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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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花燃ゆ番外編33-高杉晋作とグラバーと下関開港

下関開港は、俗論党政府が壊滅後、洋行を企てた高杉晋作と伊藤俊輔がグラバーを尋ねた際に、洋行よりもまず下関を開港し、長州そのものが独立するチャンスだと諭されて本格化します。グラバー本人ではなかったという説もありますが、ともあれ、この下関開港は後に大きな影響を、長州と幕府双方に与えることになります。元々四か国連合艦隊との戦争、いわゆる馬関戦争と前後して、長州には武器を買い付ける動きがあり、大村益次郎の上海行きも、そのためであったとされています。また馬関戦争後も、度々外国船が立ち寄る場になっていたことから、開港によるメリットは十分にありました。無論グラバーとしても、これは武器を売り込むための大きなビジネスチャンスでした。

ただしその当時、幕府に睨まれていた長州に直接武器を売り込むことはできず、薩摩を通して買い付けることになっていました。これは『JIN -仁-』完結編第6話番外編 武器商人龍馬とからくり儀右衛門にも書いていますが、昆布の輸出に見せかけて、武器を船に運んでいるのを見た仁が驚く場面があります。ともあれ、この方法で長州に最新式の武器が流れ込み、長州は来るべき第二次長州征伐に備えることができました。また、龍馬の亀山社中、ひいてはグラバーにとっては、長州はイギリス製武器の上得意になったのです。個人的には、『龍馬傳』のこの場面の印象がかなり強いです。

しかしこの下関開港も、すんなりとは行きませんでした。ただでさえ、外国船に港を提供するのをよく思わない攘夷派が藩の政庁に押し掛け、高杉、伊藤、井上の3人は逃亡を余儀なくされました。この時高杉は、遊女であったおうのを連れて上方へ行き、さらに四国の日柳燕石を頼ることになるわけです。しかも下関は、その大部分が長州藩の本藩の領地では無く、支藩である長府藩の藩領が大部分で、一部は、やはり支藩である清末藩の領地でもありました。こういった事情も、開港がすんなり行かなかった原因の1つとされています。

結局、下関は諸外国に向けて開港し、蒸気船ユニオン号に加えて、多くのゲベール銃、そしてミニエー銃を手に入れることになります。ゲベール銃とミニエー銃の違いは、前者が銃内部に施条(ライフリング)がなされていないのに対し、後者は施条がなされているため、旋回運動により、より弾が遠くに飛ぶという利点があります。また、この時代の西洋の銃の特徴として、銃剣が取り付けられるようになっています。またこの2つは前装式、いわゆる先込め銃で、弾を前から込める式のものですが、後に改良されたスナイドル銃では後装式、つまり元込め式になっています。

またこの当時、幕府はフランス公使ロッシュの後押しを受けていました。それぞれの後ろ盾が、幕府=フランス、薩長=イギリスであるという色分けが明確になって行きます。ところで、次回の『花燃ゆ』は早くも薩長同盟となりますが、実はこれも、なかなか一筋縄では行かない代物でした。

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グラバー邸

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[ 2015/08/21 00:16 ] 大河ドラマ 花燃ゆ | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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