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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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ワクチンとキラーT細胞と『はたらく細胞フレンド』

とあるツイに「キラーT細胞」のタグがあるのを偶然見つけました。新型コロナウイルスのワクチン絡みで、数日前にこの言葉がトレンドに入ったらしいのですが、このキラーT細胞は免疫細胞で、白血球の一種です-と言うか、『はたらく細胞』を観て、あるいは読んでいる方なら当然ご存知でしょう。

この作品中では強面で鬼軍曹的な班長と、彼に率いられる殺し屋(キラー)集団という設定で描かれています。白血球(好中球)やNK(ナチュラルキラー)細胞などの、自分で抗原を発見して退治する細胞とは異なり、彼らは出動命令がないと動けません。出動命令を出すのはヘルパーT細胞ですが、このヘルパーT細胞は、樹状細胞から抗原を提示されて初めて命令を下します。つまり指揮系統のトップが樹状細胞、そして司令官ヘルパーT細胞、さらに実動隊のキラーT細胞となるわけです。白血球即ち好中球というイメージがありますが、これらのT細胞や抗体を作る係であるB細胞、好酸球、好塩基球や単球、好塩基球等はすべて白血球に含まれます。

本編の『はたらく細胞』では彼らの活躍が登場しますが、スピンオフの『はたらく細胞フレンド』になると、班長のプライベートな面や胸腺学校時代のこと、ヘルパーT細胞や彼の秘書的存在である制御性T細胞、さらに白血球との関係が描かれて行きます。ネタバレになりますが、一人カラオケしていたり、髪の毛は実は染めていたり、花粉症持ちだったり、乳酸菌の着ぐるみ姿で焼きそばを作ったり、胸腺学校時代は茶道部だったりと、ちょっと意外でなおかつ憎めない人物であることを窺わせるエピソードも出て来ます。物語が進むに連れて、白血球と一緒に旅行までするようになるのですが、最終巻(今年の夏発売予定)ではさてどうなるのでしょうか。


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[ 2021/04/18 00:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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