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藤井雄一郎氏のインタビューに見る協会の問題点 2

『Number Web』の藤井雄一郎氏のインタビューhttps://number.bunshun.jp/articles/-/842818関連、先日の続きになります。

ジョセフ氏の再任に関して、藤井氏が先に交渉したのはトニー・ブラウン氏(ブラウニー)でした。「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」という諺が、この場合適切かどうかはわかりませんが、ブラウン氏は現場主義で、ボスとしてのジョセフ氏と組むことを望んだわけです。ちなみにこの2人はオタゴ出身で同郷です。

またその前に、NZ協会の副会長がやはりオタゴ出身でジョセフ氏に会っていますが、これはHCのオファーという目的があってのことでしょう。さらにNZがオファーをかけたことで、日本を除く他の国が退いたこともあり、NZだけを相手にすればよくなったため、逆に日本にプラスになったとはいえます。またブラウン氏の契約に当たって、藤井氏はこのような手も使っています。

あとは、直接の交渉ですね。実際の交渉手順を少しだけ明かすと、僕はまずブラウニー(トニー・ブラウン)にオファーを持っていったんです。あそこは奥さんが強いですから(笑)。奥さんの意向を考えれば『このオファーはとても蹴れない』と思わせるくらいの条件をまず出した。そしたら、ブラウニーは『オレはジェイミーとやる』と言った。ブラウニーはヘッドコーチじゃなく、現場に専念したいタイプで、そのためにはジェイミーのようなボスと一緒に組んでいたいんです。

ブラウン夫人がどのような人物なのかはわかりませんが、まず奥さんを説き伏せ、そして旦那さんもうなずかせたというのは、選手獲得経験のある藤井氏ならではと言えなくもありません。尚ブラウン氏も、ジェイミーとやりたいといったことをツイートしていますから、その時はほぼ腹が決まっていたのでしょう。

しかしながらオファーの条件としては、それなりの厚遇が求められます。しかしこの契約時は、ことを急ぐ必要があり、それにはできるだけ、協会の負担にならないことを条件にしなければなりませんでした。では協会に負担をかけずに、契約をスムーズにするためには何が必要なのか。

わかりやすく言えばスポンサーですね。実際のところをいえば、今までについても、サニックスがジェイミーにそれなりの額を出していたんです。これは、1990年代にジェイミーがサニックスでプレーしてくれた恩義、それ以来のつながりを大切にしていたからです。日本協会として出せる金額が決まっていた以上、どこかから上乗せ分を持ってこないといけない。その分を企業が負担していたのが実情なんです。その前も、前の前も、似た感じだったと思いますよ。

これはニュージーランドでも同じで、オールブラックスと契約する時点で、アディダスからいくら、AIGからいくらが入って、トータルで何億円に相当する収入が保証されている……というような契約になっているんですね。ヘッドコーチの契約は協会が負担する年俸だけで決まらないんです。海外のメディアで報じられる契約額は、ほとんどがそういうスポンサーマネーを含んだ数字です。

アディダス、AIGはNZ協会のスポンサーであり、そういうところも何らかの支出をして、HCの報酬を補っていることになります。また藤井氏はこれに関して、日本協会がこういう世界の事情を知らなかったこと、今後は先を読んで動ける人材が必要だと話してもいます。しかし日本協会も、世界を相手にする以上は、こういう能力こそ必要であると把握しておくべきなのですが。

尚この人材に関して、藤井氏はクリエイティブという言葉を使っています。クリエイティブというと創造性があるとか、独創的であるという印象が強いのですが、この場合は恐らく、置かれた状況下で工夫をして物事を編み出すという程度の意味でしょうか。

次はサンウルブズについてです。今シーズンでスーパーラグビーを離れることになり、有終の美を期待されるサンウルブズですが、藤井氏は逆に、寧ろ日本に取ってはスーパーラグビーに売り込むチャンスだとも言っています。それはなぜでしょうか、また、再びスーパーラグビーに参加することのメリットは何なのでしょうか。そして、なぜスーパーラグビーを外されることになったのか、藤井氏はこれも日本側の交渉能力の欠如と語っています。こちらの方も、日本協会に求められているものは大きいと言っていいでしょう。
(この項続く)

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[ 2020/03/21 00:30 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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