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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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若者が主人公でない大河そして『国盗り物語』

先日『麒麟がくる』関係で、制作統括の落合氏の、システムが機能しなくなったら、気鋭の若者が現れて、古いシステムと戦い変えて行くというコメントを紹介しています。私としては、これはステレオタイプであり、制作側としては若者の方が、1年物のドラマを作りやすいからではないかと書いていますが、実際1年物の大河には成長物語が多いのは事実です。しかし無論中には例外もあります。たとえば『葵 徳川三代』は家康、秀忠そして家光の三代を描くため、家康は関ヶ原直前、60歳近くなっての登場でした。『風林火山』の山本勘助も然りです。勘助の生年は明応2(1493)年と明応9(1500)年の2つの説がありますが、武田家仕官時は天文12(1543)年であり、明応9年生まれでも既に40歳を超えています。この年齢ですと、当時は最早隠居を考えていておかしくない年齢で、その年齢になってからの、表舞台への登場というのは凄みを感じさせます。

また主人公ではありませんが、それに準ずる存在として『真田丸』の真田昌幸がいます。私は以前、この大河の主人公は実は昌幸ではないかと書いたことがあり、この中でもかなり大きな存在です。この昌幸も天文16(1547)年生まれで、天正壬午の乱の時には、30代の半ばに達していました。こういう、ある程度の年齢を重ねてからの登場というのは、それまでの世渡り術や経験も生かされるため、少年または青年が大志を抱く形で始まるのとは、また違った面白さがあります。今回も最初の何回かは青年時代でいいのですが、せめて一乗谷か、あるいはいよいよ信長と出会う頃から本格的に物語が始まって、小栗栖に至るまでを40回かけて丁寧に描くという方法もあったかとは思います。『鎌倉殿の13人』は、義時がいくつの頃から始まるのかは不明ですが、兄の死で思いがけずお鉢が回って来た人物であり、三谷氏の作品でもあるため、ちょっとひねった描き方になるのでしょうか。

ところで『国盗り物語』総集編を今観ています。前半は斎藤道三が裸一貫からのし上がり、京の油屋の婿山崎屋庄九郎となった後、美濃へ向かって下剋上を狙うことになります。この前半の部分で娘の濃姫(帰蝶)を尾張に嫁がせ、嫡男義龍と不仲になり、長良川の合戦の後首を取られ、さらには甥である明智光秀が、将軍擁立に奔走するまでが描かれています。少し前にこのドラマの原作で、濃姫が輿入れの前に道三から守り刀を貰い、いざという時は婿殿をこれで刺せと言われて、父上を刺す刀になるかもしれないと答えるくだりについて触れていますが、実際に濃姫が尾張へ向かう輿の中で、守り刀を観ながらこのやり取りを回想するシーンが出て来ます。些細なことではあるかもしれませんが、やはりこういうのがあった方が、信長の伴侶となる彼女の覚悟が窺えて、ドラマが締まるように感じられます。尚この『国盗り物語』に関しては、今後また書きたいと思います。

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[ 2020/03/29 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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