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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  大河ドラマ >  『青天を衝け』徒然その8

『青天を衝け』徒然その8

前回の放送(11日)に関する投稿で、篤太夫たちが洋食や洋食器など、当時まだ珍しかったにも関わらず、既に食べ慣れている、あるいは扱いなれているが如き点に触れています。こういうのは、もうちょっと考えてほしかったなとやはり思います。たとえばカップを持つ時、最初湯呑のように両手で持とうとするとか、そういう演出があってもよかったでしょう。

それから四侯会議。どういうわけか島津久光が長州の件だけ切り出し、それを慶喜がいなす形で終わり、あとは写真撮影に時間を割いていますが、無論これもかなり端折られています。しかし長州の件を持ち出すにしても、この大河自体長州をあまり描いていないせいもあり、ちょっと説得力を欠くのではないでしょうか。これは長州寛典論と呼ばれていて、家茂薨去で停戦となった第二次長州征伐(長州再討)の戦後処理として、藩主毛利敬親が世子に家督を譲り、石高と官位を元通りにするというものでした。

またもう一つ、この会議の重要な議題である兵庫開港について、何も出て来ていません。『西郷どん』では、長州とこの兵庫開港について久光が切り出そうとしたところ、慶喜が既に他の3名を懐柔していたという設定でした。『青天を衝け』で気になるのは、やはりこういう幕末史の描写が端折られる件です。

ツイッターでフォローしているのかも知れませんが、たとえば薩長同盟などのツイは、その内容そのものが正しいとは言えませんでした。そもそも脚本に盛り込めないのであれば、最初から描かない方がいいのではないでしょうか。慶喜を中途半端に出すより栄一=篤太夫をメインに描き、慶喜を時々出す程度であれば、多少端折るのもやむなしとは思えますが。

元々この四侯会議は何日かかけて行われており、諸侯の写真を撮ったのは最初の方です。その後議題のどちらかを優先するかでもめ、結局慶喜主導で幕を閉じます。この結果、兵庫開港を決断したのは幕府となり、各国公使に向けて、今なお主導権は幕府にあることをアピールしたことになります。薩摩が武力による倒幕を考えるのもむべなるかなです。

尚この時薩摩は、中岡慎太郎を介して薩土討幕の密約を締結しますが、土佐藩主である山内容堂は、寧ろ親幕府の方向へと動き出していました。後に坂本龍馬が考案した船中八策に大政奉還があることを知り、容堂は慶喜に、これを勧めます。容堂に取っては、幕府が生き残る好機であると考えたわけです。

それから五代と大久保の密談、大久保は渋沢とは不仲であり、このシーンは明治維新後の伏線となりそうです。

あとパリのシーンでメルメ・カションが出て来ます。元々駐日フランス公使であるロッシュの通訳であり、その後帰国していました。この徳川昭武の訪仏で白羽の矢が立ったものの、幕臣向山一履の猛反対で、しばらくは通訳の仕事ができない状態でした。尚日本は連邦国家という寄稿をしたのは、この人だったと言われています。


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[ 2021/07/17 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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