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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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葵徳川三代徒然-29

大坂冬の陣を懸念した朝廷は、慶長19(1614)年、和議を行うように家康の許に勅使を差し向けます。しかし家康はこれは武家と武家の争いと知らぬ顔です。勅使がこれは勅命であると言うことで、やっとことが和議の方向に動き出し、家康は加藤家から献上された八代みかんを勅使に持たせます。そして常高院と阿茶局が京極高次の陣所で会見し、所領は安堵のこと、淀殿の江戸下向は不要のこと、しかし大坂城の二の丸三の丸は取り壊すことといった和議の条件を聞かされます。大坂方は当然取り壊しには反対で、千姫を盾に一戦交えようといった意見まで出ますが、結局誓紙の取り交わしが行われ、豊臣方は条件を呑むことになります。もちろん家康だけでなく、秀忠も誓紙を取り交わしていました。秀忠は関ヶ原遅参の原因である上田合戦で、対峙した真田幸村を今度こそは討ち取ろうと思っており、また幸村も同じ考えであることを知ります。さらに大坂に向かった阿茶局の前に、千姫が姿を現します。

しかし早急な二の丸、三の丸の打ち壊しに豊臣方が難色を示します。さらにこの件で牢人たちが怒り出し、彼らをすべて放逐する策が打ち出されますが、逆に幸村は、今度は牢人だけで戦おうと提案します。その後秀忠も上方を去り、江戸へ戻ってお江を喜ばせます。秀忠は常高院の働きを評価し、浅井三姉妹は強者ぞろいじゃと言って、兄弟姉妹の結束を説きます。しかしここでも竹千代は頼りなげです。しかし大坂城の蓄えも苦しくなり、3月になって常高院たちは、駿府城にいわば金の無心に出かけます。ところが家康は、京都所司代が大坂に不穏な動きがあると知らせたとのことで、彼女たちを人質に取り、さらに秀頼に国替えを命じます。これに応じようとする秀頼ですが、淀殿は許そうとせず、潔く討死するべきと声を荒げます。そして片桐且元は、大和龍田に所領を与えられ、大坂城は既に牢人たちが横行している有様と家康に伝えます。それはあたかも、飼い犬に手を噛まれたが如き状態でした。

家康は且元に、秀頼が側室に産ませた子について問いただしますが、かつて傅役を務めた且元に取って、こればかりは家康に知らせるわけには行きませんでした、家康は意に介しませんでしたが、ついに息子で名古屋城主の義利の婚礼に向かわんとする際、秀頼の大和郡山への国替えの拒否の知らせを受けます。これにより、福島正則を除く諸国の大名を大坂攻めに向かわせ、秀忠の妻お江は、自分も大坂に行くと言い出す始末です。暴走する牢人に手を焼く治長は、意見の違いから弟治房に切りつけられる破目になります。4月24日、淀殿に家康の意向を伝える目的で常高院が大坂に戻りますが、淀殿の肚は既に決まっていました。一方家康と秀忠は、大坂方が野戦に打って出ることを知ります。そして浅野幸長と大野治長が衝突、5月5日には道明寺の戦いが起こり、方々で牢人たちと大名たちの争いが繰り広げらえれる中、秀頼も出陣することになります。しかしその秀頼にもたらされたものは、牢人たちの苦戦と戦死の知らせでした。

まず「役目大儀」、あるいはそれに類する表現が3回登場します。
勅使に家康がかけたもの
家康が常高院と阿茶局にかけたもの
家康が片桐且元にかけたもの
淀殿が常高院にかけたもの
この「役目」の多くは、片桐且元以外、大坂の陣に何らかの形で絡んでいます。無論且元にかけたものの、結果的にはうまく行かなかったものの、大坂城の内部を探るために、何らかの形で聞き出そうとする家康の意図が読み取れます。しかし秀頼は国替えにも応じようと言い出す物の、淀殿は城を枕に討ち死にせよと言い放ちます。その後、秀頼を逃がそうとしても牢人共に襲われるからと妹の常高院に話しますが、秀頼が家康の言いなりになることで、最終的には幕府から追いつめられるであろうと考え、その様を恐らく黙って見ていられなかったとも取れます。

ところで後藤又兵衛が功を焦るなと言われる辺りに、既に道明寺の合戦の敗北が示唆されています。『真田丸』で初めて大坂の陣のシーンを見た人がこの大河を観ると、かなり描かれ方が違うと感じるでしょうが、この作品ではこういう描かれ方になっています。当たり前ですが、それぞれのキャラもかなり違っています。そしてあちらの宇喜多秀家の中の人が、こちらでは兄に斬りつけた大野治房を演じています。また牢人たちが家康を倒すという「義」の旗印のもとに集う姿が、こちらではもっと泥臭い感じで描かれてもいます。しかし牢人たちを養う金銀は既に大坂城になく、なのに城内は牢人で溢れかえっていたため、行き場を失った彼らの暴走、ひいては夏の陣も時間の問題であったといえます。それから京都所司代による、京都市中の牢人のつけ火の件、これは幕末に江戸市中でわざと狼藉を働いた、薩摩御用盗を連想させますね。それにしても大坂の南部に於ける野戦というのは、南北朝の頃の戦いを彷彿とさせます。その当時は無論、楠木正成と幕府方である六波羅探題との戦いでした。

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[ 2019/10/27 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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