FC2ブログ

ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  大河ドラマ >  『青天を衝け』第12回に関して

『青天を衝け』第12回に関して

第12回に関して。今回の家康公は、終盤に登場です。

************************

世直しをしたいと考えた栄一は、自分の勘当を父市郎右衛門に申し出る。市郎右衛門は、自分は百姓としての分を守りとおすが、お前はお前の道を行けと勧める。その市郎右衛門は、かつて武士を夢見たことがあった。しかしゑいの家である中の家(なかんち)には女子しかおらず、婿入りして農業に励み、家を大きくした。ゑいは一度だけ、市郎右衛門に武家にならなくて後悔したかと訊いたところ、武士になっても才覚だけでは出世できず、その点百姓は自分の腕で世を渡っていける利点があった。市郎右衛門が栄一に理解を示したのは、それも一因だった。

千代は、娘のうたを抱いてやってくれと栄一に頼むが、栄一はそのまま布団をかぶって寝てしまう。そして喜作と共に再び江戸を訪れるが、同心たちに捕まりそうになり、居酒屋に逃げ込む。そこにいたのは平岡円四郎だった。なぜ追われているのかを聞かれた栄一は、日本の為にこの世をぶっ潰すと言い、武士でなくても志のある者はいると思いのたけをぶちまける。そこへ喜作も、こちらは一橋家の用人川村恵十郎に連れられてやってくる。

円四郎は二人に武士になるように促し、しかも幕府をつぶしたいのなら、自分の殿は江戸城の中心にいる人物だから、もってこいだと哄笑する。栄一たちはあまりに思いがけないこの申し出を、一旦は断る。その後両者は自己紹介をするが、栄一は円四郎が一橋家の家臣だと知って驚く。円四郎は家に戻り、やすに栄一たちのことを話して、2人が心配だと言うが、折しも来訪していた川路聖謨が円四郎こそ気を付けろと言う。水戸の過激派が、斉昭のような攘夷を慶喜がしないのは、側近の入れ知恵だと考えているのだった。円四郎は一笑に付すが、川路は、攘夷が時と共に流行り病のようになってしまっており、一旦それに罹ると熱がなかなか治まらないと諭す。

冬が訪れる頃、栄一たちは決行の準備に追われていた。そこへ長七郎が戻って来て、栄一や喜作、惇忠たちに向かって、決起を思いとどまらせようとする。京にいた長七郎は、既に薩摩は薩英戦争で攘夷を捨てたこと、また長州藩士や長州派の公家たちが都を追われたこと、さらに大和国で蜂起した天誅組が惨敗に終わったことなどを話して聞かせる。しかも長州勢の都落ちを命じたのは孝明天皇であり、天皇が幕府寄りな姿勢を取ったことで、今までの攘夷とされて来た行動は如何にも報われず、長七郎は空しさを覚えていた。そのような中、真田範之助と長七郎は対立し、長七郎は焼き打ちを実行するなら自分を斬れとまで言う。ここで真田と惇忠たちは袂を分かち、決行のための準備はすべて白紙に戻された。

家へ戻って来た栄一は、千代に、今まで信じて来た道が間違っていたこと、それをなかなか受け入れられなかったことを伝え、今までうたの顔も満足に見られなかった臆病者であると自嘲する。栄一は既に市太郎を失っており、これ以上うたを失うのが怖かったのである。そして自分は父親の役目も放棄しようとしていた、しかしもう命を投げ出すことはないとうたを抱きかかえる。そんな夫に千代は、道はまっすぐではないと言い、孔子の言葉である
「過ちて改めざる、これを過ちという」
を引用する。

その夜、栄一は市郎右衛門に、自分たちがやろうとしていたことを洗いざらい話す。また売上金160両をくすねたこと、その金で武器を買い込んだこと、またそのために、八州廻りに目を付けられていることを打ち明け、さらに自分がここにいるのは迷惑になると言って、京へ行くこと決意を固めていた。市郎右衛門は、自分が信じたことなら何をしてもいいが、人としての道理を踏み外さないようにと言い、支度金として100両を与える。孝行とは子が親にするものだと思っていたが、親が子にするものとはなと笑う市郎右衛門。そして栄一と喜作は、家族に別れを告げて血洗島を後にする。

一方徳川慶喜も、天皇を輔弼するべく京へ上る。この時は蒸気船順道丸での船旅だった。このため円四郎も京へ行くことになる。美賀君は、最早慶喜の子は望めなくなったと言うが、徳信院はそんな彼女に、自分も世継を産めなかったが、一橋家を守るという勤めは変わらないと励ます。

ここで徳川家康が登場し、いよいよ舞台は京へ移り、江戸幕府の終焉が近づいたと語り掛ける。

***********************

今回は血洗島と平岡円四郎がメインだったこともあって楽しめました。相変わらず、円四郎以外の慶喜関係はかなりあっさり目ではありましたが…。ところで平四郎の妻のやす、どうも武家の奥方には今一つ見えないのですが、根っからの武家の奥方でないところが、彼女の魅力でもあります。円四郎は慶喜について京へ行き、恐らくやすとはこれが今生の別れとなったはずです。ちなみに『西郷どん』の第26回で、大久保一蔵が畳まわしをするシーンがありますが、この一蔵の渾身の芸は、円四郎や後藤象二郎、中根雪江をもてなすためのものでした。

それと長七郎が戻って来て、攘夷を止めろと言うのはいいのですが、これまでのことが無駄になったと話すシーンに、もう少し尺を割いてよかったかと思います。河野の死の空しさについても語っているわけですが、実際この中に、あの坂下門外にいた人物はいませんし、栄一も喜作も大橋訥庵の塾にはいたものの、彼が経験した空しさを一同が分かち合うには、ちょっとそれぞれの温度差があるようにも取れます。ここはとにかく攘夷をしても、一文の得にもならないし、天皇や慶喜を敵に回すくらいの言い方でもよかったのではないでしょうか。それにしても「キツネが見える」は、一体何の伏線なのでしょうね。

また川路聖謨が、攘夷とは流行り病のようなもので、一旦罹ると熱が冷めないと言ったことを話していますが、どうやらこれは麻疹に例えているように思えます。麻疹は一度罹ったら二度と罹らないため、特に若い時にする通過儀礼的な経験のことを、麻疹になぞらえたものですが、正に攘夷もそれに似たものがあったようです。しかし、所謂破約攘夷的な攘夷は姿を消しつつありました。この翌年、長州が京での失地回復を図ろうとして、暴走することになります。所謂禁門の変ですが、その前に池田屋事件があり、京での一大クーデターを企てていた一味が、新選組により斬られることになります。そろそろ町田啓太さんの土方歳三も登場のようです。


飲み物-ビールと夜景

スポンサーサイト



[ 2021/05/08 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

TopNTagCloud