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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『麒麟がくる』美濃編を振り返って-1

何やら既に最終回のようなことを書いていますが、一応美濃編終了という節目であり、今後観続けるかどうかについて、まだ何とも言えない状態ですので、ここで一度振り返っておきます。まず数日前の「今後の『麒麟がくる』関連投稿について」で、このように書いています。

昨年の『いだてん』を途中でギブアップした時、あまり観たくない大河は、途中で切るという選択肢もあることを、改めて実感しました。今年もあるいはそうなるかも知れません。やはり色や殺陣に馴染めない、ストーリー展開が、主人公の記録がないこともあり、どこか起伏に乏しい、架空の人物の存在意義など理由は様々ですが、これに関してはまた後日。

実際どういう点に一番馴染めないかというと、やはり色遣いです。4Kで観ていないせいもあるのかも知れませんが、背景や衣裳の色彩が如何にも不自然であり、農民が蛍光色の着物をまとっていたり、赤の着物に黄色の袴が組み合わされていたりというのには、何か不愉快な印象さえ受けました。
また、雑兵の着物が仕立て下ろしのようにぴんとしていたりで、これらはどう考えても、化学染料と化学繊維のなせるわざでしょう。化学繊維は無論他の大河でも使われているのでしょうが、歴史物である以上、ある程度はそれらしさを抑えているかと思います。
おまけに甲冑も、様々な色のパッチワーク状になっていたりします。確かに甲冑などは、縅の色が赤などの目立つ色というのは珍しくなかったようです。また、胴の部分と草摺の部分の色を変えたりすることもあったようですが、それとはまたちょっと違うのではないかと思います。

それと登場人物のテーマカラーというのがあります。これも斎藤道三とか織田信秀はいいのですが、染谷将太さんの黄色には、私としてはちょっと抵抗があります。もう少し寒色系の方がいいかなと思います。逆に長谷川さんはブルー系、あるいは緑といった寒色系ですが、元々細いうえにさらに細く見えている感もあります。それとやはりあの青の素襖、麻の着古した感じではなく、メッシュ地にしか見えません。
それと以前、なぜ人物ごとに色を変えるのかという問いに対し、ディレクターが、人物を見分けやすいからと答えている記事を貼ったことがありますが、これもおかしな話です。そもそも人物の違いは、それぞれの人物の描写がきちんとしていれば、何もスーパー戦隊のように色別にする必要はありません。他の大河でも主な人物のテーマカラーはありましたが、かつては黄色を持って来るなどといった発想はあまりなかったと思います。男性だとせいぜい茶系、緑、ブルー系といった感じでした。

そして殺陣。合戦シーンは常に掛り太鼓が主役で、肝心の戦闘シーンがどこか控えめになっているように見えます。なぜ戦闘だけの場面だけを出さないのかと思います。こういうのも、戦国時代が舞台であるにも関わらず、戦国らしさをあまり感じさせない一因なのだろうなと思います。また三好長慶が襲撃される際に、三淵藤英や細川藤孝、そして光秀が応戦しますが、この時もあまり殺伐としたイメージがありませんでした。向こうは長慶を暗殺するために来ているわけですから、もっと殺気立った空気があってよかったでしょう。
余談ですが、谷原章介さんの武将姿はやはりかなり様になります。『軍師官兵衛』の竹中半兵衛、『風林火山』の今川義元、どちらもよかったです。特に『風林火山』の今川家は、雪斎、そして寿桂尼共々、如何にも策謀家といった感じで、あれこそ戦国大河であり、王道大河であると思ったものです。無論料理番組などでも、如何にもこの人らしい格好良さを見せてくれていますが、ロキソニンのCMはその意味でちょっと意外でした。

閑話休題。ここだけ続編の続きになりますが、本木雅弘さん演じる道三の戦闘シーンについて。道三はやはり泰然自若としていて、義龍に攻められたから、受けて立つと言った感じでよかったと思います。その意味でも、もう少し貫禄というか威圧感を出してよかったでしょう。この時の投稿で、『風林火山』の山本勘助の画像を貼ったせいか、どこかの大名の軍師が、相手の大将を狙い撃ちにしているように見えてしまいます。

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[ 2020/05/17 00:30 ] 大河ドラマ 麒麟がくる | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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