FC2ブログ

ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  大河ドラマ >  『どうする家康』のコメントに突っ込んでみます その1

『どうする家康』のコメントに突っ込んでみます その1

先日ご紹介した『どうする家康』に関して、少々突っ込ませていただきます。まず制作統括の磯智明氏のコメントから。(いずれもNHK ONLINEより)

1.  令和版へアップデートした、新たな家康像になると思います。

2.  それは暗いニュースが多い中、久しぶりに聞いたワクワクドキドキするお話でした。そこには、教科書にある鎮座するような家康ではなく、ピンチピンチの連続、ものすごい強敵たちの登場、すでに「どうする家康」のドラマがありました。

3.  そんなどん底でもセンターとしてチームをまとめた家康は、負けても大胆に笑みを浮かべている、逆境に負けない明るい人物なのかもしれません。松本さんならきっと乱世を終わらせ、東京の基礎をつくった、エネルギッシュな家康を演じていただけると確信しています。

まず1ですが、
「令和版へアップデートした」
歴史上の人物というのは、そう簡単にアップデートできるものなのでしょうか。要は、今の大河を観ていない層にアピールすべく、今までにない家康像を模索したいということなのでしょうが、ならばそう言えばよさそうなものです。大河ファンがこのように話しているのであれば、まだしも納得できるのですが、制作統括という責任ある立場であり、視聴者になぜこの主人公であるかを詳しく説明すべきはずの人物のコメントとしては、どうも安直な印象を免れません。

そして2。
「暗いニュースが多い中」
『麒麟がくる』、『青天を衝け』の制作統括と似たようなコメントが、ここでも繰り返されています。しかも
「ワクワクドキドキするお話」
「ピンチピンチの連続」
「ものすごい強敵たちの登場」
というのは、具体的にどのようなものであり、またどのような人物なのでしょうか。何とも能天気な印象を受けてしまいます。以前、『おんな城主 直虎』の脚本担当の森下洋子さんが、ガイドブックのコメントで似たような表現をしていましたが、どうもその時のイメージがダブるのですね。
そもそも「教科書通り」の家康像など、今までの大河でどの位描かれたかは不明ですが、要はこの人物も最初から盤石であったわけではなく、寧ろ人質としての幼少期、信長との同盟、三方ヶ原の戦いでの敗戦、本能寺の変での伊賀越え、秀吉との確執など様々なエピソードがあるわけで、これもまた、こういうエピソードをふんだんに盛り込みたいと思います位に言っておけば済む話です。
しかも上記のような、いわば人間臭い家康像は、伊賀越え以降であれば『真田丸』でかなり目にしており、そのためこの期に及んでこういう家康像を描きますと言われても、さほど目新しい印象を受けないのです。逆に、『真田丸』の焼き直しのようになるのではないかとさえ思えて来ます。

それから3。
「負けても大胆に笑みを浮かべている、逆境に負けない明るい人物なのかもしれません。松本さんならきっと乱世を終わらせ、東京の基礎をつくった、エネルギッシュな家康を演じていただけると確信しています」
大胆に笑みを浮かべていたかどうかは不明ですが、それによって心身共に鍛えられたとは言えるかも知れません。しかしそのエネルギッシュな家康像を、なぜ
「松本さんなら」
演じられるのかどうか、その辺りがどうつながるのかこれも不明。こういった点をきちんと説明せず、イメージ重視で行っている感が強いため、これも如何かと思われます。
それと東京の基礎(『江戸の基礎』の方がより正しいかとは思いますが)を作った云々と言うのなら、まずススキの生い茂る武蔵国に行かされ、そこで基礎固めから始めたこともはっきりさせた方がいいのではないでしょうか。

それにしても、最近の大河の制作統括のコメントに見られる違和感を、昨年の『鎌倉殿の13人』には殆ど感じなかっただけに、この磯プロデューサーのコメントにはちょっとがっかりです。これがこの作品への印象につながりかねないだけに、制作トップには慎重に言葉選びをしてほしいなと思います。

いずれにしてもこういう形で持ってくるということは、恐らく所謂王道大河ではないと思われます。しかし前年の三谷さんも、王道大河の人ではないだけに、似たような路線が2年続くというのも如何なものでしょうね。無論三谷さんと古沢さんはまた違うかとは思いますが。

(この項続く)

飲み物-カクテルとオイルランプ
スポンサーサイト



[ 2021/01/24 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

TopNTagCloud