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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『麒麟がくる』雑考10 続き

雑考10の続きになります。前回女性週刊誌記事からいくつかピックアップしましたが、
「光秀は緑、信長は黄色という具合に、衣装で人物を識別しやすくするといった意図もあります」
にはやはり驚きです。建物が地味だからということですが、『風林火山』などはもっと室内が暗くて、しかも皆同じような色の衣裳を着ていました。しかし主だった人物の場合、誰が誰だかわからないということはありませんでした。

また、最近の傾向として主要人物のテーマカラーというのがあります。これはドラマの中の、その人の雰囲気に合った色で衣裳を仕立てるというもので、たとえば『真田丸』の信繁の青や信幸(之)の緑、『西郷どん』の吉之助のアースカラーや正助(一蔵)のグレー、糸のブルーなどがその代表といえます。しかしその時でも、衣装で人物を識別しやすくするというコメントはありませんでした。糸が間隔を置いて登場するため、ブルーに決めておくとわかりやすいと黒澤さんは語ってはいましたが。

それから、戦のない世の中というのを非常に重視している作品ではありますが、私はこれに対しても、何度か三谷幸喜氏の『真田丸』執筆時のコメントを引き合いに出して来ました。この『真田丸』の屋敷チーフプロデューサーも、信濃の一武将である信繁の低い目線から見た戦国時代を描くと述べたうえで、このようにコメントしています。

戦国時代というと、全国各地の武将たちが天下を目指して戦い、最終的に勝ったのが信長であり、秀吉であり、家康だったという印象があります。しかし最近の学説では、それは後世の学者たちが考えた後づけの理論なんだそうです。つまり、武将たちは毎日を必死に生きていただけで、天下という意識すらなかっただろうというのです。
その学説を聞いたとき、妙に納得してしまいました。昌幸を中心とする真田家も天下を取ろうなんて考えもせず、毎日が必死で、明日また無事にご飯を食べられたらいいよねというくらいの感覚で生きていたように思えたんです。その学説のおかげで、目線を下げて描いていこうという方向性が決まりました。
(ニッコームック2016年大河ドラマ「真田丸」完全読本 P145)

無論制作統括や脚本家によって方向性は様々ですが、『風林火山』の脚本の大森寿美男氏も、殺戮や略奪が当たり前だった戦国時代を、今の価値観で判断できないと言っています。『軍師官兵衛』の脚本担当の前川洋一氏も、乱世を懸命に生きた人々の心理を探り、紡ぐといった言い方をしていることから、戦国大河というのは特に、人物や背景の見方は多少変えても、戦わなければ生きて行けないという点はあまり否定するべきでないと思います。

寧ろこのキャストで、現代ドラマを作ればどのようになるのかと思います。特にこの第10回で、光秀が道三から尾張行きを命じられ、「鬼め!」と言うシーンですが、『相棒』で青木年男や神戸尊が、杉下右京からあれこれ指示されて、誰もいないところで悪態をつくシーンをちょっと思い起こさせます。刑事ドラマはともかくとしても、日曜劇場的なドラマは作れそうです。

一方で京都の実在人物、幕府側と三好・松永勢が角突き合わせるところは面白いし、大河らしいえぐさもいくらかは感じられるので、こちらをメインにしてほしいと思うこともあります。そういえば松永久秀(弾正)が主人公の作品というのは、今まで見聞きしたことはないのですが、この人の経歴から見る限り、三好三人衆と共に主役を務めてもよさそうです。意外とこの辺りの人物のことが知られていないと思われるので。

それから4月からの大河ドラマのアンコール放送は『太平記』です。『麒麟がくる』と同じ池端俊策氏の大河ですが、私としてはこちらの方が面白く感じられます。登場人物が、多少あくが強いせいもあるでしょう。真田広之さんの足利高氏もさることながら、陣内孝則さんの佐々木道誉、武田鉄矢さんの楠木正成などなかなか魅力のあるキャラが揃っています。ただ今回は、途中までやって放棄している『太平記』のあらすじ関連投稿を完成させたいので、「徒然」はなしです。無論この時代関連で、気が付いたことがあれば書こうとは考えています。

飲み物ーホットワイン
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[ 2020/03/28 00:00 ] 大河ドラマ 麒麟がくる | TB(-) | CM(0)
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aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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