ベタなタイトルですみません。まず先日書いたことですが、どういうわけか『麒麟がくる』のインスタに、画像があまり投稿されていません。11点と書きましたが、今の時点でこれなら少なすぎです。通常は放送開始時、せめて第3回か第4回放送時点で、その位の数はアップされているのではないでしょうか。ただ、その数少ない画像の中でも、一応主演の長谷川博己さんの誕生日の画像は流石にアップされていました。ケーキがかなり大きめです。
そしてこちらは、三好長慶役の山路和弘さんのクランクアップ風景です。しかしこちらはインスタではなく、ガイドブックの方に掲載されていた分です。こういうのは、インスタにあってしかるべきかとは思うのですが。しかしこの大河らしいと言うか、男性ばかりなのに衣裳の色遣いが随分と派手ですね。松永久秀役の吉田鋼太郎さんが、どちらにも登場していますが、この淡いオレンジの衣裳、あれで女性用の小袖が作れそうです。
一方で、戦国大河ではありませんが2018年の『西郷どん』。こちらはツイッター、フェイスブックそしてインスタがあり、いずれも新しい情報が入った時点でアップされていました。こちらも、主人公の吉之助を演じる鈴木亮平さんが、奄美ロケ中に迎えた誕生日の画像です。右隣は愛加那役の二階堂ふみさんです。しかしこちらもまた何とも凄いケーキですね。やはりインスタ映え狙いなのでしょうか。
それからクランクアップの画像をひとつ。中央が収録が終わった篤姫役の北川景子さん、向かって右側が鈴木亮平さんで、左が幾島役の南野陽子さんです。この如何にもおばあちゃん的な幾島、好きでした。無論こちらの画像は、いずれもがインスタにアップされていたものです。
昨年の『いだてん』から、大河は確かフェイスブックアカウントを立ち上げていないと思います(『おんな城主 直虎』もそうでした)。無論SNSを多方面に広げた方がいいのであれば、色々アカウントを作っても構わないのですが、今年の場合放送から5か月たっていて、ツイッターとインスタのみで、しかもインスタがこの状態というのは何とも寂しいものです。と言うより、SNSでの展開そのものをもう少し考えてしかるべきでしょう。もうツイッターだけにするという方法もあるのではないでしょうか。
それと公式サイトも、「トリセツ」なる解説を含めて、今年は(昨年も?)ちょっと物足りないと思われます。本来はこういうのにも、もう少し予算を割くべきではないでしょうか。何せ何十億も使って制作しているのです。その予算はPRにもそこそこ使われてしかるべきでしょう。もう少しこういう部分での意気込みを感じさせてほしいものです。ちなみにこの2つの大河、衣装はいずれも黒澤和子さんの担当ですが、流石に幕末だとそこまでは派手になりません。やはり黒澤さんは、江戸時代以降の衣裳を担当した方がいいのではないかと思われます。
ところでこれも先日書いていますが、三谷幸喜氏が『麒麟がくる』を手がけていたらどうなったでしょうか。別に私は三谷氏の熱心なファンではないし、これは憶測に過ぎませんが、恐らく明智光秀を、『新選組!』の土方歳三のように描いたかも知れません。異論もあるでしょうが、この土方のように元々は身分の低い生まれで、武士として己の身を立てたいと心を決める設定であれば、それでもいいかと思います。そして策謀好きであり、後に鬼と呼ばれたりもする。いっそダークならダークに描いてしまうのも一つの方法ではあるでしょうし、『真田丸』の時のように、戦国という非情な時代を懸命に生きる点に主眼を置くのであれば、その方がふさわしいかとも思います。
今年の光秀は、過去何作かの男性主人公(時代は問わず)に比べると、人生の転換の時期が遅いせいもあるのか、どうにも書生臭いというか青臭いイメージがあります。本当は6月の時点で信長に仕えていて、徐々に彼の下でどう生きて行くのか、その方向性が示されてよかったのかも知れません。今なお『男・直虎』のような感があるのは、彼がまだ歴史と歩調を合わせていないせいもあるのでしょう。しかしいつまでも「まっすぐな」だけでは終わらないでしょうね。ちなみに以前見かけたこの大河関連コメで、どのように描かれるのか楽しみというのを見たことがあります。しかし私としては、今までを振り返った限りでは、あまり今後が楽しみというわけにも行かないのです。
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