fc2ブログ

ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  大河ドラマ >  『国盗り物語』まとめ-1

『国盗り物語』まとめ-1

この大河のDVDは、総集編前編は斎藤道三、後編は織田信長が中心となっています。しかし前編の後半部分で既に信長は登場し、長良川の合戦と道三の死、桶狭間の戦い、そして斎藤龍興を追放して稲葉山城を岐阜城とし、足利義昭を征夷大将軍とするまでが描かれています。この前編の最後の部分に、道三の京での妻、お万阿が尼となって明智光秀と会うところが描かれていることから、信長やその家臣たちに交じって、道三とかつての妻たちが出て来るのが前編という見方もできます。

前編での信長は、義元を倒した後は美濃を虎視眈々と狙っており、一方でまだ信長と出会っていない光秀は、義昭を将軍とすることに心血を注いでいました。本来ならば、これで室町幕府は形の上では元に戻ったのですが、将軍という地位を得た義昭は、自分が実権を握れず信長の操り人形のようになっているのが面白くありません。そこで、密かに打倒信長を企てるようになります。後編は、この打倒信長から始まることになります。

さて前編の大半の主人公である道三は、この作品では一代で油売りから身を起こした人物です。米が取れて交通の要所でもある美濃に行って、守護の土岐頼芸に取り入り、ついには美濃を統治するための作戦に出ます。その後頼芸の愛妾である深芳野を手に入れ、さらには尾張との国境に近い明智郷を治める明智光綱の末妹、那那姫を館で養育することにします。こうやって深芳野の間に男児吉祥丸(後の高政→義龍)が、小見の方となった那那姫との間に女児(帰蝶=濃姫、鷺山殿)がそれぞれ生まれ、またこの中では詳しく触れられていませんが、帰蝶の弟たちも生まれています。

さらに道三は、明智の血を引く桃丸、後の十兵衛光秀をも養育することにします。その一方で、京にも戻っており、お万阿と再会もしています。お万阿にしても、美濃に行くと言って出かけて行き、何年に一度かふらりと戻って来て、しかもこれは原作に詳しいのですが、帰ってくる度に名前が違う夫と会うと言うのはどのような気持ちだったのでしょうか。これは、後に尼僧となったお万阿が光秀と会った際に、夫である庄九郎の狂言を見るために、自分は生まれて来たと口にした、その言葉がすべてではないかといえます。実は同じ司馬遼太郎氏の『花神』も、主人公の村田蔵六(大村益次郎)が、長期間家を離れ、時折帰宅する設定になっていますが、何となくそれを彷彿とさせるシーンでもあります。

そもそも道三、元々の名は松波庄九郎の最初の足掛かりになったのは、このお万阿の奈良屋の入婿になることでした。法蓮房と呼ばれていた彼が寺を抜け、天下を我が物にする夢を実現するには、その資金が必要だったのですから無理からぬ話です。しかし美濃の守護代となり、本来の守護である頼芸を無力化するものの、肝心の嫡子である義龍(高政)が、自らの出生に疑問を抱いたことから、この道三が作り上げた王国が揺らぎ始めることになります。

しかもその道三は、この義龍ではなく光秀、さらに聖徳寺の会見後は信長をも後継者と定めており、帰蝶=濃姫と夫婦になっていた信長は、舅を助けようとするのですが、この義龍の軍勢に阻まれてしまいます。信長は後年、この義龍の子龍興の家臣の竹中半兵衛に内通させ、稲葉山城を落とすのですが、義龍はなかなか手ごわい相手でした。
(この項続く)

飲み物-カウンターとカクテル
スポンサーサイト



[ 2020/04/29 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

TopNTagCloud