まず、『麒麟がくる』の公式サイトが、15日から更新されるようになりました。
大河ドラマ『麒麟がくる』
(NHK ONLINE)
やっとアップされたかといった感じです。動画を見た限りでは、当然ながら如何にも戦国らしい雰囲気です。
ところで『いだてん』が昨日で終わりました。最終回の視聴率は8.3パーセントだったとのことです。結局2月以降、数字が2桁に返り咲くことはなかったのですが、これに関してはまた日を改めて書きたいと思います。しかし主人公の1人であった金栗四三氏は、東京高等師範学校(筑波大学)のOBですが、後輩の福岡堅樹選手の方が有名になってしまいました。
あとツイートの数がかなりのものだったようですが、何か既視感があると思ったら、『直虎』の時も似たような感じでした。尤も私がトレンドを見た時は、むしろ『麒麟がくる』の方がベスト5入りしていたのですが。
私としては楽しめない大河でした。この大河の制作関係者には、何らかのペナルティがあってもいいかと思うほどです。以前同じことを、『花燃ゆ』制作の土屋勝裕氏にも感じたことがあります。この土屋氏は、その後別の時代劇の演出を手掛け、こちらはそこそこうまく行ったようです。
スペシャルドラマであればこれでもよかったでしょう。しかし大河という、年間50回近くかけて放送するドラマとしては無理があったと思います。再来年もそうですが、NHKは、大河の視聴者が何を求めているのか何ら知ろうともしないまま、候補地の要請や近未来のイベントなどでテーマを決めているようにしか見えず、その割に受信料だけは取り立てたがるようです。
NHKといえば、業務見直しの一環としてこういうのもありました。イギリスのジョンソン首相が、BBCを有料放送化するとコメントしていますが、NHKも最終的に同じ方法でいいかと思います。まず、受信を停止できるようにしてもいいでしょう。
NHK、BS1とプレミアム統合へ
(産経ニュース)
ついでながらNHKの大河の企画放送は、かつての日本ラグビーフットボール協会のやり方にダブります。「かつての」という言葉を使うべきなのか、ちょっと迷います。今だってやり方を間違えれば、似たような結果になりかねないのですが、それはともかく。閉鎖的な組織にありがちなことですが、経験者同士で固まりがちなこともあり、何らファンを引き寄せる策を打ち出せず、代表は勝てないままで、当然ながらファンは離れて行きました。
ラグビーといえば、今度サンウルブズに加入する布巻峻介選手が、スコットランド戦後、JSPORTSの解説席から選手をねぎらいに行ったことがありました。NHKの「これはもう奇跡ではない」も確かに名言でしたが、こちらもまた印象に残りました。JSPORTSは全試合放送したせいもありますが、色々な点で面白く観られましたし、その意味ではやはり「ラグビー観るならJSPORTS」なのでしょう。
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