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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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大友氏の記事に見られる「南米びいき」とラグビージャーナリズム その3

先日の投稿分と言うか、3つ前の分の続きです。1999年ワールドカップの報道に関しては、『ラグビーマガジン』や、当時JSPORTSのメインコメンテイターでもあった村上晃一、小林深緑郎両氏の記事はまだよかったと言えます。

しかしそれ以外の記事では、やけにラテンの熱い乗り的といったイメージを強調したうえで、この時8強入りしたアルゼンチンや、NZを倒して決勝進出したフランスと日本を比較したがっていたりもしました。しかしそもそも日本とは民族性そのものが違うのですから、何とも腑に落ちないものがありました。日本のリーグ戦敗退を問うのであれば、違う方向で持って行くべきでした。

しかも同じラテン系でありながら、この時不発に終わったイタリアやルーマニアへの言及は何もなしで、これでは筋が通らないだろうと思ったものです。この時の、特に『ナンバー』関連記事は、正にアルゼンチンとフランス(一部ウルグアイ)のため、特にアルゼンチンのピチョット氏とフランス・フィフティーンのための記事と呼んでいいものもありました。またそれとは逆に優勝した豪州をディスる記事もありましたが、これはやはり失礼ですね。

そして、これも過去に数回書いているとは思いますが、日本もアルゼンチンもプロ(日本の場合はプロ待遇の外国出身選手)の数は同じで、サイズの面では寧ろ日本が優っているのに、なぜこんなに差がついたのかと揶揄するが如き記事も見られました。ちなみにその記事を書いた記者の方、今はベテランと言っていい存在で、JSPORTSで番組を持っていると書いておきます。

ご本人、あるいはそれを依頼した側は、非常に受けると思ったのかも知れませんが、私としては、こういうのを見るたびに、日本のラグビージャーナリズムの未熟さを感じずにはいられませんでした。今のラグビージャーナリズムが、成熟しているかどうかは何とも言えませんが、若手で、それなりにことを冷静に見られる人物は出て来ているかなと思います。

その99年より後になりますが、アルゼンチンがティア1に加入を認められた際も、ピチョット氏が率先して発言したこと(ティア1とティア2のギャップ)が引き金になっていますし、また2007年大会でベスト3に入った時も、彼の活躍の影響は多分にあり、その意味でこの人の存在は大きいです。また彼の発言が、日本に取ってもプラスになったのも事実だろうとは思います。ただ組織より一人のカリスマ的人物が影響力を持つということは、見方を変えれば、常に組織で持ってことを回す日本と、必ずしも相容れるものではないということです。そしてそういう点は、先日投稿分の会長選挙にも少なからず影響したのかも知れません。

またこの辺如何にもラテン系と言うべきなのか、今回のセブンスでも、アルゼンチン代表は試合でレッドカードを貰ったりもしていますし、ウルグアイの場合、ワールドカップでせっかくフィジーに勝ちながら、最終試合の後、熊本のクラブで選手が暴れたなどという話もあります。これは「ウルグアイ 熊本」などのキーワードで検索すると出て来ます。正直言って、ラテン系の乗りは必ずしもプラス面にのみ発揮されるのではなく、マイナス方向に振り切れることももちろんありますので、やはり大友氏の記事には、その2つをバランスよく盛り込んでほしいとは思います。

サッカーも同じことが言えるかと思います。ただサッカーの場合、やはりラグビーとは多少記事の傾向が異なっており、ラテン系の国が元々多く、それ故彼らのメリット、デメリット双方が周知されている感があります。その辺りが、少なくとも1999年までは、フランスを除けば「希少価値」とも取れた、ラグビーに於けるラテン系国の存在、そして、その存在を取り囲むちょっと特別な価値観とは、無縁でいられるのではないでしょうか。ただこれは、あくまでも私が目を通したことのあるサッカー記事、サッカー関連ツイ等の範囲内ではありますが。

ところで「ラテン系」という言葉を何度か使っていますが、元々アルゼンチンやウルグアイは、所謂中南米のラテン系国家、様々な民族の血が入った人々の多い国とは異なり、イタリアをルーツに持つ人が多く、そのためヨーロッパと近いと思っているふしもあるようです。実際、EUの国で外国人枠でなくプレイする選手もいます(これはサッカーも同じ)。こういう点から、いくらか白人意識が強いと言う人もいます。またそのためか、彼らが美形で素敵というファンもいるようですが、残念ながら私はあまりそうは思いません。

南米2国を語る(但しメリット、デメリット双方込みで)のはいいのですが、逆にラグビーはそこそこ強いながら、日本も含めた他国に選手が流出しがちな所謂アイランダー=フィジー、サモア、トンガについても、この際南米2国と同列に論じていいと思います。無論国の在り方も、民族性も違うわけですが、彼らのラグビー界における存在とプレイもまた無視できないものはあります。南米を語るのであれば、彼らアイランダーもまた、分けて考えるべきではないでしょう。でないと、このように言っては何ですが、民族差別、人種差別とも取られかねないかと思います。
(この項終わり)

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[ 2021/07/31 01:15 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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