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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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南半球強豪勢との試合及び歴代の代表監督(HC)たち

まず先日書いていたSANZAARとの会談について。日本の南半球最強決定戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップへの参戦プランが具体化しています。

日本、南半球最強決定戦の参戦具体化 英誌にWR幹部が明言「2021年が目標」
(The Answer)

記事中の、ワールドラグビーのピチョット(ピショート)副会長の発言によると、今後6か月以内に戦略的ね計画を打ち立て、来年には許可が下り、再来年に実現の運びとなる予定です。一方でスーパーラグビーに於ける日本の今後について、現時点で詳しい情報はありません。

それから先日、代表チームのHCまたは監督について触れています。ワールドカップが始まったのは1987年でしたが、その時は同志社大の監督を務めた岡仁詩氏がチームを率いていました。しかし直前になって宮地克実氏に代わります。こういう直前の監督交代劇のせいか、あるいは経験不足のためか、日本の第1回ワールドカップの成績は3敗で(当時は4チーム×4プール制)、しかもイングランドには大量得点を許しました。その後紆余曲折を経て、1989年に宿沢広朗氏が就任します。宿沢氏は情報収集と緻密な試合分析とで、第2回ワールドカップでアイルランドに善戦し、ジンバブエから勝利を挙げます。

その後新日鉄釜石(当時)で現役時代を送った小藪修氏が就任しますが、この人は情報収集などにあまり力を入れず、フィジカル面を重視しました。この方法はワールドカップでは全く歯が立たず、特にニュージーランド戦の145失点はファンを失望させました。小藪氏の後はサントリーの山本巌氏が2年務め、そして平尾氏となります。この頃から代表に外国出身選手が多くなり、「チェリーブラックス」(チェリーブラックスとオールブラックスをくっつけたもの、ニュージーランド出身が多かったため)と揶揄されるようになります。しかしこのチームもワールドカップではうまく機能しませんでした。

平尾氏が2000年のアイルランド戦後辞任し、向井昭吾氏が監督となります。この時代表選手の協会出向が実現し、選手を一定期間拘束できるようになりますが、まだ完全に軌道に乗っておらず、かなり負け試合が多い時期でした。しかし2003年のワールドカップでは全敗ながら一定の評価を得ています。ブレイブ・ブロッサムズという名称になったのはこの時です。その後萩本光威氏が監督となりましたが、若手中心のメンバーのため成績は振るわず、その後初めての外国人監督となったエリサルドHC(この時からヘッドコーチの役職名が定着)は、後に自国クラブ役員との兼任が発覚して辞任、後釜には日本でもプレイした経験のある、元オールブラックスのジョン・カーワン氏が選ばれました。

カーワン氏のやり方は一定の効果はあり、チームもいい状態ではあったものの、強い相手になかなか結果を出せませんでした。尚この時、田中史朗、リーチ マイケルといった選手が代表デビューしています。結局2011年のワールドカップ後カーワン氏は辞任、そしてエディー・ジョーンズ氏、ジェイミー・ジョセフ氏と続きます。ジョーンズHCは順目(展開と同じ方向)にボールを保持することを重視したのに対し、ジョセフ氏はそれにキックを採り入れる方法を重視し、これは今も継続されています。またジョーンズHCになって、久々にワールドカップで勝利する、しかも南アに勝つという偉業をやってのけました。

このジョーンズ氏の対南ア勝利と、今回の日本の予選リーグ突破は、強豪を倒したという点では共通していますが、実は似て非なるものです。前提となる戦い方が違うためです。また、この前は南アに勝ったのに、なぜ今回は負けたのかと思う人もいるかもしれません。しかし前回は予選リーグでの試合であり、今回は決勝トーナメントの試合である以上、それぞれの力の入れ方は異なって来るというのが理由として挙げられます。

飲み物-パブのビール3杯
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[ 2019/10/26 00:45 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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