少し前になりますが、『青天を衝け』の総集編が深夜に放送されていました(観ませんでしたが)。そう言えば昨年の『麒麟がくる』でも、似たような方法で、中途半端な時期に総集編が放送されていたかと思いますが、そもそも総集編と言うのは、本放送が終わった時点でオンエアされるべきものです。
なぜまだ放送中、それもちょうど前半の折り返し地点などでもないのに、わざわざ総集編を放送するのか何とも不思議です。その時間帯に放送が予定されていた番組、たとえばスポーツ中継などが中止にでもなって、その埋め合わせだったのでしょうか。しかし大河とは、どう考えてもそのような目的で流す番組ではないと思われます。それでなくても、現在本放送は
BS4K
BSプレミアム
地上波
この3つのチャンネルで時間帯をずらして放送されており、しかも土曜日には再放送があります。1週間で4回の放送というのは多すぎやしないかと思います。BSはどちらか1チャンネルのみにして再放送を止め、見逃し配信をTVerなどを使って、民放と同じやり方で配信すればいいのです。
NHKとしては、今後ドラマのリストラとか、BSの一本化なども考えているらしいのですが、その前に受信料のあり方そのものを見直すべきですし、あと土曜時代ドラマとBS時代劇も、どちらかにしていいかと思います。大河+それ以外の時代劇を週1回で十分ではないでしょうか。
それから番組編成ではありませんが、公式サイトのメールフォームが大幅にリニューアルされています。文字が大きくなっているのは、高齢者の使い勝手を考えてとも取れますが、実は肝心なことが抜け落ちています。メールと言うのは、どのような目的で発信するのか、苦情なのか質問なのか、あるいは番組への好意的な意見なのか、その点を考えてしかるべきなのですが、せっかくメールフォームを新しくしておきながら、こういう区分が全くありません。
以前BBCを見習って、この点をどうにかしてくれと頼んだのですが、結局梨のつぶて状態です。BBCがすべていいとは言いませんが、メール発信の際何が目的であるかを選べること、受信したくない人は、電波を止めることができる点などは、NHKはもっと参考にするべきでしょう。
また、以前BBCにメールを送って返信が来ると、対応が適切だったか否かを問うアンケートが送られてきて、これもNHKに参考にするように言ってはいるのですが、いっかな実行されたようには見えません。こういうところもまた、視聴者軽視のように感じられて仕方ないのです。
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