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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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大河ドラマとそのタイトル

ここのところ『麒麟がくる』と他の戦国大河の、特に『真田丸』との比較について書いています。またタイトルに関していえば、『真田丸』の脚本担当である三谷幸喜氏の、次の大河である『鎌倉殿の13人』についても触れています。

大河ドラマのタイトルも実に様々です。昔は原作付きの作品が多かったので、その原作のタイトルをそのまま取った物もありますし、『風と雲と虹と』のように、原作とは違ったタイトルをつけた物もあります。それ以外に主人公となる人物の名前を持って来た物も多く、タイトルを見ただけで誰を描いているのかがわかるので、かなりわかりやすいといえます。あと『太閤記』のように、このタイトルならこの人物というケースもあります。

大河60|NHKアーカイブス

一方で、主人公の人物像や行動に関連してはいるものの、そのものずばりではないタイトル、さらに今年のように、それ自体が主人公の願望を現しているようなタイトルもあります。その中には、原作のタイトルをそのまま持って来た物(『樅ノ木は残った』、『春の坂道』、『峠の群像』など)も多く見られます。元々これは前述のように、80年代頃までは原作付きが当たり前だったせいもあります。特にこの『春の坂道』ですが、戦国から泰平の世までの道のりを意味しており、主人公の理想を表現しているという意味で、『麒麟がくる』に近い物があります。ただこの場合、主人公自身が坂道を歩いて行くという点が、『麒麟がくる』とはやや異なっています。

あと『春の波涛』という大河もあります。これも原作がありますが、タイトル自体は大河のオリジナルです。これが何を意味するのか、実はあまりきちんと観ていないので、残念ながら現時点ではよくわかりません。

来年の『青天を衝け』は、渋沢栄一自身の漢詩がもとになっています。これもちょっと珍しいです。『風林火山』に近いですが、もちろん「風林火山」そのものは孫子の言葉が元になっており、山本勘助が作ったわけではありません。

ところでその『青天を衝け』、今のところNHK ONLINEにアップされている記事は2つのみ(1つは会見動画)です。実はこれは、再来年の『鎌倉殿の13人』と全く同じです。このせいで、来年の大河が一瞬どちらだがわからなくなることがあります。それとやはり来年のは多少弱いというか、地味に感じられます。無論これは、三谷幸喜氏がかなりアピールしているせいでもあるのですが…。制作側は考えておかないと、その次の作品に話題を持って行かれそうです。

しかし三谷さん、動画の最後でああ言うところが如何にもこの人らしくはあります。詳しくはまた。

飲み物-バーのビール
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[ 2020/02/23 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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