ここのところ心理、特に承認欲求関連であれやこれやと書いてまいりました。承認欲求を満たしたい、だから関係のないことでも口にせずにいられない、自慢したいという人物は一定数存在するでしょうし、かつての私もそうでしたが、全くの他人でもない以上、何らかの形で相手をしなければならないこともあります。
場合によっては話を聞いてあげるふりをしたり、時々は質問をして、相手を満足させたりしなければならないこともあります。しかしこういう場合、相手は話を聞いてくれていると思って優越感が強くなり、天狗になってしまう可能性もないとは言えません。ストレスを溜めないためにも、素っ気なく受け答えするか、聞き流すのがあるいはいいのかとも思います。しかも、これは少し前にアスペルガー症候群関連で書きましたが、この病気でなくても自分の話は聞いてほしい、相手の話は聞きたがらないとか、謝らないというケースが多いようで、ワガママと言うか、何とも面倒くさい話です。
あとマンスプレイニングというのもあり、これは何かと言うと、男性が女性は物を知らないと決めつけ、知識をひけらかすことです。飲み会などで、上司にこれをされてうんざりしたという人もいるかも知れません。しかもこの場合も、質問されないのに自分から話すわけで、かなり鬱陶しく感じることもあります。これも聞き流すか、簡単に相槌を打つのが対応としては一番よさそうです。
一番いいのは、承認欲求のみを求める人にならないことなのですが、これも場合によりけりです。自分で変えようと思って変えられるのならベストですが、何らかの形で精神面にダメージを抱えていて、こうなってしまうこともあります。また、所謂パーソナリティ障害にも、承認欲求が特徴的なものがあります。
境界性パーソナリティ障害とか、自己愛性パーソナリティ障害などは、承認欲求が特徴のひとつであると言われています。特に自己愛性の場合、自己評価にこだわる傾向があるともされています。無論パーソナリティ障害そのものは病気とみなされておらず、したがって異常とは言えないまでも、精神機能に何らかの偏りがあると考えられています。
ちょっとくどくどしくなりそうなので、一旦この話題はこれで終わりにします。ただ心理、またはネット心理については今後も時折書くかと思いますので、悪しからずご了承ください。
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