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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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気づいたことあれこれ 10(9続き)

先日の皇位継承について、今少し。かつて日本史上には、推古天皇をはじめ8人の女帝(女性天皇)が存在していました。しかしそのすべてが、たとえば次の男性の継承者が年若いなどの理由での、ある意味ピンチヒッター的存在でもありました。奈良時代末期に君臨した孝謙(称徳)天皇のみが、他にふさわしい男性の継承者がいないということで、女性としては異例の皇太子となっていますが、一旦退位した後に重祚した後は、弓削道鏡が取り入ったり、次の継承者が決められなかったりで、やや不安定でもありました。またこの8人の女帝は、皇后出身で即位した人物を除けば生涯独身でした。

そのため日本史上は、所謂女系の天皇が存在しません。女系というのは内親王や女王などの女性皇族と、皇族でなく、皇位継承権のない男性との間に生まれた人物が即位することをさします。前出の女帝は、すべて男性皇族を父に持っていました。そのためいうなれば男系女性天皇、男性皇族の娘である天皇ということになります。最近では諸外国の王室でも、男女を問わず長子相続が増えてはいますが、日本とリヒテンシュタインでは、今も男系男子のみによる継承となっています。

男性のみの継承という点では、サリカ法というのがかつてありました。これは元々は土地相続に関する法でしたが、ヨーロッパ、とりわけフランスの王位継承に影響を与え、そのためフランスに女王が誕生しなかったともいわれています。但しかつてのフランク王国の場合、女系の男性の相続権はあったようです。またドイツもこのサリカ法の影響を受けており、そのため同君連合であったハノーファーとイギリスは、ヴィクトリア女王の即位によって連合を解消しています。

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[ 2019/05/25 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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