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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『はたらく細胞』本編第2巻の内容について

第2巻です。今回より書き方を少し改めています。

<食中毒>
赤血球は白血球と初めて胃に来ていた。その時白血球のレセプターが反応し、細菌が侵入しているのがわかる。戦っているのはピンクの服、ツインテールの好酸球だったが、なかなか相手を撃退できず、白血球の手助けが必要だった。互いに挨拶を交わす2人を見て、彼女も白血球の仲間なのだと、赤血球は気づく。

しかし他の細胞たちは、弱いやつだと期待もしていないようだった。しかもまた細菌が侵入し、その時現れた好塩基球が謎めいたことを言う。どうやら腸炎ビブリオによる食中毒が起こったようだった。好酸球も戦うが、食われそうになった白血球が結局は死力をふりしぼる。しかし細菌性胃腸炎にしては症状がひどかった。

どうやらこの症状は、生魚に寄生していたアニサキスの侵入によるものだった。しかも好酸球は、この敵に一人で立ち向かうつもりでいた。一見無謀とも思えるこの行動だが、白血球は、あいつでなければ無理だと言う。そしてアニサキスを一発で仕留めた好酸球は、周囲からの賞賛を浴びる。そこへ好塩基球が、何やら予言めいたことをまたつぶやきつつ去って行った。

<熱中症>
体内は温度が上がり、ひどく乾燥していた。赤血球たちは歩きながら放熱しようとしていた。そんな中でも白血球は抗原駆除に追われていたが、彼の服装は見るからに暑そうだった。これで発汗すれば多少は温度が下がるのだが、体外の湿度が高すぎるせいもあり、汗が霧状にならず冷却できない。

白血球は血小板たちに麦茶を注いでやっていたが、体温冷却がうまく行かないなどの理由から、熱中症ではないかと疑っていた。その時地面が傾き、何やら奇妙な細菌が現れた。セレウス菌だった。セレウス菌は白血球にちょっかいを出すが、はなから戦うつもりはなく、体内で雲隠れを決め込むつもりだった。血流が速いのも幸いしており、白血球は赤血球たちの混雑の中で相手を追うことができない。しかも体内は暗くなっていた。

ついに白血球もばててしまい、セレウス菌はおまえまで熱中症かと嘲笑する、汗腺細胞の隊長は雨乞いを始め、白血球の追撃も効果なく、セレウス菌が体を乗っ取ったかに見えたが、体外から水分が補給されたため、セレウス菌はあえなく御用となった。その後太い血管の周囲の冷気が強いとの情報から、皆首やわき下などに集まるが、白血球は仲間から、おまえは熱中症になったのかとからかわれていた。

<赤芽球と骨髄球>
赤血球はまた道に迷っていた。そこでたまたま目にしたのが、幼少期を過ごした赤色骨髄だった。ここで生まれた前駆細胞は、様々な種類の造血幹細胞に育って行くのだが、彼女は赤毛ということもあり、赤血球としてマクロファージに育てられる。やがて赤芽球となり、酸素の運搬を学ぶことになったが、方向音痴は先天的なもののようで、あれこれ迷った挙句目を回してしまう。

また血管の中の敵から逃れるため、好中球の先生が呼ばれ、着ぐるみの緑膿菌で脅かして逃げる訓練をするが、あまり遠くに逃げたため迷子になってしまった。そこで彼女は初めて、赤血球が働く姿を目にする。そこへさっきの着ぐるみと思しき細菌がやって来て、彼女は先生と呼びかけるも、それは本物の緑膿菌だった。何とか抵抗を試みて逃げるが追いつめられ、赤血球になる夢もついえたかとおもったその時、一人の少年が緑膿菌にたちむかう。

その子は将来白血球になる骨髄球だった。しかし子供でまだ非力であり、いよいよ危なくなったところへ、先ほどの先生とマクロファージが来て2人は難を逃れる。赤芽球は骨髄球にまた会えるかと尋ね、同じ場所で働いているからと彼は答える。その後赤血球は白血球とぶつかってしまい、お詫びをして表通りまで連れて行って貰う。その途中赤血球はふと、この白血球はあの子なのだろうかと思うものの、しかしそれを打ち消す。

