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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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『はたらく細胞BLACK』第2巻

本編の第2巻の前にBLACKの第2巻の紹介という、ちょっと変則的な方法を採っています。尤もこのBLACKも、本編と並ぶ主流作品ではあるので、それはそれでいいかと。

<異変、水虫、働く意味。>
喫煙とアルコール摂取で、体内の環境は相変わらずよくなかった。肝臓も機能が弱る中、頭頂部では毛穴に皮脂が詰まって髪が育たなくなり、陰茎・海綿体も勃起させる機会がなくなっていた。精子も数が減り、養育を請け負うセルトリ細胞の髪は白髪交じりだった。ストレス続きの体に侵入する抗原と戦うため、多くの白血球が動員されて数が減り、白血球も仲間を探していた。

これは赤血球も同じで、どこかで出血が起きていて赤血球が減少している可能性もあった。そんな中足底部に白癬菌が発生し、白血球は駆除に向かうが、ここは湿度が高く不潔で、いわゆる水虫の症状を呈しており、しかも多くの白癬菌を相手に、白血球たちは苦戦していた。そこへ突如水が流れ込む。ブテナフィン塩酸塩が外部から投入され、殺菌が進められていた。

しかし白癬菌は陰部、頭部、爪にも発生しており、数少ない白血球は方々に駆り出されていた。しかもストレスで血圧が上昇し、赤血球に酸素を運ぶように指示が下る。そんな時AA2153の仲間のAC1677が彼を引っ張って行き、さぼるように勧める。
「たまには息抜きしとかないと大事なときに働けなくなっちまうぜ?」
の言葉に、彼は働くことの難しさを思うのだった。

<胃潰瘍、友情、喪失。>
AA2153とAC1677の2人は胃に来ていた。ここは食物からエネルギーを取り出す高炉であり、危険な場所だった。しかしその胃に潰瘍ができて粘膜層を突破し、これ以上の悪化を防ぐためにも、血流をよくして消化活動を行う必要があった。どうやら赤血球が足りないのも、彼らが胃に落ちているからではないかとAA2153は思う。勘弁してくれよとAC1677。しかしその時胃酸による亀裂が入り、彼らも被害を受ける。

主細胞は副細胞に胃粘膜の修復を命じ、血小板は傷口を修復した。アルコールや脂っこいもの、喫煙やストレスによって胃は荒れ放題だった。ここじゃろくな死に方はしないと主細胞が言うのを聞き、AC1677は逃げ出す。そこへ白血球たちがやって来る。胃粘膜が保護されなくなり、炎症が進んでいた。その時逃げたと思っていたAC1677が戻って来る。例によってさぼっていたのである。しかし胃壁の破壊が進み、逃げ出したAA2153は足を傷め、庇おうとしたAC1677が胃の中に落ちてしまう。

その時胃の中から現れたのがピロリ菌だった。白血球たちはピロリ菌に襲い掛かる。AA2153は血小板たちの傷口修復を、仲間が戻ってきてないからと止めようとするが、主細胞はここでは日常茶飯事だと怒鳴る。その後胃の付近はさらに慌ただしく、メガネを落としたAA2153は号泣する。外部からのクラリスロマイシン投与で何とか事態は収拾され、白血球は持ち主のいないメガネを拾う。主細胞は、体が変わらない限り環境も変わらないと言う。そしてAA2153は連絡が来ても仕事に出なくなり、引きこもり状態にあった。

<自暴自棄、痛風、反乱。>
AA2153は尚も仕事に出ようとしなかった。体のあちこちには血管内で処理できなかった廃棄物がたまり、脂肪細胞たちは肥大化し、休みを取っていない体の中で、細胞たちの間に動揺が広がっていた。白血球もそれを懸念していた。その時左足親指の付け根付近に、棘の多い未知の細菌が発見される。記憶細胞の記録にもない細菌で、白血球は目標を貪食し、マクロファージは抗原を突き止めるよう指示が出るが、いずれも正体を突き止められないまま攻撃が開始される。

しかしAA2153はそれにも関心がなく、脾臓で処分して貰おうと考えるが、まだ若くて働けるからと拒否される。ここの審議官は、無事に役目を務めあげた赤血球が一生を終える場所であり、自分は役立たずなどと格好をつけるなと語気を荒げる。また脳の方では、奇妙な最近の正体は尿酸ではないかという結論に達した。プリン体摂取で溶解し切れない廃棄物が、尿酸として結晶化していたのである。白血球はこの攻撃で体を傷めつけていたことにショックを受けるが、そこでAA2153がやって来て、こんな体どうにかなれと金属パイプで地面を叩き始める。

白血球は彼にメガネを渡し、自分を責めるな、一人で背負い込むなと言い聞かせる。涙を流すAA2153。その後コルヒチンが投与され、白血球の攻撃もなくなって症状は治まるが、長年の不摂生、それを引き起こしたストレス、本当に悪いのは誰なのだろうかと脳細胞の一人はつぶやく。そして赤血球たちは、相変わらずでこぼこだらけの道を酸素を運ぶが、その時誰かの帽子が落ちているのに気づく。実はプラークが崩落し、赤血球たちが巻き込まれていたのだった。

<復帰、心臓、終焉。>
赤血球たちは今日も酸素の運搬に追われていた。彼等には休みはなく、もしあるとすれば、心臓が止まった時位のものだった。赤血球他たちが、以前にも増して悪くなった血管内の状況を嘆いていると、そこへ彼らの話題になっていたAA2153が現れる。先輩たちに謝る彼に、もうお前は一人前だと言われるものの、彼自身はまだこの仕事の意義をつかめずにいた。

