日本経済新聞のラグビー記事、及び関連ツイートについては、以前もご紹介したかと思いますが、ファンが知りたいことをかなり載せているので、今回もいくつか採り上げてみます。まずこちらのツイより。
https://twitter.com/nikkei_rugby/status/1259048239333904384 ワールドラグビーの副会長、ベルナール・ラポルト氏が、フィジーを日本同様ティア1に昇格させるようです。実際フィジーは多少の波こそあるものの、過去にワールドカップで何度か決勝トーナメント入りを果たしており、昇格してもおかしくなさそうです。
ラグビー日本 強豪国「ティア1」入りの舞台裏
日本のティア1昇格からもう2週間になろうとしていますが、この時の会長選挙に関しては、日本がキャスティング・ボートを握っていたと言ってもいいでしょう。サー・ビル・ボーモント、アグスティン・ピチョット氏共々、日本のティア1入りの意向はあったわけですが、どちらが日本を利するかという点で、ボーモント氏に票を入れたことになります。このピチョット氏に関しては、大友信彦氏が過去に色々書いていますし、その「熱さ」は認めます。ただ、日本は日本の事情があるのもまた事実でした。ところで出身国の代表にもなれる案についてですが、下手をすればいたずらに複雑化することになりかねず、ラグビーが根付いていない国の同意を得にくくなりはしないか、その点が懸念されます。
NZでスーパーラグビー再開へ 6月から、国内5チームで
3月に中断していたスーパーラグビーが、NZで再開の見通しが立っています。オールブラックスを決める意味もあるのでしょう、ただし無観客です。恐らく今年中に再開できるのは、NZだけかも知れません。日本も場合によっては可能かと思われますが、それでも秋以降であり、その時期は国際試合(テストマッチ)中心となる可能性が高いため、グラウンドの確保が困難となることも考えられます。
ラグビー日本代表戦中止 7月イングランド戦など3試合
やはりというか中止のようです。1つ前でも書いていますが、10月以降に新たに日程を組み直すことも考えられます。日本ラグビーフットボール協会公式サイトには、森会長とジョセフHCのコメントがありますのでリンクを貼っておきます。
ラグビー日本、全英代表と21年対戦か 壮行試合の最有力候補に
これはまた、実現すればビッグマッチになりそうです。全英代表、正確にはブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズは、英4協会(イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド)の代表で、4年に1度南半球3か国に遠征を行うので有名ですが、そのライオンズとの対戦は、日本に取ってはもちろん初めてのことです。ちなみに、このライオンズに選出されなかった英4協会の各代表は、同じ年にティア2の国へ遠征を行うことがありました。日本が初めてスコットランドを破ったのは、正にこのライオンズの遠征年(1989年)だったのです。ただしこの時のスコットランド代表は、正確にはスコットランドXVであり、スコットランド側は正式なテストマッチと認めていません。
それから、多くの都道府県で緊急事態宣言が解除されていますが、今後第2波の恐れもあるのでまだ注意するに越したことはなく、「密」状態の回避も続くことになりそうです。ところで医療従事者を支援するために、ラグビーエイドが立ち上がって支援を募っています。これはかつての選手や、日本代表監督を務めた故・宿沢広朗氏の長男で、現在コロナウイルス感染症治療に携わっている、医師の宿沢孝太氏も参加しています。読売のオンライン記事にこのことが載っているようですが、会員限定となっているため、公式サイトの方のリンクを貼っておきます。
ラグビーエイドRUGBYAID ~医療従事者支援~
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