それから「がん細胞」ですが、これは長くなるので、必要と思われる部分のみピックアップしています。

<がん細胞>前編・後編
一般細胞が奇妙な細胞に追われていた。白血球がそれを仕留めるが、キラーT細胞がウイルス感染細胞だから渡すように言い、そこへやって来たNK細胞は、これは猛スピードで増殖するタイプだと言う。そしてそこにいた一般細胞に道案内を頼み、キラーT細胞や白血球を無視して行こうとしたため、キラーT細胞とひと悶着起きる。何だかんだあったものの、結局3人は、ひとけのない団地に到着する。その頃赤血球は、なぜか靴紐が切れたり、梯子の下を通ったり、食器を持った人物とぶつかって皿が割れたり、果ては髪がざわついたりと不吉な経験をしていた。

団地に着いたキラーT細胞は、白血球と2人別の道を行き、NK細胞と一般細胞だけにさせる。そしてNK細胞は、一般細胞に正体を現しなと迫る。実は一般細胞を装っていたものの、彼は進行がかなり進んだがん細胞だった。だから2人を逃がしたのかと訊くがん細胞に、あんたの正体すら見抜けないあの2人は邪魔だったとNK細胞は答える。そしてがん細胞は攻撃の態勢に入り、NK細胞は冷静に立ち向かう。一方白血球とキラーT細胞は、プログラムを無視して増殖しまくる細胞、そして(転移の為の)引っ越し荷物を目にする。ここはがん細胞の巣窟だったのである。

2人に加えてNK細胞も、がん細胞の勢いにもみくちゃにされるが、当のがん細胞は、多勢に無勢で殺される気持ちを、免疫細胞に味あわせたかったと平然と言う。一方外の世界は平常通りだったが、この団地に向かって仲間たちがやけに栄養分を運んでいるのを見て、赤血球たちも手伝うことになる。中にはがん細胞たちがいて、彼女は少なからぬ恐怖心を抱く。団地の中では、キラーT細胞ががん細胞にバグリ野郎と怒声を浴びせるが、彼は以前コピーミスで生まれ、もう一人の細胞を殺された時に、同じことを言われた経験があったため、人を不良品扱いするなと言い返す。

自分は今後リンパ管や血管を巡って、お前の仲間を殺すとがん細胞は宣言する。それは自らの死をも意味するのだが、どっちにしても自分は死ぬ身だと言うがん細胞に、鉈が飛んで来た。がん細胞のことを聞きつけたマクロファージが、狙って投げたものだった。さらにNK細胞は、キラーT細胞を騙して抗体を浴びせかけ、それを見て大いに笑って活性化し、がん細胞に致命傷を与える。がん細胞はいまわの際に、自分を一般細胞として扱った白血球に対し、助けて貰って嬉しかったと言うが、白血球はお前は助けられないととどめを刺す。


先日、第2巻に入って、多少疑問点も出てくるようになったと書いていますが、それについては次回の投稿にまとめたいと思います。実際、熱中症の回では細胞たちのはたらきと言うよりは、外部からの医療という部分が大きいし、またがん細胞回では、正直言って内容の割にページ数が多く、それ以外にももやっとしたものを感じました。

あとこれはアニメの方ですが、『はたらく細胞BLACK』の方に乗り換える人もいるようです。実際本編のアニメの場合、尺稼ぎと思われる部分もあり、それがちょっとネックになっている印象を受けます。

それとBLACK、何度か書いていますが、最早スピンオフより主流作品の一つで、ウィキも本編とは別々になっています。アニメ放送の影響もあるのでしょう。なおこの本編、WHITEと言っている人もいますが、『はたらく細胞WHITE』だと、白血球、正確には桿状核球を主人公にしたスピンオフシリーズになります。

飲み物-パブのビール3杯
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[ 2021/05/31 00:45 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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