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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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葵徳川三代徒然-26

家康は市姫を失ったお梶に、養子として息子の鶴千代を託すことにします。一方秀忠とお江は、国千代が所領を持つこと、そして織田家の血を引く姫を妻に迎えることに心を砕いていました。しかし家康は秀忠に、もっとほかで子供を作るように言います。さらに家康が政仁親王を駿府に呼びよせた件で淀殿は怒り、大野治長も敵意を露わにします。無論幕府方もいざという時に備え、武器を大量発注していました。そして家康は秀忠との会見を申し出ます。無論淀殿はいい顔をしませんが、秀頼はその気になっており、しかも豊国神社に詣でてから家康との会見に出席することにして、織田有楽斎を感心させることになります。淀殿はこれが吉と出るか凶と出るかを占わせ、実際は多難であるにも関わらず、片桐且元は吉であると言わせて何とか辻褄を合わせます。さらに高台院に使者を送り、会見の場に同席するように求めます。

慶長16(1611)年3月28日、家康と秀頼は会見します。この場にはもちろん高台院もいました。家康が飲み干した杯を直垂姿の秀頼が受け取ったことは、主従関係が逆転したことを意味していました。また家康は子供たちに官位を授かり、さらに後陽成天皇の譲位により、政仁親王(後水尾天皇)の即位を見届けます。この頃家康の宮中への介入は、かなり強いものとなっていると同時に、秀頼は侮れないと強く感じるようになっていました。このような中、城の普請をやらされる西国大名の中で、当然というか福島正則はいい顔をしません。加藤清正や池田輝政からは、不服あれば国へ帰って挙兵しろとまで言われてしまう有様です。また秀忠は、かつて自分が側室にしたお静が、息子を産んだことを大姥局から知らされます。実はお静は宿下がりをさせたものの、その後密かに城へ戻していたのでした。

秀忠は土井利勝を呼んでお静の許にやり、息子には幸松という名を与えます。無論このこともお江には知らされていませんでした。そのお江は、関白九条忠栄が即位に関する将軍家への礼のため、江戸に下向したのに付き合って、江戸城に入った完姫と久々に対面して涙を流します。このような中、家康の嫡男竹千代は、がさつで学問嫌いという噂が飛びかっていました。実際竹千代は魚や鳥に石を投げたりと乱暴な一面があり、お福は小姓を代わりに叱責します。しかし竹千代は、自分を殴ってくれとお福に頼み、お福は心を鬼にして竹千代を平手打ちにします。その年の秋に江戸へ来た家康は竹千代、そして国千代に菓子をやりますが、国千代が兄と同時に手を出そうとしたのを諫め、お前はいずれ兄の家臣となる身だと叱るのでした。

家康が宮中にあれこれ口出しすることを、当然淀殿はよく思いませんが、ただ豊臣家に徳川家に匹敵するだけの知恵者がいるようには見えません。そんな中、秀頼が自ら進んで家康と会い、さらに秀頼が持つ一種のオーラに家康は深く感じ入ります。実際秀頼は、自分は徳川家の家臣で構わないと思っていたことでしょう。それに淀殿があれこれ口を挟まなければ、仮に徳川とうまく行かなかったとしても、まだ解決策はあったかと思うのですが…それにしても、こういう場で高台院に同席を頼む辺り、「困った時の高台院」といった印象があります。そして淀殿もそうですが、福島正則も家康のやり方にいい思いを抱いていません。というか、この人は関ヶ原の時点で既に利用されていたのですが。

そして家康の息子と孫たちです。秀忠によそで子を作れというのは、いざという時に大名と縁組みを行い、ネットワークを強固にするという目的があってのことと考えられます。実は既によそで子を作ってはいるのですが、やはりそこはお江の目があります。このお静の子が、後の保科正之です。一方お江は、子供の頃に生き別れた娘完姫と何十年ぶりかに対面します。この時既に完姫には長男康道が誕生していて、その後も6人の子を産み、後に彼女の血は多くの公家や大名家とつながることになります。しかしそのお江ですが、舅家康が、お福が育てている竹千代は嫡男であること、国千代はその家臣となるべき人物であると主張するのに不満があるようです。この家康の菓子の話は割と有名ですね。

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[ 2019/09/29 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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