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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『はたらく細胞』本編とBLACKの比較1(+『ゲゲゲの鬼太郎』)

『はたらく細胞』(以下、本編)と『はたらく細胞BLACK』(以下、BLACK)の比較に関する第1弾です。まず舞台設定についてです。尚後の方で、『ゲゲゲの鬼太郎』の妖怪キャラに関する記述もあることをお断りしておきます。

本編の場合、特に体の持ち主の年齢、あるいは性別が設定されているわけではありません。ただ、抗原が自然免疫である程度抑えられていることを考えると、比較的若い人物の体内が舞台となっているようです。その他にスギ花粉のアレルギーがあって、ステロイドを服用したことがあったり、また熱中症に罹ったことがあるというのが、今まで投稿した分を見る限りわかっている程度です。

片やBLACKは、大人の体内とされている通り、中年層の男性の体内、それも不健康で不摂生を絵に描いたような設定で、細胞たちも心なしか刺々しい描写となっています。今までのところ、10年ぶりの喫煙から始まり、飲酒、さらには勃起とその後の性交に伴う淋病に加えて、胃潰瘍に痛風、果ては心筋梗塞など、生活習慣病と呼ばれる病気のオンパレードで、しかも免疫細胞だけで防げないせいか、何かにつけ薬に頼っているように見えます。皮膚などもあまり清潔に保たれていないのでしょう、水虫の症状も出ています。

細胞たちに取っては、前者の方が遥かに平和な世界であると言えます。そのせいか、ストーリーそのものもいくらかBLACKに比べると緩めですし、もう少し突っ込めば、平和であるが故にストーリー性がやや乏しいと言えなくもありません。そのため、作りがたとえば刑事ドラマのような形で、事件勃発→沈静化→完結となっています。この場合の事件とは、もちろん細菌やウイルスの侵入のことで、主に免疫細胞たちがどのように対処するかが焦点になっています。そのため抗原や細胞の仕事などに関しての、どちらかと言えば入門書的なイメージがあります。

その一方でBLACKは、抗原が侵入してくるのはもちろんですが、既にトラブルだらけの体内が舞台になっているため、こちらの方がストーリー性はあるでしょう。何も侵入してこないにしても、赤血球たちが酸素を運ぶだけで、足場が悪い上に、いつ崩落してくるかわからない道を行くわけで、これ自体はらはらどきどきさせられるものもあります。

こういう体であるため免疫は落ち、白血球を始めとする免疫細胞は大忙しですし、喫煙や飲酒、勃起などで赤血球はどのように影響を受け、またどのように関与するのかもわかる仕組みにもなっています。また主人公が目の当たりにした「社会」が予想とあまりにも違うこと、先輩や仲間との別れなども含め、BLACKである分、メッセージ性はこちらの方が強いでしょう。

ここで思うのですが、ある程度制約がある舞台の方が、寧ろ物語は作りやすいのではないのでしょうか。前出のように、本編が比較的入門書的な色彩が強いのに比べると、BLACKは舞台設定がはっきりしている分、そういう状況下で起こり得ることの大部分が想定され、作品中に落とし込まれ、かつ掘り下げられている印象があります。よくスポーツのチームの強化などで、決め事を作るか、あるいは作らないかと言うのが議論となることもありますが、それにちょっと似ています。

それから先日、本編のB細胞の抗体についてちょっと書いています。この中では液体になっていますが、抗体とはそもそもY字型をしており、左右の先端が抗原を捕らえる形になっています。元々抗体は液体免疫と呼ばれていますが、この液体とは体液のことで、抗体が体液の中に存在するためこの名前があります。ただ『はたらく細胞』の世界では、基本的に細胞が人間の形を取っているため、体液という概念があまり存在しません(全くないわけでもなさそうですが)。ですから抗体を描くときに、例えばクリップ状の物で、相手を挟み込むなどという描き方もあったかとは思います。あるいはそれだと、多少わかりづらくなったのかも知れませんが。

それともう一つ。本編のがん細胞に関して、『ゲゲゲの鬼太郎』の名無しのようだと書いています。それとは別に、石動零(いするぎれい)のようにも見えます-外見上はこちらの方が、寧ろ似ているかも知れません。これも『鬼太郎』のキャラで、妖怪狩り専門の鬼道衆の末裔とされている人物です、ただ実際には孤児で、師匠から鬼道を学んだようですが、ともかく人間には寛容ながら、妖怪に対しては容赦ない姿勢で臨みます。鬼太郎と親しい犬山まなに対しても
「あいつ(鬼太郎)に伝えておいてくれ。いつかはお前を倒すって」
と、あたかも追いつめられたがん細胞が免疫細胞に放つようなセリフを口にします。

ところでこの『鬼太郎』に出て来る妖怪キャラ、
名無しまたは石動零-がん細胞
のみならず、他にも類似性を感じさせるキャラがいくつかあります。たとえば
ぬりかべ-スギ花粉アレルゲン
たんたん坊-ライノウイルスやインフルエンザウイルスの帽子状のウイルス
目玉おやじをはじめとする一つ目キャラー緑膿菌
(一般に一つ目キャラは妖怪としてのイメージが強いです)
あと
海坊主の丸い目鼻立ちー乳酸菌の目鼻立ちも、似ていると言えばそうでしょうか。ちなみにたんたん坊とは、ちょっと汚いのですが、痰を使って相手の体を固めてしまう妖怪です。


飲み物-ミルクティ2
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[ 2021/06/04 01:15 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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