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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『ピノキオの冒険』と『白雪姫』~学ばない主人公たち2

第2弾です。『白雪姫』も、何度も自分が殺されかけながらも一向に学ぼうとせず、物売りに化けた継母である王妃を、無防備に受け入れてしまいます。流石に二度目からは用心深くはなるのですが、それでも結局入れてしまうことに変わりはありません。自分を殺す凶器となる品物を目にした途端、つい入れてしまうというのも如何なものかと思います。こちらの方は『ピノキオ』のような紆余曲折がなく、構造そのものは比較的シンプルであるだけに、同じ過ちの反復が目につきやすくなっています。

しかし『ピノキオの冒険』(以下、『ピノキオ』)はそれでもかなり複雑ですが、『白雪姫』はそもそもはかなり残酷な話であり、継母ではなく実母だったとか、小人ではなく山賊たちで、白雪姫は彼等の慰み者にされていたなどいくつかの説があります。子供向けのダイジェスト的なおとぎ話ではなく、もう少し上の年齢層向けの端折ってないバージョンでは、なまじストーリーがほぼ完全に紹介されているため、余計に主人公が同じ過ちを繰り返しているように見えます。

またこの両者とも、構成上三分割ができます。『ピノキオ』の場合はまず主人公が殺され、妖精(仙女)が死ぬところ、その後いい子になると約束したものの、結局それを守り切れず、ロバになり、クジラに飲まれ、最終的に本当の人間の子供となるまでとなるのでしょうが、個人的に妖精が死ぬところよりも、悪友のロメオと遊びに行く場面の前で区切り、最後のパートは今までの悪戯のツケ、そしてお爺さんとの再会に持って行った方がいいかと思います。『白雪姫』の場合は、まず城を追われて小人たちの小屋に辿りりつく場面、そして殺されるまで、最終的に王妃が死ぬまでとなるでしょうか。

そして『ピノキオ』の場合ですが、妖精が白雪姫的な役割を果たしているようにも見えます。最初彼女は死んでいることになっており、ピノキオを助けるためによみがえり、その後再び死ぬものの、また困っているピノキオを救うために戻って来ます。さらに三度目は死なないものの、病気でお金がないという設定になっており、ピノキオが自分のお金を差し出したことから、彼を人間の子供にしてあげるという設定で、これは白雪姫のように救われるのではなく、救うための再生と考えられます。

それにしても、この2人の学習能力ですが、その後いくらか改善されたのでしょうか。恐らく改善されていないように思います。ピノキオは人間の子となり、白雪姫は王子と結婚するわけですが、寧ろ大変なのはその後の方です。それでもピノキオは最後の方で改心しますが(これもやや唐突感がありますが、ジェペット爺さんとの再会がそのきっかけになってはいます)、白雪姫はそれまでの自分を省みないまま、大きなチャンスに乗っかったわけですから、果たしてその後の彼女は、本当に幸せになったのでしょうか。

ところでディズニー版の『ピノキオ』と『白雪姫』、どちらも今なお人気のある作品のようですが、考えてみれば、このピノキオも白雪姫もちょっとどうかと思われるところがあります。アニメ映画にする以上やむを得ないのですが、両者の物語は、ほんの数日間で完結してしまっている感もありますし、白雪姫が勝手に小人の家へ上がり込み、家の中を動物たちの助けを借りてきれいにした挙句、2階へ上がってそのまま眠ってしまったりで、小人たちは正直戸惑ってはいるでしょう。その気持ちを代弁していたのが、「おこりんぼ」(グランピー)ではないのでしょうか。
(この項続く)


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[ 2021/10/21 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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