後輩を連れて、でこぼこだらけの道を行く彼は冠動脈へ入ろうとするが、そこで大規模な崩落事故が起きて、赤血球たちが巻き込まれているのを目にする。血小板の道案内で何とか空いたスペースを通るものの、崩落が相次ぎ、血圧が上昇して狭心症の症状が出ていた。

その後冠動脈が完全にふさがれ、心筋梗塞の様を呈しており、このままでは心臓に酸素を運べず、心臓が壊死してしまうことになる。脳細胞たちはこの体が死を迎えることを伝え、細胞たちは怒号を浴びせる。これには白血球もなすすべなく、体の機能が次々と停止し、辺りは暗闇と化してしまう。しかしAA2153は、一人望みを捨てられずにいた。

<心筋梗塞、蘇生、変化。>
冠動脈のプラークは、動かそうにもびくともしなかった。その時奇妙な音が聞こえ、肋骨を始め、あちこちできしみが生じてくる。所謂胸骨圧迫で、心臓部の照明が、その動きに合わせて点滅していた。望みを捨てずにいるAA2153は、仲間からこの体に飼いならされたのかと揶揄されるが、彼は、働きたいから働くと堂々と答える。その後心臓が動き出すが、心室細動であり、正常な心拍が戻るにはしばらくかかった。

しかし未だ冠動脈への道は閉ざされており、赤血球たちが悪戦苦闘していると、そこに奇妙な紐状の物が入り込んで、プラークの中に突っ込み、膨らんだ後去って行った、新種の細菌かと不審がる赤血球たちだが、よく見るとその紐が残して行った金網が膨らみ、プラークを押し広げて道が作られていた。これで心臓をはじめ、体のずべてに酸素を届け、さらに毛母細胞にも酸素を届けることができた。

AA2153は、口うるさい細胞のおばさんからもありがたがられ、初めて自分の仕事に誇りを持つようになる。暗闇であった世界が徐々に明るくなり、白血球たちは梗塞部の死滅箇所の除去に向かった。体内に平和が戻り、働きやすくなった環境で、AA2153は白血球と出会う。環境が変わったことを喜ぶ彼に、白血球は一番変わったのはお前だと言う。その彼は、今度は後輩の指導に余念がなかった。


依然として体内はトラブル続きで、細胞たちの力だけではどうにもならず、外部からの薬剤投与が必要になります。そしてAA2153は、かつて自分に仕事を教えてくれた先輩、肝臓に連れて行ってくれたベテランの赤血球に続き、親友であるAC1677を胃で失います。彼の喪失感は大きく、その後仕事にも行かなくなってしまい、脾臓で処分して貰おうとするも断られ、結局仕事に戻ることになります。

彼が仕事をさぼっている間、体内は尿酸に見舞われていました。これを細菌と思い込み、攻撃していた白血球は、自分たちの仕事が逆効果であったことにショックを受けます。そこへAA2153がふらふらとやって来て、地面を金属パイプ様のもので叩き始めます。自分たちのことをちっとも考えてくれない、この体への怒りでした。そんな彼に白血球は、自分だけで背負い込むなと声をかけ、胃で落としたメガネを彼に渡します。その後彼は仕事に戻りますが、まだその意義がつかめず、仕事の価値を本当に知るのは、この体の心臓が停止した時でした。

その後冠動脈でプラークが崩壊し、大勢の赤血球が巻き込まれてしまいます。AA2153に取っては、またも仲間を失うことになってしまいますが、それでも気を取り直して、心臓が壊死しないように酸素を運ぼうとします。しかし道は通れず、この時も外部からの胸骨圧迫、AEDによる心室細動、そしてステント治療によって、ようやく酸素を運搬できるようになります。そしてこの時彼は、一時は真っ暗闇になった世界に、少しずつ灯りが戻ってくるのを見て、初めて自分の仕事に誇りを持つようになります。

実際このBLACKには、細胞たちだけではお手上げ状態になり、結局外部の力(投薬、医療)を借りることになった時に安心感を覚えつつも、一方で細胞たちが抱く空しさも描かれています。また主人公は仲間を次々と失い、特に親友だったAC1677が胃酸の海に落ちた時には、すべてに絶望します。そんな彼を支えてくれたのは白血球でした。本編にはない過酷な世界であるからこそ、細胞たち、特に赤血球たちの間にも、本編とはまた違った、常に生死を賭けた雰囲気が強く感じられると言っていいでしょう。

ところでピロリ菌、正確にはヘリコバクターピロリ菌ですが、本編では乳酸菌がやっつけたという設定でした。そしてこちらでは、抗生物質が投与されて胃が落ち着いたことになっています。その後の尿酸の原因になっているプリン体も、本編では乳酸菌がむしゃむしゃ食べていましたが、この時は痛風の薬であるコルヒチンによって治まっています。この辺りに、様々な意味での両者の違いが窺えます。胸骨圧迫やAED、ステントに関してはもう既にご存知でしょう。しかしこの体、かなりあちこちが傷んでいるようで、心肺停止状態になるのもやむなしと言えますが、我らがAA2153は使命感を捨てずにいました。

この後もBLACKでは、赤血球や白血球が別の体内に移動させられ、次なる試練も待ち受けています。両者のすべてを照合しているわけではありませんし、まだ先にもなりますが、がん細胞の回などは、BLACKの方が正直面白く感じられました。これもまた、シリウスとモーニングの違いではあるのでしょう。無論BLACKにも疑問がないわけではありませんが、本編がどちらかと言えば事件発生→対処→完結といった流れであるのに比べ、BLACKは慢性的にトラブルを抱えているため、いざ「事件」が起こった時の重篤さや、細胞たちに及ぼす影響はやはりかなり違っています。


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[ 2021/05/26 01:15 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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