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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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クリスマスについて少々

クリスマスも近いのでそれにちなんだ話を。この時期、プレゼントを受け取るためのクリスマス・ストッキングというのがあります。靴下を下げておいたら、中にサンタクロースがプレゼントを入れてくれているというあれですね。この由来は色々で、ミュラの聖ニコラウスが、身売りされそうになった3人の娘のために、干してあった靴下に金貨を入れておいたという説もあります。聖ニコラウスは、ドイツを始めとするヨーロッパ各地で有名な聖人であり、オランダ語の聖ニコラウス(シンター・クラアス)が訛ってサンタ・クロースになったようです。

一方で北欧では、オーディンの愛馬スレイプニル絡みの説があります。この時期オーディンは、亡くなった人々の精霊を連れてやって来るということで、これが後のワイルドハントのもとになったとされています。日本でもかつては、冬至の頃は祖霊が帰って来ると言われていました。要は冬のお盆ですが、北欧ではユールと呼ばれています。さて、オーディンを乗せてやってくる8本足のスレイプニルのために、子供たちは干し草をブーツに詰めて用意しておき、翌日そのお礼としてお菓子が入っていたという謂れもあります。こういう昔のヨーロッパの素朴な話を、コマーシャリズムに乗せ、赤と白のサンタスーツを考案したのはアメリカです。

またかつてこの時期は、今のようなツリーではなくヤドリギを飾っていました。このヤドリギは、古代のケルト民族に取って聖なる木でしたが、そのせいもあってかなり昔は異教徒的などと言われたようです。ツリーが一般化するのは19世紀に入ってからで、ヴィクトリア女王の夫君で、ドイツ出身のアルバート公が広めました。これも元々ゲルマンの樹木信仰(同じような信仰は、日本の御神木などにも見られます)に端を発しています。以前18世紀を舞台にした映画でツリーが飾られていたのを観ましたが、あれはちょっとおかしなものでしたね。さてキリスト教圏では斎日でもあるクリスマス、この日は色々と怪談も多いと言われています。

飲み物-クリスマスのホットワイン
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[ 2020/12/23 23:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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