『麒麟がくる』の新キャストが発表されました。
《2020年大河ドラマ》“戦国武将&戦国の華” 出演者発表
(NHK ONLINE)
如何にも大河といった顔ぶれが目立ちます。個人的に佐々木蔵之介さん、谷原章介さんにはまた出演してほしかったので、願ったりかなったりです。谷原さんと眞島秀和さんは、『軍師官兵衛』でそれぞれ竹中半兵衛、顕如の役で出演していましたね。これは、前川洋一さんが脚本に加わるということもあるのかもしれません。佐々木さんは『風林火山』以来ですが、秀吉とは意表を突いたキャスティングです。実は官兵衛つながりで、濱田岳さんが秀吉かとも思っていましたが、この人は今は金太郎のイメージですね。
それから、松永久秀があの俳優さんとは如何にも適役です。足利義輝を演じるのは誰になるのでしょう。今川義元役の愛之助さんとはあるいは『まんぷく』つながりでしょうか。こちらは未だに『真田丸』の大谷刑部の印象です。無論太原雪斎や寿桂尼などの配役も気になります。ところで明智光秀の妻熙子ですが、この名は割と最近広まったものといわれています。元々『国盗り物語』では、光秀の妻の名はお槇でしたし、他に伏屋という名でも知られています。
しかし、足利義昭が『ミス・シャーロック』の礼紋警部というのはやや意外ではあります。
それとこのページで気になる点があります。
振り仮名が多い
カタカナ語が多い
この2点です。愛妾とか梟雄などの振り仮名はまだわからなくもないのですが、海老蔵さんのコメントの「精一杯」などに振り仮名は必要なのでしょうか。
また落合プロデューサーのコメントに、トラディショナルだのエネルギッシュなどとありますが、これも日本語に置き換えられるのではないかと思います。たとえばトラディショナルは「外連味の無い」でもいいでしょうし、「エネルギッシュ」は「勢いのある」でもいいでしょう。同じカタカナ語を使うのであれば、トラディショナルよりも「オーソドックス」の方が一般受けするかもしれません。
この大河は制作発表時から「ビギニング」という言葉も使われていますが、これも「草創期」ではいけないのかなと思ってもいます。但し戦国の草創期といえば、恐らく武田信虎の世代で、光秀の時代は第二世代に入って来るでしょう。戦国初期ではなく前期と捉えた方がいいかもしれません。この辺がちょっと腑に落ちない点で、何度かNHKにも伝えてはいるのですが、一旦出した看板を引っ込めるわけに行かないのでしょうか。
それからこの投稿でこのニュースというのも何ですが、
路上で女性押し倒し体触る 容疑のNHKチーフプロデューサー逮捕
(産経ニュース)
Nスぺにも関わっていたようですが、NHKはちょっと不祥事が多くないでしょうか。来年の大河は期待するものの、こういう点は如何なものかと思います。
スポンサーサイト