴者にどのような印象を与えるのかを、考えておく必要があります。でないと制作サイドの単なる自己満足に終わってしまい、受信料の無駄遣いとの批判の声が高まることになりかねないからです。実際これは『いだてん』で痛感しましたので。


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[ 2021/11/04 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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