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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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麒麟がくる第13回「帰蝶のはかりごと」&第14回「聖徳寺の会見」

第13回と第14回の感想とあらすじです。

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第13回
義龍(高政)は、土岐に弓引くとほぞを固めた父道三と対立して、土岐頼芸につく腹でいた。光秀もまた、道三に恩義を感じつつも、土岐頼芸にも敬意を抱いており、このままでは叔父光安と敵対すること可能性があった。しかし道三ははなから戦をする気などなく、和議を結んだ織田信秀が亡くなり、美濃はこの際守護を捨てて自立する必要があると感じていた。それを国衆に自覚させるための宣戦布告だったのである。さらに道三は、鉄砲隊を作る所存でいた。

その頃土岐の館では、頼芸が育てていた鷹が皆殺しにされ、頼芸はあわてふためいていた。そこへ義龍(高政)が訪れ、父道三の意図を伝えたため、頼芸は館を出て行ってしまう。ことの次第を知った義龍は、深芳野といた父道三に暴言を吐く。彼に取って実父は頼芸であると信じ切っていたからだった。その義龍に対して、道三はまだ家督は譲れないと言ってその場を去る。その頃駒と東庵は駿河へ向かっていたが、そこで行商姿で本を読む奇妙な男と出会う。

その男は尾張の信長はうつけであり、自分は今川に仕えようと考えていると言う。そして天文22(1553)年閏正月、平手政秀が切腹する。当時織田は一族間の紛争が絶えず、政秀は彼らを諫めようとしたが、その程度で収まるものではなかった。さらに帰蝶は、美濃からの文を見せる。それには信長と会いたい旨が書かれていた。信長は、道三が自分を暗殺するのではないかと考えるが、断るわけにも行かなかった。

その夜帰蝶は信長に、信秀が援助をしていた伊呂波太夫の一座について尋ね、根来衆や国衆とこの一座の関係が深いことを知る。そこで帰蝶は忍びで伊呂波太夫に会い、伝手で兵を雇い入れるために砂金をばらまく。また美濃では、道三が信長に会いたいと光安、光秀に打ち明け、尾張聖徳寺で会うために供を命じた。光秀は信長の顔を知っていたからである。道三は織田彦五郎から手を組むように言われており、婿に一度会おうと考えていた。さらに光秀は、帰蝶から信長を頼むという文を受け取っていた。

信長は帰蝶の頼み通り、いつもの派手な着物をまとって寺へ向かう。一方道三と家臣たちはあばら家に隠れ、信長一行を見届けようとする。その信長は原色の衣装を身にまとい、何か口にしながら馬を進めていて、道三を驚かせる。

第14回
道三は聖徳寺で信長を待った。信長は驚いたことに直垂に着かえ、供の佐々成政と前田利家という、身分も家柄もない者たちを従えていた。この会見で信長は、彼らは食いはぐれているため戦では大きな働きをすること、鉄砲のことなどを話し、また行列に加わっていた300人を超える鉄砲隊は、帰蝶が伊呂波太夫に金をやって整えたものだと打ち明け、さらに道三を待たせたのは、帰蝶に準備された道三好みの衣裳に着かえるのに、手間取ったことを話す。

道三はこの婿が気に入った。また光秀も会見が滞りなく終わったことを喜び、自邸で煕子の手料理を食しつつ、美濃と尾張の仲たがいがなくなったをも喜ぶ。母の牧は、もしそのようなことで帰蝶が美濃に戻された場合、帰蝶が既に妻帯している光秀を訪ねることを案じており、また煕子も、帰蝶が光秀を思っていたことを知っていたと打ち明けたことで、食事を詰まらせてしまう。

そして駿河では、東庵と駒は商家、そして今川家の軍師雪斎を治療して多額の報酬を得ていた。雪斎は今川のためにもあと2年は行きたいと言い、互いに奇妙な者同士であると言う。また駒は薬を手に入れようと問屋に入り、そこに菊丸がいるのを見て驚く。菊丸は味噌が売れないので、この店に奉公していたのだった。さらにその時、商売の出店料の件で、藤吉郎と土地を仕切る者たちの間でもめ、藤吉郎はケガをしてしまう。

そんな折、今川軍は尾張侵攻の足掛かりとして、村木砦を築いていた。しかし織田家の内紛で信長は動けず、道三に自分が不在の間、那古野城を守ってくれと頼む。これには光安と光秀も駆り出されることになった。しかし義龍は、信長を助けて今川と戦う父のやり方に反発する。信長を助けるということは、今川に通じている織田彦五郎とも戦うことを意味していた。これによって稲葉良通は義龍に、今こそ家督を継ぐべきと煽る。そのような美濃の内情をよそに、信長軍は天文23(1554)年正月、村木砦で鉄砲により今川軍に勝利を収める。

