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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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ジルーシャとアン、そしてレベッカ

先日の『あしながおじさん』ですが、同じ北米の、主に少女から若い女性を主人公とした文学作品である『赤毛のアン』、『少女レベッカ』と比較してみると、かなり違いがあることがわかります。『少女レベッカ』に関しては、以下の関連投稿を参照してください。


いくつか挙げられますが、主な点として

  • 『あしながおじさん』の主人公ジルーシャは、他作品の主人公よりも年上であり、大学では一人前の女性として扱われている
  • 保護者替わりの人物と一緒に生活した時期がなく、寮住まいであるため、自分の生活を部分的にではあっても、自分でコントロールできるようになっている
  • お金もジョン・スミスから決まった額を貰っており、自分の判断で欲しい物を体に入れることができる

一言で言ってしまえば、年齢的なものも含め、彼女はアンやレベッカよりも大人であり、より主体的であるとも取れるでしょう。

無論大学であるため、勉強もあり試験もある一方で、社交もあり、友達を招いて自分たちでささやかな夕食を摂ったりもしています。逆の見方をすれば、母親代わりの女性と料理をしたり、お菓子を作ったり、あるいは服を縫ったりという場面はこれには登場しません。そのため友人の家を除いた家庭の存在は、皆無と言っていいほどです。ただ、サリーの家であるマクブライド家には、一種の憧れを感じてはいます。

そしてこの年齢らしく、ドレスにも興味を示しています。これは作品中に出て来ますが、孤児の頃は慈善箱に入れられた、他人の服のお下がりを着せられていたこともあり、自分で自分の服を買える喜びはかなりのものだったでしょう。服や家具を選ぶのには、彼女の親友であるサリーのアドバイスも受けています。

この中で、サリーは普通の家で育っているとか、最初に部屋を貰った時、一人部屋であったことから、孤児院育ちと普通に育ったお嬢さんたちとを、一緒にするわけには行かないという大学の配慮だったのだと、半ばジョークで書いているところもあります。こういう点からは、まだ彼女が孤児院育ちであると言うのを、どこか意識している部分もあります-ただその後、サリーには両親がいないということを打ち明けています。

ドレスと言えば、アンは、当初はマリラが作った地味な福しか身に着けられず、レベッカもまた自分で自分の服を縫い、それも似たような色だったため不満を言ったところ、ミランダ伯母さんに叱られ、ジェーン伯母さんがとりなしてくれることになっています。ジルーシャはこういう経験はせずに済みましたが、その代わり孤児院暮らしが長く、しかも年少の孤児たちの面倒を見なければなりませんでした。180度違った大学という環境に身を置くことができたのは、その反動だったのでしょうか。

寮に関して言えば、アンもレベッカも上の学校に進学できるのですが、アンは寮生活にひどく寂しさを覚えるし、レベッカは友人のエンマと共に寮生活を送るものの、その生活に関してはそこまでは描かれておらず、彼女たちの生活は、やはりグリーン・ゲイブルス、または伯母さんたちの家が拠点になっていることが窺えます。

さらに言えば、ジルーシャはジャーヴィス・ペンデルトンとロック・ウィローなどで顔を合わせているものの、アンがギルバートに、あるいはレベッカがアダム・ラッドに抱いたような感情はあまりなく、実際2人が結婚したのは、ちょっと呆気なかったのではと思うことさえあります。(先日書いたように、ジミーと恋仲になるのではと思った所以でもあります)

飲み物-白いカップの紅茶
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[ 2021/10/15 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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