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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『青天を衝け』第18回に関して

第18回、篤太夫は関東から兵を集めて戻ります。さらには天狗党が西を目指すのですが…。

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篤太夫は連れて来た兵をまとめることになったが、かつて言葉をかわした藤田小四郎と戦うことに当惑していた。そして成一郎は、投降を呼びかける密書を携えて、彼らの拠点となっている越前へ入る。武田や藤田は慶喜に裏切られたことを知るが、しかし自分たちも慶喜をここまで追い詰めたことを悟り、幕府に下ることになった。天狗党の党員たちは、皆飢えており、しかも寒さに震えていた。篤太夫も戦わずして京へ戻ることになる。

篤太夫の手紙がお千代に届く。それには小十人並の役職についたこと、今は諸大名の接待役をしていること、黒川嘉兵衛より、女を一人世話しようと言われた物の、妻がいると断り、意外に真面目であると感心された旨がしたためられていた。また生地を送るので、足袋を作ってほしいと催促し、さらにうたを大事に、何かあったら尾高の兄さんを頼れ、いずれこちらに呼ぶとも書いていた。その頃平九郎は剣の稽古に励んでいた。一方で天狗党の党員たちについては、老中田沼意尊の手に委ねられ、結局耕雲斎をはじめ352人が斬首、耕雲斎や小四郎の首は水戸で梟首された。

篤太夫は合点が行かなかったが、成一郎は、天狗党を生かしておけば一橋家が取り込むと思った幕府が、皆殺しにしたと声を荒げる。しかし篤太夫は、国を思う者たちを無駄死にさせたことに憤り、また自分が藤田を焚き付けたことにも責任があると言うが、成一郎はうぬぼれるな、お前がいなくても水戸は立ち上がったと一喝し、さらに、水戸の兵の惨状を見たが、あれが俺たちが信じた攘夷の成れの果てだとまで言い放つ。成一郎は既に、攘夷などどうでもいい、殿を守るために生きると言う。その後篤太夫は、円四郎の「金がねえ」の言葉を宴の末席で噛みしめていた。

ここで家康登場。尊王攘夷は終わり、外様の武士たちは外国に接近し始めた、彼らの敵は徳川であるが、このままでは済ませませぬぞと言う。

小栗忠順は将軍家茂に、フランス公使ロッシュの援助で横須賀に造船所と製鉄所を作ること、陸軍教師を招く用意もあることを言上する。ただ外国への賠償金なども問題は山積していたが、フランスと「コンパニー」を作り、長州、薩摩そして朝廷を封じ込めようと言う。小栗も財政と経済が肝心であると考えており、それは篤太夫も同じだった。篤太夫は備中にある一橋領で人を集めてくる予定で、軍制御用掛及び歩兵取立御用掛という役職を与えられ、駕籠で西へと向かう。

しかし百姓たちはまるで関心がく、篤太夫は阪谷朗慮の漢学塾に入り、塾生たちを取り込もうとする。この朗慮は攘夷は感心しない、外国の接近は互いの利のためだと断言し、また普通の役人とは違った彼に関心を持ったようだった。そのうち何名かの塾生が一橋家への奉公を決め、その決意を書面にさせた篤太夫は、再び庄屋たちに会ってそれを見せ、百姓たちの中に本当に志願者はいないのかと問いただす。実は代官が、庄屋たちを牽制していたことがわかり、翌日大勢の百姓たちがやって来た。

その頃日本には、イギリス大使パークスが赴任しており、薩長がイギリスを歓迎していること、将軍は君主ではないことを聞かされる。このことは家茂にももたらされた。家茂は2度目の長州征伐のために大坂へ向かうことになり、和宮から西陣織を土産にほしいと言われる。また天璋院に挨拶をし、自分に万一のことがあったらと口を開く。そして備中の篤太夫は代官を呼びつけ、庄屋たちへの邪魔だてをした件に加え、兵がいなくては禁裏は守れない、それを庄屋に薫陶もできないとは何と言うことだと咎める。京へ戻った篤太夫は、褒美をもらうが、今後兵を賄うためにも金が要ると言い、自分たちで金を作るように勧める。

篤太夫は、天狗党の失敗は兵糧をおろそかにしたことだと言い、備中の米や播磨の木綿を入れ札払いで高く売り、さらに備中で採れる硝石を売ることを提案する。また最初は、攘夷をかなえるための腰掛のつもりだったと言って、猪飼たち側近を驚かせるが、今となっては、本気で慶喜に日本を再建してほしいと考えており、そろばんを慶喜の眼前に出す。慶喜は、父斉昭も林や茶畑、ガラス、蜂蜜などで藩を潤そうと考えていたと言い、篤太夫はあの雷神のような方がと言って、またも猪飼たちを驚かせるが、慶喜はこの男を信頼しようとしていた。

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天狗党の惨敗、篤太夫の言うように、兵糧をおろそかにしたこと(戦国時代であれば考えられない話)も一因でしょうし、内部分裂が起きたことも、自滅の一因となったのでしょう。ちなみにこの天狗党、一部の残党は生き残って戊辰戦争にも参加し、さらに後々弘道館戦争も起こっています。それから家茂の出陣ですが、2度目の長州征伐とあるものの、最初の長州征伐はあまり詳しく描かれていなかったと思うのですが…。和宮の西陣織は、『篤姫』を思い出しますね。

それから成一郎が攘夷が終わったと言い放つ件、これは正論と言っていいでしょう。というか、先鋭化したことが無謀とも言える天狗党の蜂起を引き起こし、結果あのようになってしまったのですが。しかしながら、家康公のセリフとは言え、天狗党の事件の後外様藩が外国にすり寄ったというのは、いささか疑問です。長州は既にその前年、留学生(長州五傑)を密航同然の形でイギリスに送り出しており、薩摩もまたその前年に薩英戦争をして、列強の力を見せつけられ、講和をしていることから見ても、既に前年にその萌芽はあったと見るべきでしょう。しかしこの大河、本当に長州が描かれませんね。

そして仰々しい肩書で、人集めに向かう篤太夫ですが、円四郎の「金がねえ」の伏線回収かとも思えるシーンが展開されます。自ら漢学塾に乗り込み、土地の人と打ち解け、仲間を得たところで決意を文章化させ、それを庄屋たちに見せてやっと代官が邪魔をしていたことを突き止めます。しかしこの代官も小物臭が漂います。それにしても、代官より偉くなっていますね、篤太夫。で、ここから京へ戻って慶喜に進言するシーン、流れとしてはいいのですが、ちょっと長すぎのようにも見えました。

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[ 2021/06/19 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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