fc2ブログ

ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  大河ドラマ >  大河と忠臣蔵 12(峠の群像)

大河と忠臣蔵 12(峠の群像)

『峠の群像』第3巻第2部です。

内蔵助は吉良の茶の仲間である四方庵宗偏に、茶の心得がある大高源吾を弟子入りさせます。源五は大坂の商人と身分を偽り、上方に帰るので、最後の茶を一緒にと申し出ます。そして明後日14日をと言ったところで、宗偏は先約がある、吉良様のところで茶会だとうっかり口にします。源吾はこれを内蔵助に知らせ、浪士たちも14日討ち入りを決定します。ゆうは、残されるわが身の辛さを夫に打ち明けますが、源五右衛門は、1年に1度自分を思い出してくれる人がほしいと言います。

源五右衛門と不破は、身分を隠して暮らしている仲間にこれを知らせに行きます。さらに討ち入りの手順が次々と発表されるも、ホリは一人その場を離れて涙します。当日、源五右衛門は短い間だったが楽しかったと言い、ゆうは、短い間だったからこそむつまじく暮らせたのかもと答えます。そして、町方や吉良方に狙われている店を出て行くように言いますが、ゆうは別れを惜しんでなかなか出て行こうとしません。ついに源五右衛門はゆうを外に出し、戸を閉めてしまいます。同じ頃、堀部家でも安兵衛とホリが最後の挨拶を交わしていました。また不破に会うべく江戸へやって来た美波は、小野寺十内に追い返されてしまいます。

吉良邸では茶会も終わり、上野介が障子を開けさせます。雪はかなり積もっていました。灯を入れさせようとする小林に上野介は、風が冷たいと背中の傷が痛むと言って閉めさせてしまいます。その雪の中を、内蔵助は浅野家下屋敷へと向かい、瑤泉院となった阿久里に面会します。この時内蔵助は阿久里手製の頭巾をかぶっていました。阿久里は浪士たちの暮らしぶりを内蔵助から聞き、内蔵助自身も山科で畑を耕していると話します。そのような内蔵助に、吉良様が憎くはないのか、もう来なくてもよいと阿久里は声を荒げます。

内蔵助も表から退出し、待たせていた不破とその場を去ります。その後阿久里は仏壇にふくさを見つけます。それは、浪士たちの連判状でした。阿久里は静かに内蔵助に手を合わせます。一方江戸のとある旅籠では、伝平が美波を誘って不破に会いに行かせようとしていました。内蔵助たちは隠れ家で火事場装束に身を包み、寅の上刻(午前4時)、吉良邸の前に立ちます。表門は内蔵助、裏門は主税を総大将に、それぞれ屋敷の中へ入り込み、あたかも100人以上いるかのように思わせて、相手を混乱させます。

浅野方は、常に3人1組で行動しました。刃向かう相手を斬るも女たちは見逃し、さらに奥に踏み入ったため、上野介は清水一学を浪士たちと戦わせ、3人の側近と部屋に残ります。しかし一学はその後不破たちに出くわし、3人に1人ではなすすべもなく討ち取られます。

「襲う側は時を選べるが、守る側は常に万全の構えでいなかればならない」
しかしその万全の構えが長く続くわけもなく、しかも寝込みの無防備な状態を襲われた吉良方は敗色が濃くなって行きます。無論隣近所にもこの騒動は知られるところとなりましたが、塀を乗り越えて来ない限り手出しはありませんでした。屋敷の奥にまで浪士たちが忍び込み、上野介の寝所では、小林が主の衣を借りて敵を欺きます。しかしその方法も結局通用せず、小林は絶命します。なおも斬り防ぐ浅野方ですが、足軽を逃がしてしまいます。上杉の許へ通報に行ったと見られますが、向こうが武装して攻め入っても時間がかかる、吉良様を探せとの内蔵助の命令で、浪士たちは炭小屋に入ります。
(第3巻第2部終わり)

討ち入りが現実のものとなります。大高源吾から14日に茶会があることを聞かされ、討ち入りの日取りが決まります。しかしこれは浪士たちの妻、あるいは浪士を思う女性にしてみれば辛いものでもありました。それでも嶋屋美波は、実際に吉良邸の近くまで行っているわけですが、怪しまれなかったのでしょうか。それと四方庵宗偏、ついうっかり、14日の茶会を口に出すと言う失態を演じてしまったようです。

討ち入りの前に、内蔵助は不破数右衛門を連れて阿久里に会いに行きます。この時の内蔵助は、すっかり浪人としての暮らしに慣れたと話し、内匠頭の仇を討つ気はないのかと阿久里を苛立たせます。しかし内蔵助が帰った後、仏壇を見た阿久里は、彼らの決意のほどを知るのでした。ところでこの討ち入りですが、浅野方が複数で動いたこと、ゲリラ戦の方法で戦ったこと、吉良方の家来がかなりいたことなどは評価できます。雪が作り物風なのは残念ですが、これは仕方ないですね。また比較になりますが、『元禄太平記』など吉良の家来は数えるほどしかおらず、しかも女性も間者のおとき以外出て来ませんでしたので。

そして前出の
「襲う側は時を選べるが、守る側は常に万全の構えでいなければならない」
これはナレーションの一部ですが、正にこの大河の討ち入りは、泰平の時代に於ける合戦と言えます。その「合戦」とその発端、それに至るまでの段取りにスポットライトを当てたことにより、あたかも戦国大河であるかのように、戦の何たるか、準備と諜報と戦略が如何に大事であるかを再確認させられます。

飲み物-温かいカフェオレ
スポンサーサイト



[ 2020/11/04 23:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

TopNTagCloud