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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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大河ドラマ雑考-44(奇を衒う演出に対する疑問)

『青天を衝け』の初回視聴率が20パーセントということです。これに関しては、いくつか理由が挙げられます。

  • 基本的に視聴率は関東の数字であり、『青天を衝け』の舞台は関東(深谷、水戸)である
  • 初回、第2回位まではご祝儀的な意味もあって、数字が高く出る
  • 北大路欣也さんや小林薫さんなどのベテラン俳優が目当てで観た人もいる

一方で蚕のCGによる描写が不気味だといった声もあるようですが、これは今後どう影響するのでしょうか。言っては何ですが、あまり奇を衒いすぎた演出は、そのドラマの評価にも関わりかねないかと思います。

この手の奇を衒った演出は、たとえば『おんな城主 直虎』、『いだてん』そして『麒麟がくる』でも見られました。『麒麟がくる』の場合、初回でいきなり「母上に尻をぶたれる」意味で、後ろ向きに屋敷に入るシーンがありましたが、いくら何でもあれはないでしょうね。親に尻を向けるのかと言われるのが落ちではないでしょうか。
『直虎』も例のエクセルまがいの計算や草履投げ、さらにはヒロイン自身の
「女子は血を見慣れておる」
などのセリフは如何なものかと思いました。別に女性の生理を描くなとは言いませんが、あのように直截な言い方をさせる必要もないでしょう。
『いだてん』に至っては冷水浴の「ひゃ~」に始まり、わざわざ主人公に立小便をさせてみたり、バゲットとバケツを間違えさせたりで、こうなるとちょっと痛いなという印象を受けてしまいます。無論、昔の大河も総集編を含めていくつか観た結果、それなりにおかしな部分はありますが。

ところでネットの某女性週刊誌記事で、大河平均視聴率ワースト15なるものをやっていましたが、これは先日投稿したように、最近の大河の低視聴率は、BS先行放送によるところも大きいと思います。かてて加えて、低視聴率でも内容が良ければいいという意見もあるようですが、どれがいいかよくないかは、きわめて主観的なものです。
特に、所謂サブカル層に受ける大河が、そのような評価を受ける傾向が高いようです。これは大河ドラマ雑考-29で、このように書いています。

話が戻りますが、『いだてん』と『おんな城主 直虎』にはどこか似通ったものがあります。出演者も一部ダブっていますが、演出方法がどうも奇を衒いすぎたように見える点です。こういうサブカル好きな層が好みそうな演出方法が、本来の大河視聴者の嗜好とどこか反りが合わないと考えられます。そして『直虎』を支持したコアなファンが、『いだてん』の支持層となっているようにも感じられます。

『平清盛』もそうであると言えるかもしれません。私も清盛は割と好きー但しリアルタイムで観ていないーなのですが、それ以外の『直虎』や『いだてん』などは、やはり馴染めなかったと言えます。要は、サブカル好きな大河というのは、私には今一つで、逆に演出や構成に疑問を持つ大河と言えるのでしょう。
私見ではありますが、こういう大河はしばしばネット上、特にSNSなどで盛り上がる傾向も高いようです。以前はツイッターで、そういうアカウントをフォローしたり、またフォローせずともチェックしたりもしていましたが、最近はそういうこともなくなりました。

その理由として、恐らくは当該作品を盛り上げるためなのでしょう。すべてに於いて肯定的な意見が強く、それが作品への一方的な、しばしば思考停止的な賛美に映ったせいです。無論その作品を好きであれば、それに越したことはないのですが、1年間観ていると当然おかしな点、批判すべき点も出て来て然るべきなのに、それがまず見られない。
また、私にしてみれば奇を衒うような演出が「刺さる」ように感じられもするのでしょう。結果それがエコーチェンバーとなり、特定の好意的な意見が増幅されてしまうと思われます。同調圧力と言うのは不適切かも知れませんが、こういう人たちからは、これだけ支持されていますよということですね。一種のバンドワゴン効果なのかも知れません。

私の場合、『直虎』でツイッターの大河チェックをやめましたが、公式アカウントは『西郷どん』まで続けていました。これは単純に、好きな大河だったということが挙げられます。これも視聴率は高くないものの内容は好きで、この大河の場合、多少奇を衒うような演出もあるにはあったのですが、気になるほどではありませんでした-岩倉具視役の笑福亭鶴瓶さんが、少々アクが強くはありましたが。また、2007年当時の戦国大河としては低視聴率ながら、『風林火山』も好きな作品でした。

そのため「低視聴率でも内容がいい」という意見には同意できます。ただこの表現が、数字はよくないけど、サブカル層に受ける、もっと言えばSNSで話題になる作品のことのみを指すのであれば、それは如何なものかとは思います。何よりも、マスコミや当のNHK自身の評価が、
「ツイッターではこう言っていた」
的な、エコーチェンバーの上澄み部分のみを見ている点が気になります。ツイッターすなわち世論とは必ずしも言えないし、マスコミはともかくNHKはもっと冷静に分析するべきかと思うのですが。

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[ 2021/02/16 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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