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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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清盛とホームズ

まず大河『平清盛』に関して。私はリアルタイムで観ていないため、後でDVDで観たのですが、この作品には確かに従来とは異なった演出方法がありました。それもまた観る観ないで二分された一因かと思います。ただ合戦の描写などはそこそこ納得できるものでした-平治の乱が、『花燃ゆ』の大田絵堂の戦い同様、冬でなく夏になっていましたが。

あと後白河法皇を演じた松田翔太さんが当時20代後半で、老けメイクを施しても、今一つ50代の法皇の雰囲気ではなかったのは惜しいところでした。さらにこの作品は、和歌が出て来るシーンが何度かありましたが、それが如何にも和歌風なフォントで、しかもカラー文字で登場したのには、やや違和感を覚えもしました。

同時期に放送されていたBBC『SHERLOCK』でも、メールの本文(日本語版)を字幕で出す場合に、確か似たような手法が使われていましたが、個人的には、こういうやり方にはあまり同意できませんでした。尚この『SHERLOCK』も第2シーズンまでは楽しめましたが、その後本来の謎解きがやや薄れた感があるのに加え、メディアがやたらに取り上げたことへの反発もあって、結局最終シーズンは観ないままでした。

今でも好きなのはグラナダ版、あるいは三谷幸喜氏の人形劇(パペットホームズ)や映画『ミスター・ホームズ』であったりするので、どちらかといえば「シャーロック」より「ホームズ」を重視しているのかもしれません。ただ『ミス・シャーロック』は好きでした。日本人女性のバディ物と言う、ホームズ関連では異色の存在というせいもあるでしょう。

フジ系の『シャーロック』に関しても、関連投稿で書いているように、BBC版同様どこか原作を意識させられている部分はありましたし、ちょっと凝り過ぎではないかと思われるところもありました。これも前に書いてはいますが、以前日テレ系列で放送されていて、リアルタイムで何度か観た『臨床犯罪学者・火村英生の推理』の方が、私としては受け入れられるようにな気がしました。

有体を言ってしまえば、この主人公2人(火村とアリス)も結構ホムワト的な存在ではあるのですが、原作はもちろんホムワトではなく、あくまでも有栖川有栖氏の作品となっています。まあ広い意味で言えば、『ガリレオ』も『相棒』も、人物設定はいくらかホムワト的ではあるのですが、ストーリーを多少それらしき物にとどめるのか、あるいはホムワトのパスティーシュ的な物として制作するのか、また後者の場合、時代背景その他をどう動かすかで、受け止める物に多少の違いは出て来るでしょう。

何やら無理やり『平清盛』からホームズ関連にシフトさせた感が無きにしも非ずです。敢えて共通点を探すとすれば、『平清盛』で重盛を演じた窪田正孝さんが、『火村英生の推理』ではアリスこと有栖川有栖を演じていたという点でしょうか。

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[ 2020/01/23 01:00 ] ドラマ | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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