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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか』

昨日が終戦記念日ということで、やや重めというか硬めの本をご紹介しておきます。外交評論家の加瀬英明氏と、元フィナンシャル・タイムズ、ザ・タイムズ、そしてニューヨークタイムズ東京支局長のヘンリー・スコット・ストークス氏の共著『なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか』で、アメリカが日本と戦争をした、その真意は何であったのか、アメリカはどのように布石を打ったのか、アメリカと戦うに当たって、日本の何が強みで、反面何が欠けていたのかなどが綴られています。もちろんハル・ノートについても触れられています。結局これを受け入れたら、日本はアメリカの事実上の植民地にならざるを得ず、それを避けようと思えば、アメリカを含む連合国と戦わざるを得なかったのです。また、戦後処理としてのGHQの統治とはどのようなものであったのか、東京裁判が如何なる状況の下で行われたかも記されています。

第一部が加瀬氏、第二部がストークス氏(訳・藤田裕行氏)の二部構成ですが、ストークス氏の記述にも興味深い物があります。元々アメリカは植民地主義の後発国であり、多くの地域でヨーロッパ諸国に先行されていたため、太平洋地域を中心に植民地を開拓して行き、当時限られた相手国にのみ交易をしていた日本に対して、半ば恫喝するような感じで開国を迫ったわけです。日本に来た理由は様々ですが、その根底に、白人キリスト教徒による、異教徒の地への植民地建設という「使命感」があったのは事実といえます。これに関連して、国際連盟で人種差別撤廃を提案したのが日本であり、可決に十分な票があったにもかかわらず、白人国家でないがために無効になったこと、東南アジアやインド、インドネシアの独立に日本が関与していたことにも言及されていて、この日米戦争の持つ複合的な意味を知るうえでお勧めです。

ちなみにストークス氏は、既にご存知の方も多いとは思いますが、ハリー杉山氏の父上でもあります。

画像はAmazon.co.jpより。

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[ 2015/08/16 19:36 ] その他 | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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