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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  その他 >  『アンという名の少女』の改変

『アンという名の少女』の改変

1年ほど前になりますが、『アンという名の少女』という作品について書いたことがあります。と言っても作品そのものではなく、かつて『赤毛のアン』の翻訳を手掛けたことがある松本侑子氏のツイートに、これには宗教の存在が感じられないという指摘があった点についてです。

このツイートでは、
『赤毛のアン』は、紛れもなく隣人愛をテーマとするキリスト教的作品である
孤児であるアンへの愛(アガペー)により、マシューとマリラもまた救われる
という点が主に指摘されていました。この場合のキリスト教というのは、マシューとマリラがスコットランド系であることを受け、プロテスタント諸派の中でも、スコットランドで特に信仰されている長老派(長老改革派)という設定です。

実はつい最近、この作品の再放送をやっていたので少しだけ観たのですが、やはりと言うか、宗教の存在はあまり感じられませんでした。しかも原作がかなり改変されており、アンはダイアナ以外の子からはいじめられるし、またマリラは、進歩的な母親の会への入会を勧められたりもしています。また養女となったアンは、あっさりシャーリーという苗字を捨ててしまってもいます。

何と言うか、本来よくも悪くも、キリスト教というバックボーンがあって成り立つべき欧米文学が、時代、それも所謂ポリコレに合わせる格好で、かなり方向転換をしてしまい、多少無理が感じられるような設定になったと思われます。ちなみにアンを始め出演者は、正に原作のイメージであったと言っておきます。

ところで宗教に関してですが、作者のルーシー・モード・モンゴメリは、『赤毛のアン』を発表した後、牧師と結婚することになります。この『赤毛のアン』にも新任の牧師とその夫人が出て来ますが、牧師さんの奥さんというのは、模範となるべき女性ととらえられていたふしがあります。前出松本氏によると、そのせいか第一作のアンのはつらつとした印象はその後影を潜め、平凡な妻になって行ったと指摘しています。実は私もシリーズをすべて読んではいないのですが、その変化を読み取るのも興味深いものがありそうです。


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[ 2021/09/01 00:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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