さらにこの頃、深芳野が世を去り、義龍の反発は強くなった。義龍は母の喪が明けぬうちにと家督の譲渡を迫り、道三は承諾してしまう。

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まず思うのですが、衣裳の色がやはりおかしい。庶民が黄色とか紫の鮮やかな色をまとっているとは考えにくいし、さらに信長が連れて来た佐々成政と前田利家の、素襖と小袖の配色にも違和感あり。それにしても話題が帰蝶のことになっていますが、あの会見の席で、あのようなことを喋るものでしょうか。あまり緊張感が感じられないなと思います。『国盗り物語』の、ほぼ無言の会見に慣れているせいかもしれませんが。それと帰蝶があれこれ出過ぎ。

そして東庵と駒、そして菊丸。どうも架空の人物だけでまとまりがちな感があります。特に東庵と駒が、どうしてもセットになりがちになるせいもあるでしょう。そして彼らがあちこちに行ってその人物のことを聞き出す、ちょっとワンパターンだなとも思います。しかし年配の東庵と駒の2人連れで、あれだけの金銭を持ち歩いて大丈夫なのでしょうか。

それから第13回で、道三が自分に食ってかかる義龍(高政)に
「言葉は刃物ぞ」
と諫めるシーンがありますが、これは『名探偵コナン』の「沈黙の15分」に同じセリフが出て来ますね。ちなみにこの作品の脱出シーンは、『相棒』の脚本担当で有名な輿水泰弘氏のアイデアということです。尚深芳野を演じた南果歩さんがゲスト出演した「聖戦」(シーズン9第10話)に、青山剛昌氏がゲスト出演しています。

あとやはり明智家のシーンが朝ドラ風。母親の牧の、戦にならなくてよかったと言うその理由、言うなればこんな感じですね。
「もし戦争になって帰蝶さんが戻って来たら、あの人またこの家に来るでしょう。あなたも結婚したことだし、あまり来られると困るのよね」
実際この大河のセリフ、既に現代語も使われていますが、元々現代ドラマ的なところもあり(故に王道大河とは言い難い)、こういうセリフの方がぴったり来そうです。そして第13回の冒頭で、光秀が引き籠るところですが、髷は結わないわ袴はつけないわで、だらしないといえばだらしない。そして急に鉄砲が出て来る。あれだけ鉄砲に固執している(ように見える)のであれば、常に何らかの形でそのことを気に掛けていればいいのに、突如引っ込めて突如出して来ているように見え、その点にも違和感があります。そういえば鉄砲職人の伊平次、京で松永久秀の紹介で会ったきり出て来ませんが、どうしたのでしょうね。

それと制作スタッフ、特に池端俊策氏、大原拓CD、落合蒋CPですが
「今の時代に通じる」
と異口同音にコメントしています。このうち池端氏は
「乱世では(中略)現実は戦いの連続です。じつは、現代も同じなんですよね。どこかに麒麟のような存在があって、それがいつかくるという希望や信念を持っていると、もっと世の中がよくなるのではないかと思います」
大原氏は
「武士であるがゆえに戦わざるを得ないけれども、武士が戦うことで世の中の平和を壊しているというジレンマを抱える、ごく普通の青年として描いていきたいのです。若き光秀が抱える社会への葛藤は、時代を問わず若者なら誰もが抱える普遍的な悩みや不安、いらだちでもあります」
落合氏は
「ドラマ作りに当たっては、戦国時代を描きながらも、現代を生きる人たちが『光秀というひとりの青年の生き方』にどれだけ自分を重ねられるかを意識しています」
とそれぞれ語っていますが、どうもこのいずれもが、現代の視点ではないかと思います。
ある意味NHKらしいなとも思いますが、こういう発想で戦国大河を作るべきなのか少々疑問です。その当時の視点としては、それこそ三谷幸喜氏の言うように、人生観も死生観も現代とは当然違うわけで、そもそも平和の概念がどれだけあったのかという方が、あるいは近いのではないかと思うのですが。

それと池端氏、落合氏いずれも、戦国時代の夜明けとか、三英傑の父親世代から描くと言っていますが、少なくとも15世紀末には、所謂戦国時代は始まっているとされています。この天文年間は戦国時代の夜明けではなく、それからかなり経っているのではないでしょうか。しかも以前NHK公式サイトの関連記事では、「ビギニング大河」などという、ちょっとよくわからない表現を使っていましたが、流石にその表記はされなくなったようです。
しかも三英傑の父親と言っても、一番長く登場したのは信長の父信秀のみで、松平広忠の出番などはごくわずかでしたし、藤吉郎の父親(木下弥右衛門)は今のところ全然出て来ません。また時代考証の小和田氏は、これについては触れていません。

ところでこの『麒麟がくる』の制作発表から丸2年になります。今年は既に2年後の大河の発表は行われていますが、コロナウイルスの影響もあってか、来年の『青天を衝け』の主なキャストは、現時点では発表されていない状況です。

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[ 2020/04/21 00:00 ] 大河ドラマ 麒麟がくる | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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